関東バス・アーカイブス「味わい」
過去のヘッドライン (2022年上期)

Headline News Archives 2022

関東バスヘッドライン 過去記事 (2022年1月~6月)

→これより過去の記事は過去のヘッドライン(2021年1月~12月)

関東バス_全国矯正展シャトルバスに関東バスを充当
全国矯正展のシャトルバスを関東バスが担当した。画像は6/5に充当されたD2427。
D2427 東京駅(丸の内ビルディング前) 2022.6.5
(画像提供:三鷹様)


■全国矯正展のシャトルバスを関東バスが担当。


2022(令和4)年6月4日と5日の2日間に渡り、 社会に貢献する刑務活動を一般に周知する目的で「第62回全国矯正展」が北の丸公園内にある科学技術館にて3年振りに開催されたが、 「東京駅~科学技術館」を結ぶ無料シャトルバスの運行を関東バス丸山営業所が担当した。
充当車両は6月4日がD7207,D7202,D2425の3台、 5日はD2427,D7203,D7209の3台で、 行先表示は「貸切」で固定されていた。

シャトルバスは東京駅の丸の内ビルディング(通称丸ビル)前の行幸通りから出発し、 往路は科学技術館まで直行、復路は途中竹橋駅にて降車扱いを行った上で東京駅へ向かう措置が取られていた。

会場の科学技術館では、 特別矯正監及び矯正支援官と呼ばれるゲストによるテープカットや、 「社会に支えられ貢献する刑務作業~コロナ禍の中で~」をテーマに、 コロナ禍における刑務作業の現状等についてパネル等による紹介が見られたほか、 全国刑務所作業製品展示即売会が催された。


→6/5のシャトルバスに充当されたD7203と、ダッシュボード付近に掲出されたサイン。
(画像提供:三鷹様)

(情報提供:三鷹様, オガ様 | 2022/6/5)





■B1153が除籍、代替はB1966。

関東バス_新車のB1966が到着
5/26にB1966が到着した。画像は工場に入り回着整備中の姿。
B1966 武蔵野営業所 2022.5.26
(画像提供:三鷹様)


関東バスに残る1100代「KL-UA452KAN改」はあと4台となり、 全車引退までカウントダウンに入った状態だが、 このほど久しぶりに一般路線車の新車が投入され、 また1台の1100代が関東バスから姿を消した。

2022(令和4)年5月25日、 武蔵野営業所に所属していたB1153の除籍へ向けた準備作業が開始されたことを確認した。 そして翌26日には代替となる新車のB1966「2RG-LV290Q3」(多摩200か36-66)が到着した。 今回の新車投入は2020(令和2)年9月24日に到着したB1965以来のこととなった。

このたび除籍されたB1153は、 除籍へ向けた作業に際して社番がきれいに消された状態で武蔵野営業所を後にしている点が今までとは異なる。

今回の車両代替により、 武蔵野営業所に残る1100代はB1156,B1157の2台のみ、 関東バス全体でも阿佐谷営業所に残るA1159を加えても計3台のみとなった。 ただB1157に関しては2013(平成25)年から長らく纏っていた日本バス協会のフルラッピングが解除されており、 B1156,B1157の継続検査は共に7月であることから、 今後予断を許さない状況となっている。


→B1153は5/25に除籍へ向けた作業が行われた。社番が丁寧に剝がされているのが判る。
(画像提供:三鷹様)
→5/26にはB1153の登録ナンバーが外された状態で留置中の姿が見られた。
(画像提供:三鷹様)
→5/9にはB1157が約8年半振りにラッピングが解除された。
(画像提供:うえっぴ様)

→B1966の型式写真を追加しました。
→B1153ほか、晩年の型式写真を追加しました。

(情報提供:三鷹様, うえっぴ様 | 2022/5/26)


■バスとタクシーのひろば イン 小平2022にB3008が展示。

関東バス_3008とかんにゃん。
イベント会場には「かんにゃん。」も訪れ、3008と同一ファインダーに収まった。
3008[武蔵野] ブリヂストンイノベーションギャラリー 2022.5.21
(画像提供:ねりたっかー様)


2022(令和4)年5月21日に「バスとタクシーのひろば イン 小平2022」が 東京都小平市の西武拝島線・国分寺線小川駅近くにあるブリヂストンイノベーションギャラリーの駐車場で開催された。 イベントは荒天中止とされ、当日はあいにくの天候となったが無事に催された。

イベント当日には、関東バスでは事前に予告された通り3扉車であるB3008「U-UA440HSN」が展示された。 会場では車両内部が公開されたほか、関東バスキャラクターである「かんにゃん。」も姿を見せた。 また、事前参加申込制でバスとつな引きするイベントも実施された。

当日展示されたB3008は、 この日のイベントのために登場当初の標記である「一般乗合 3008」が1日限りで復活、 イベント会場に訪れたバスファンを喜ばせた。

「3008」は0815頃に武蔵野営業所を出発、八幡町交差点で伏見通りに入り、 東伏見交差点で青梅街道を左折し西進してそのまま新青梅街道を経由してイベント会場入りした。 復路は14時のイベント終了後まもなく会場を後にして、往路と同じ経路で戻ったものと推測される。

こうして1日限りの復刻仕様を見せた「3008」だが、 5月23日には早速通常仕様に戻される作業が行われて24日には第五小学校に再び留置されていたが、 今後の動きが気になるところだ。


→小平市にあるブリヂストンイノベーションギャラリーへ向けて走行中の3008を捉えた。
(画像提供:6621様)
→イベント会場に佇む3008の様子。
(画像提供:ねりたっかー様)
→イベントを終えて帰途に就く3008。1日限りで「一般乗合 3008」が復活した。
(画像提供:三鷹様)
→5/23には社番が元に戻された。
(画像提供:三鷹様)

(情報提供:6621様, ねりたっかー様, 三鷹様 | 2022/5/21)


■B3008が営業運転に復帰、そして再び離脱。

関東バス_B3008が継続検査
このほど継続検査を受けたB3008が、約4年振りに営業運転に復帰した。
B3008 武蔵野八幡宮付近 2022.5.9
(画像提供:ハーバーランド様)


2022(令和4)年5月5~6日にかけて継続検査を実施したB3008「U-UA440HSN」だが、 このほど5月9日に吉50,臨吉50「吉祥寺駅~成蹊学園」で営業運転に復帰したことを確認した。 当サイトにて確認している限りでは、 B3008が一般路線の仕業に就くのは2018(平成30)年6月以来3年11か月振りのこととみられる。

今回の運用復帰にあたり、継続検査時には見られなかった最新のPASMO/SUICA対応のステッカーが貼られている。

B3008が運用離脱する前に運用されていたのは今回と同じく吉50となるが、 以前と異なる点は、吉50の増発便扱いとしての運行となっており、 成蹊学園行きの行先幕表示は2016(平成28)年に追加された吉50[直行]ではなく、 2008(平成20)年に行先幕が新調された際に収録された臨吉50[急行]だったことが特筆される。

5月9日のB3008は、増発3便体制のうちの1便を担う形での運行となったが、 残り2台の行先表示は吉50[直行]臨吉50[直行]が両方見られるなど、 車両により表示が異なっていた。 ちなみに吉祥寺駅行きについては、 朝7~8時台は通常便の吉50として運行されていたほか、 一度入庫してその後10時台に再出庫した後は、 全て臨吉50[急行]として運行された。

武蔵野営業所から出庫の時刻について、 以前のダイヤより約10分程度早くなっており、 0705頃には吉祥寺駅に到着している。 また、 以前は出庫便も営業運転を行っていたが今回は回送で吉祥寺駅へ送り込まれている点が以前とは異なる。 更に、 増発便扱いのため、 吉祥寺駅からの入庫時にも営業運転による入庫便ではなく、 成蹊学園に到着後そのまま回送で車庫に戻っている模様だ。

5月9~12日に充当されたB3008のダイヤは、 参考までに以下の通りとなっていた。

(1)吉祥寺駅発0711,0733,0755,0822,0850(※1)
(※1)成蹊学園にて五日市街道上の停留所で客扱い後に回送入庫、再度出庫し(2)へ続く

(2)吉祥寺駅発1035,1105,1135,1205,1235,1305(※2)
(※2)成蹊学園にて五日市街道上の停留所で客扱い後に回送入庫

5月9~11日は吉祥寺駅1305発の運行までをこなしその日の運行を終えていたが、 その後5月12日には吉祥寺駅1135発の運用途中で車両交換となり、 そのまま再び運用離脱となった。
関東バスホームページに一時期掲載された情報によると、 今後の営業運転は未定とのことだ。


→B3008は約4年振りに通常系統の営業運転に復帰した。
(画像提供:三鷹様)
→成蹊学園発は吉50の通常便として営業運転を行っていた。
(画像提供:ハーバーランド様)
→5/11には赤い「直行」幕を出して運用された。
(画像提供:三鷹様)

→B3008の型式写真(5/9走行分)を追加しました。

(情報提供:三鷹様, ハーバーランド様, 練馬急行様 | 2022/5/9,2022/5/12記事と画像追加)


■B3008が継続検査を実施。


武蔵野営業所に残る3扉車のB3008「U-UA440HSN」が2022(令和4)年5月5日、 丸山営業所内に併設の関東バス整備センターへ継続検査(車検)のため入場した。 そして5月6日には出場し武蔵野営業所に戻っている。

今回の入場にあたり、 5月5日の午前から昼過ぎにかけて武蔵野営業所で入念な整備を受けており、 車体の洗浄等を実施し非常に綺麗な状態での入場となった。

今回の継続検査実施や入念な整備が行われたことを踏まえると、 1995(平成7)年7月に登場して以来、配属28年目に突入することが確実な情勢となった。


→入場に先立ち、入念な整備が行われた。
(画像提供:三鷹様)
→丸山営業所に到着し構内を転回するB3008。
(画像提供:ねりたっかー様)

(情報提供:三鷹様, ねりたっかー様 | 2022/5/5)


■GW限定で2階建てバスを運行。そして120号車に小変化も。


2022(令和4)年4月29日から5月8日までの間(※5月2,6日は除く)、 お台場・有明直行バス湾01「武蔵野営業所・吉祥寺駅~有明ガーデン」に増発便が設定され、 増発便では2階建てバスである120号車「KC-MU612TA」により運行された。

通常便は武蔵野営業所0900発,吉祥寺駅1310発の2回だが、 武蔵野営業所0830発,吉祥寺駅1245発の増発便を追加して計4回となった。 直近の利用状況を踏まえると強気なダイヤ設定だが、 GWの2階建てバスによる増発便をカンフル剤として直行バスの認知度を高める狙いもあるものと思われる。

今回湾01に充当された120号車は、 2020(令和2)年に夜行高速バスから運用離脱し丸山営業所から武蔵野営業所へ転属したが、 当時は緊急事態宣言等が発令されており活躍の場が与えられることなく第五小学校の車庫に留置中の状態が続いていた。 このため、今回の営業運転が武蔵野転属後2年越しの実質的な初仕業となる。

今回設定のダイヤでは通常便と増発便の発車時刻が近いこともあり、 吉祥寺駅や終点の有明ガーデンでは通常便を担当する131号車「KC-RU3FSCB」と120号車が並び、 関東バスに配属されてから20年を超える古参車同士の共演がみられた。

その後5月3日に改めて120号車を確認したところ、 前面行先表示部分に透明の「関東バス」と書かれたパネルが設置されているのが確認された。 5月1日の運行時に確認した際には掲出されていなかったため、 5月2日に作業が行われたものと思われる。

なお、2017,18(平成29,30)年の夏季に運行された際は「お台場方面」「武蔵野営業所」などのLED表示が行われていたが、 今回は無表示での運行、そして「関東バス」表記での運行と変化している。


→有明ガーデン行の増発便として久しぶりに営業運転を行う120号車。
(画像提供:三鷹様)
→関東バスで1~2を争う古参車同士の並びも見られた。
(画像提供:三鷹様)

→有明ガーデンでも120号車と131号車の2台が同時に待機中の姿が見られた。
(画像提供:ふじもん様)
→5月に入り、前面LED表示器の外側から「関東バス」表記が追加された。
(画像提供:kbb12345様)
→臨海副都心エリアを行く120号車。
(画像提供:三鷹様)
→行先表示も見られた17年夏に運行時の120号車。18年まではLED表示が見られたのだが。。。
(画像提供:サハ8564様)

(情報提供:三鷹様, ふじもん様, kbb12345様 | 2022/4/29, 2022/5/8記事と画像追加)


鷹02の武蔵野営業所移管に伴い1400代が転属。


2022(令和4)年4月16日に武蔵野営業所、青梅街道営業所管内でダイヤ改正が行われ、 2016(平成28)年9月1日より武蔵野営業所から青梅街道営業所へ移管されていた 鷹02「三鷹駅~武蔵関駅」が再び武蔵野営業所の管轄へ戻された。

鷹02は武蔵野営業所の建て替え工事に伴う車両留置能力減少により、 一時的に武蔵野から青梅街道の管理へ変更されていたが、 一連の建て替え事業が完了したことに伴い約5年7か月ぶりに戻された形となる。

同時に関連する出入庫路線にも変更が発生し、 武蔵関駅付近を1周して入庫する「武蔵関駅→青梅街道営業所」(鷹02-3)は廃止、 代わりに「緑町一丁目→武蔵関駅」(鷹02-1)が新設された。 また、鷹02の出庫便という位置付けだった 「水道端→武蔵関駅」(鷹02-2)「立野橋→武蔵関駅」(鷹02-1)はそれぞれ(荻32-2)(荻32-3)へ変更された。

今回の鷹02移管に伴い、 青梅街道からはC1401,C1402「PKG-MP35UMVF」,C1409,C1410「LKG-MP35FMF」が武蔵野へ転属し、 B1401(多摩200か36-60),B1402(多摩200か36-61),B1409(多摩200か36-63),B1410(多摩200か36-62)となった。 このうちC→B1409,1410の2台は新製配置が武蔵野で、 2016(平成28)年9月1日に鷹02が青梅街道へ移管された際に同所へ転属した経緯を持つことから、 今回が出戻りという形となる。 1400代は今年の2月にも青梅街道からC→B1406,1407,1408が転入しており、 武蔵野では1400代の配置が32台中23台と一大勢力となった。

一方、鷹02から青梅街道が撤退したことに伴い、 青梅街道の車両による三鷹駅へ乗り入れは消滅した。


鷹02が4/16より5年7か月ぶりに武蔵野営業所の管轄に戻された。
画像は、移管初日の初便を務めたB1435と鷹02初充当となるB1951。

(画像提供:ふじもん様)
鷹02の武蔵野営業所移管に伴い、
青梅街道営業所から1401,1402,1409,1410の4台が転属した。

(Photo:Ajiwai)
→1409,1410の2台が武蔵野への転属に備えて多摩ナンバーへ変更された。
しばらくはそのまま立野橋に留置されていたが、 その後第五小学校へ移動し車体表記も「B」へ書き換えられた。

(画像提供:三鷹様)
→三鷹駅に2400代が姿を見せることは無くなり、
フルカラーLEDの鷹02は見納めとなった。

(Photo:Ajiwai)

(情報提供:三鷹様, ふじもん様 | 2022/4/16)


■シャレール荻窪周辺でフリー乗降実証実験を実施。


2022(令和4)年3月16日から4月15日までの日中、 荻51「荻窪駅~シャレール荻窪」の一部区間 「シャレール荻窪入口→特養ホームおぎくぼ紫苑→シャレール荻窪」 でフリー乗降の実証実験が行われた。

この期間中の車両運用について、 確認した限りではE816,E818,E819,E823,E824「TKG-MK27FHF」の5台はフリー乗降便への充当を複数回確認した一方、 E817やE826といった他の800代や330代等は一度も運用入りを確認できなかったことから、 使用車両が限定されていたと思われる。 実際、実証実験が終了した4月16日午後は早速E355が使用されている様子が確認された。

車両の行先表示については、荻窪二丁目以北では通常と同じ、 西田端橋(シャレール荻窪方面)出発直後の時点で[荻51]荻窪駅[フリー乗降]表示、 シャレール荻窪到着後に[フリー乗降]の表記が消され通常の行先表示に戻されるといった流れになっていた。

荻窪駅発車時には「フリー乗降実証実験」の特製マグネットが用意され、 車両前面および後面に掲示されていた。 またこのマグネットは、シャレール荻窪到着時に、 荻窪二丁目から添乗する誘導員によって外されて乗務員に手渡され、 荻窪駅到着時に乗務員が掲示する様子も見られた。

フリー乗降区間における実際の利用状況については、 確認された限りでは少なくとも善福寺川の大谷戸橋付近や 「シティテラス荻窪エアーズコート」のエントランス前(特養ホームおぎくぼ紫苑→シャレール荻窪)で降車扱いする様子を確認しており、 同マンションの住民や、善福寺川の松渓橋~大谷戸橋近辺の住民を中心に需要があったように見受けられた。

フリー乗降区間の設定は東京23区内のバス路線では初の試みとなったが、 今回の実証実験の状況を元に今後の対応を検討するとのことで、 本格的に採用されることになるかが注目される。


→フリー乗降実証実験初日の様子。 行先表示に「フリー乗降」の反転表示が右側に追加された。
(画像提供:はれはれ様)
→桜咲くシャレール荻窪周回道路のフリー乗降区間に入ったE824。
(画像提供:kbb12345様)
→「フリー乗降区間(実証実験中)」の特製マグネット、 側面LED表示そして実証実験についての立て看板が掲出された。
(画像提供:kbb12345様)
→「フリー乗降」のLED表示はリア面でも見られた。
(画像提供:Saku348様)
→特養ホームおぎくぼ紫苑付近では部分的にフリー乗降の対象外となるが、 車両への表示に変化はみられなかった。
(画像提供:Saku348様)

(情報提供:Saku348様, kbb12345様 | 2022/4/15)


■武蔵野と青梅街道でトレード、1200代と1400代が転属。


武蔵野営業所に配置されていたB1208,B1212,B1213「PKG-RA274KAN」が青梅街道営業所へ転属、 C1208(練馬200か36-11),C1212(練馬200か36-12),C1213(練馬200か36-13)となったことを確認した。
2022(令和4)年2月21日にC1212が 西02「西荻窪駅~上石神井駅」で運用されている姿を確認したほか、 2月26日にはC1208が西02、C1212,C1213が共に 荻12「荻窪駅~井荻駅」に充当されていることを確認した。

一方、青梅街道営業所に配置されていたC1406,C1407,C1408「PKG-MP35UMVF」が武蔵野営業所へ転属、 B1406(多摩200か36-46),B1407(多摩200か36-47),B1408(多摩200か36-48)となったことを確認し、 武蔵野=青梅街道間の車両トレードが行われた。
運用開始に先立ち武蔵野へ転属した1400代の3台は、 武蔵野にて運用中の1400代と同様に入口付近の立ち入りを制限するためのバーを追加する等の安全対策改修が施されたうえで運用入りしたが、 車両内外にステッカー類が貼られていないため幾分すっきりした印象である。 B1406やB1407は鷹30「三鷹駅~武蔵境駅」に充当された姿が確認されている。

今回の車両トレードによる増減は発生しておらず、 青梅街道で最古参となるC2120「PJ-MP37JK」をはじめ2100代に車両代替の動きは見られなかった。 しかしC1209「PKG-RA274KAN」が除籍となり道南バスへ移籍したものとみられ、 遂に1200代から初の除籍が発生した。
また、武蔵野ではB1154,B1155「KL-UA452KAN改」が除籍となり、 2台共に道南バスへの移籍が濃厚となるなど、 代替車両のない減車による古参車両の除籍が相次いでいる。


→武蔵野の1200代3台が青梅街道へ転属した。
出庫前の準備を行うC1208と、隣は同時期に転属したC1212の姿も見られる。

(Photo:Ajiwai)
→武蔵野の1200代3台が青梅街道へ転属し、運用を開始している。
画像は、西02にて運用中のC1208。

(Photo:Ajiwai)
→今回の1200代転入により去就が気になる2100代からは除籍が出ていないが、
C1209が除籍となったことを確認している。

(Photo:Ajiwai)
→青梅街道から武蔵野へ移籍したB1407。
撮影時点では鷹30にて運用されていた。

(Photo:Ajiwai)

→C1208,C1212,C1213の型式写真を追加しました。1200代のページへ!
→B1406,B1407の型式写真を追加しました。

(2022/2/21,2022/3/21追加)


■はなバスで世代交代、BN-7除籍でBN-12が登場。


武蔵野営業所に所属していたはなバス用車両であるBN-7「PA-ME17DF」が2022(令和4)年2月に入ってから除籍となり、 代替となる新車のBN-12「2DG-HX9JLCE」(多摩200か36-44)が登場した。

2月26日時点ではBN-12は第4南ルート「田無駅~芝久保運動場」にて運用中の姿が目撃された。

今回の世代交代により、はなバス用車両の三菱ふそうエアロミディMEは全廃、 同じくはなバスの運行を受託している西武バスも含めて車種が日野ポンチョに統一された。

はなバスからは全廃となった三菱ふそうエアロミディMEだが、 かつてはなバスで使用され一般路線仕様化されたBN-6「PA-ME17DF」が武蔵野営業所に留置されている。
はなバスの任を解かれたBN-6は阿佐谷営業所へ転属し、 大03「野方駅~高円寺駅(東京警察病院正門前経由)」で一時期運用されたが、 大03が2020(令和2)年3月16日から新型コロナウイルス蔓延に伴う臨時ダイヤ化で運行休止、 11月16日付で廃止となって以降定期運用を失っているが、 はなバスの第二の予備車的な扱いで杉並ナンバーのまま武蔵野営業所に里帰りを果たしている。

ごく稀にはなバスの代走を務めることもある模様で、 今後の去就は不透明のままだが動きが気になる車両である。


→BN-7の代替でBN-12が登場した。
(Photo:Ajiwai)
→はなバスから三菱ふそうエアロミディMEは全廃は全廃となったが、
一般路線車仕様となったBN-6が武蔵野へ里帰りし留置されている。

(Photo:Ajiwai)

→はなバス新車の型式写真を早速追加です。

(2022/2/26,2022/3/6追記)


■お台場直行バスが有明ガーデンへ延伸も、再び運休。


お台場エリアへの行楽利用目的で2014(平成26)年9月20日に開設されたお台場直行バス 湾01「武蔵野営業所・吉祥寺駅~大江戸温泉物語」だが、 新型コロナによる影響で運行休止中の2021(令和3)年9月5日限りで大江戸温泉物語が閉館されたことに伴い、 10月9日の運行再開時から国際展示場駅発着へと一時的に短縮されていた。
その後12月25日からは有明ガーデンへ延伸し、 湾01「武蔵野営業所・吉祥寺駅~有明ガーデン」として再出発となった。
※「吉祥寺駅~有明ガーデン」の書類上は(湾01-1)

国際展示場駅を出発すると国道357号線(東京湾岸道路)と首都高速湾岸線(B)を超え、 有明コロシアム東交差点を右折するとやがて有明ガーデンに到着する。
有明ガーデンでは1階に設けられたバスターミナルの4番停留所がお台場直行バス発着バス停として用意され、 2020(令和2)年4月1日から先立って乗り入れを開始した都営バスの 都05-2「東京駅丸の内南口~有明ガーデン」との並びが見られるようになった。

有明ガーデンへの乗り入れは、 12月25日の運行再開前の国際展示場駅発着時点では折り返しの待機場としてすでに乗り入れが開始されていた。

一時期は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置双方の解除により、 本格的な運行再開と期待されたところだが、 2022(令和4)年1月21日から再びまん延防止等重点措置が適用されたことに伴い2月11日から運行休止となったことから、 有明ガーデンまで営業運転が行われたのはわずか13日に留まっている。


→有明ガーデンに延伸した湾01の様子をまとめました。
(Photo:Ajiwai)

(2022/2/11)





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