運行最終日となった8月8日には、
最近では充当機会が減っていた
西02(西荻窪駅~上石神井駅)に久しぶりに充当された。
最後の営業運転は西荻窪駅1003発の
西01(西荻窪駅~青梅街道営業所)で、
1015頃に青梅街道営業所へ入庫、
その後は立野橋にある分車庫(B車庫)に移動した。
最終運行前日の8月7日には、
前面にC2002の写真が飾られた状態で
荻40,荻31(荻窪駅~立教女学院,プロムナード荻窪)に充当、
途中入庫を挟みながらほぼ終日に渡り運用された。
運用離脱直前の2000代は、
主に活躍した路線をなぞるように各路線へ充当され、
ささやかながらも心を込めて見送る様子が見られた。
8月8日午前中の最終運行後は、
特に何か作業が行われる形跡もなくそのまま立野橋にて留置の状態となっていた。
これは最近青梅街道においては朝ピーク時においては車両不足の状態となっているため、
8/9朝ラッシュ時における不測の事態に対応した予備車として待機していたものと推測される。
しかし結局8/9の登板はなく、
入庫車両が続々と到着を始めた9時前にC2002は立野橋(B車庫)から営業所(A車庫)へ移動、
工場に取り込まれていよいよ除籍準備作業が開始された模様だ。
その後8月10日には立野橋において登録ナンバーが取り外された状態で留置の状態が続いていたが、
11日13時45分頃にとうとう出庫、
C2002は帰らぬ旅へと出発していった。
回送経路は立野橋→千川通り→関町一丁目交差点(水道端)→青梅街道→荻窪方向で向かっていったのが極めてイレギュラで、
かつ印象的であった。
一方代替の新車であるが、
8月10日正午前にC2217(練馬200か25-33)「LKG-MP37FKF」が青梅街道営業所に到着し、
早速回着整備作業が行われている。
車両の仕様は外観を確認した限りでは8月4日に到着したばかりのC2215,C2216と同じと思われ、
特に差異は見られなかった。
→運行最終日の8/8AM、久しぶりに充当の西02を淡々とこなしていたC2002。
(Photo:Ajiwai)
→8/8AMの最終運行を終えて立野橋で待機するC2002。
(画像提供:6621様)
→9時前に立野橋(B車庫)から営業所(A車庫)へ移動し、工場へ取り込まれる直前の姿。
(Photo:Ajiwai)
→とうとう8/9午後に登録ナンバーが外されて除籍となった。
(Photo:Ajiwai)
→8/11午後にはいよいよ青梅街道営業所を後にした。
(画像提供:6621様)