■丸山の最後の3扉車は終焉か、D3018がラッピング解除。
記念ステッカーが掲出されるなど引退が間近と思われるD3018「U-UA440HSN」であるが、
12月26日に「センチュリー21ライブレント」のフルラッピングが解除され、
オリジナル塗装に戻って12月27日に運用復帰しているのを確認した。
12月27,28日に確認した際は、いずれも中12(中野駅~江原中野通り~江古田駅)で運用されており、
D3018は運用路線が固定されている。
今回のD3018ラッピング解除に伴い、
D1253が12月27日に新たに「センチュリー21ライブレント」のフルラッピングとなり、
12月28日より中41(中野駅~丸山営業所~江古田駅)にて運用を再開した。
今回フルラッピングがD1253へシフトされたことにより、
いよいよ丸山の最後の3扉車は終焉を迎えようとしている。
(情報提供:5860様 / Text:Ajiwai)(2010.12.28)
→D3018のラッピング解除に伴い、広告はD1253へシフトした。
(Photo:Ajiwai)
→フルラッピングが解除されて運用を再開したD3018。
(Photo:Ajiwai)
→記念ステッカーは12/18に撤去されている。
(画像提供:5860様)
→D1253フルラッピング仕様のリア画像はこちらへ。
■すぎ丸(京王バス東)に新車、「かえで路線」ではLED表示に変化。
11月の話題となるが、
京王バス東:永福町営業所が運行受託しているすぎ丸車両に車両代替があり、
D21069「日野ポンチョ:BDG-HX6JLAE」が運用を開始し、
代替で2000(平成12)年式であるD20055「日野リエッセ:KK-RX4JFEA」が運用離脱している。
京王バス東にて運行受託のすぎ丸用車両は運行開始からちょうど10年が経過し、
路線開設当時から運行されている残りの3台(D20054,D20056,D20057)の代替時期が迫っていると見られることから、
今後の車両代替の動きに注意が必要である。
一方、関東バス青梅街道営業所が運行受託している「すぎ丸かえで路線」であるが、
青梅街道営業所の一般路線車で12月15日に放送内容の更新が行われたことに伴い、
合わせてすぎ丸車両でも内容が更新された。
そして同時に行先表示にも変化が見られ、
いままで行先のみ表示であったが、
行先表示に反転文字で「すぎ丸」が追加されていることが確認された。
ただし、「すぎ丸かえで路線」予備車のC157については表示に変更はなく、
従来通りの行先のみ表示となっている。
(Text:Ajiwai)(2010.12.18)
→12/15より「すぎ丸かえで路線」の行先表示に「すぎ丸」が追加された。
(Photo:Ajiwai)
→「すぎ丸」が追加されたリア面の表示
(Photo:Ajiwai)
→京王バス東のすぎ丸用車両で代替が発生、D21069が到着し代替でD20055が除籍となっている。
(Photo:Ajiwai)
→D21069のリア画像ほか、すぎ丸関連画像を追加しました。
■A365が阿05にて運用される。
阿佐谷管内では10月に入ってから運用が変化したことにより、
ワンステップの330代(A357~A360,A364~A366)の活躍範囲が今までの阿50専用から広がっているが、
たびたび目撃されていた阿05(荻窪駅~阿佐谷駅~白鷺一丁目)に充当中の姿をこのたび画像に捉えた。
一連の運用範囲拡大により、
330代の運用実績は阿50,阿51(阿佐谷駅~石神井公園駅,下井草駅)以外では、
阿01(阿佐谷駅~中村橋)
阿02(白鷺一丁目→阿佐谷駅→荻窪駅→白鷺一丁目)
阿04(阿佐谷駅~白鷺一丁目)
阿05(荻窪駅~阿佐谷駅~白鷺一丁目)
宿08(新宿西口~中野駅)
阿45(阿佐谷駅~中野駅)
K01「なかのん」(中野駅~八成小学校)
という状況となった。
(情報提供:練馬急行様, 5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.12.14)(2010.12.20運用実績で阿01を追加)
→330代が阿05で運用の姿を今回捉えた。前日の運用か、深夜バス対応の料金表示ステッカーも。
(Photo:Ajiwai)
■C5138が運用離脱、代替はC1264。現役で残る5100代はC5152のみへ。
武蔵野では12月1日に全廃となり、
残るは青梅街道に2台のみとなったばかりの5100代「U-UA440LSN」であるが、
C5138が12月6日の運行を最後に運用離脱した。
C5138最後の運用は12月6日の武蔵関駅1947発青梅街道営業所行となった。
そして12月7日には除籍へ向けた準備が進められ、
翌8日に青梅街道営業所を後にした。
C5138が除籍となったことから残る5100代はC5152の1台のみとなり、
いよいよ5100代も風前の灯となってしまった。
代替となる新車であるが、
12月8日にC1264(練馬200か24-36)「LKG-AP37FK」が到着した。
C1261は前面垂れ幕無しの姿で営業運転を開始したが、
C1264については前面垂れ幕が装着されている。
12月10日現在では立野橋の分車庫にて留置が続いているが、
12月9日から留置場所は移動している。
いつでも運用可能な状態と見られることから、
近いうちに運用入りした姿が見られそうだ。
→その後、12月11日にC1264が荻10にて運用されているのが確認されました。
ちなみにC1264が登場した後は、
当座車検期限を迎える車両が無いため代替新車はしばらく先と見られる。
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)からUDトラックスへのOEM供給が順次停止されていることから、
スペースランナーAノンステップ「LKG-AP37FK」は、
関東バスではこのC1264が最終号車と思われる。
(情報提供:6621様, T-L716様, 練馬急行様, (U^ω^)わんわんお!様 / Text:Ajiwai)
(2010.12.7)(2010.12.13記事・画像追加)
→12/8に納車されて立野橋に留置中のC1264。
(画像提供:練馬急行様)
→除籍となり立野橋に留置中のC5138。
(画像提供:6621様)
→C5138は、12/6の武蔵関駅から青梅街道営業所への入庫便がラストランとなった。
(画像提供:6621様)
→最後の運用に就くC5138のリア画像。
(画像提供:6621様)
→C5138晩年の形式写真。
(画像提供:6621様)
→C5138は終始、荻窪駅発着の主要路線で活躍していた。
(Photo:Ajiwai)
■武蔵野の5100代が全廃(B5157,B5158除籍)、代替の新車はB1319,B1320。
11月27,28日にかけて前面垂れ幕が撤去された状態で運用されたばかりのB5157,B5158「U-UA440LSN」であったが、
11月30日にはB5157,B5158が相次いで方向幕やナンバー等が撤去され除籍へ向けた準備を完了した。
そして12月1日には、
代替となる新車:B1319(多摩200か20-76),B1320(多摩200か20-77)「LKG-AP35FM」が正午前には武蔵野営業所に到着、
早速回着整備が開始されている。
今回納車のB1319,B1320は、
リア面におけるLED表示のフォントがゴシック体になっていると見受けられたが、
前面表示の状態やそのままゴシック体で使用されるかなど詳細は不明である。
今回のB5157,B5158除籍により遂に武蔵野営業所から5100代は全廃、
1990(平成2)年に5101が武蔵野に初めて配属されて以来、
20年の歴史にピリオドが打たれた。
→B5157,B5158晩年の画像を追加しました。
(情報提供:6621様, 64信仰心様, B5101様 / Text:Ajiwai)(2010.12.1)(2010.12.4画像追加)
→B1319,B1320は早速運用が開始されている。
(Photo:Ajiwai)
→B1319,B1320が12/1に納車された。
(Photo:Ajiwai)
→12/1に納車、B1319,B1320の並び。
(画像提供:6621様)
→武蔵野に残る最後の5100代(B5157,B5158)が遂にナンバーや方向幕を撤去され、除籍となった。
(画像提供:64信仰心様)
→B5157除籍直前の姿。11/23には走り慣れた吉53で運用されていた。
(画像提供:B5101様)
→11/15限りで廃止となった鷹31最終日の運用を務めたのはB5157であった。
(画像提供:6621様)
→B5157のリア画像。
(Photo:Ajiwai)
→B5157の車内画像。
(画像提供:64信仰心様)
→B5158は除籍を直前に控え、ラッピングが解除されていた。
(画像提供:B5101様)
→B5158がNTT武蔵野研究開発センタに現れた珍しいシーン。
(Photo:Ajiwai)
→除籍2日前に撮影されたB5158の形式写真。
(画像提供:6621様)
→B5158のリア画像。
(Photo:Ajiwai)
■丸山最後の3扉車:D3018がラストランでステッカー貼付。
丸山営業所で最後の3扉車となったD3018「U-UA440HSN」であるが、
このたび前面垂れ幕が撤去され、
新たに「Thanks for 3Doors Bus MARUYAMA」の図柄入りステッカーが前面に入った状態となって、
中12(中野駅~江原中野通り~江古田駅)で運用されている。
このD3018は、7月23日にD7107,D7108「PKG-KV234L2」が登場した際にD3502と共に代替除籍となるものと思われていたが、
D3502が除籍となった一方でD3018は除籍されることはなく、
車検期限が2011(平成23)年5月までということもあって今も現役続行の状態が続いている。
こうした小粋な演出は昨年度はD3505が登場当初の姿に近づけたいわゆるリバイバル塗装に次ぐもので、
ファンにとっては嬉しい限りであるが、
昨年度のD3505がリバイバル塗装になった直後に除籍となったことを鑑みると、
今回のステッカー表記によりD3018が引退、
そして丸山管内から3扉車全廃が近づいていることが予想される。
(情報提供:E3248様 / Text:Ajiwai)(2010.11.28)
→「Thanks for 3Doors Bus MARUYAMA」ステッカーがD3018前面に貼られるようになった。
(Photo:Ajiwai)
→前面垂れ幕を撤去、ステッカー付きとなって最後の活躍をするD3018。
(Photo:Ajiwai)
→「Thanks for 3Doors Bus MARUYAMA」ステッカーのアップ。
(画像提供:E3248様)
■武蔵野の5100代も最後の活躍。
武蔵野営業所では3扉車の後継車種として1300代「PKG-RA274MAN,PKG-AP35UM,LKG-AP35FM」の投入が続き、
長尺3扉車の5100代「U-UA440LSN」はあと僅か2台(B5157,B5158)となっているが、
11月27日にはB5158が、
そして翌28日にはB5157が相次いで前面垂れ幕を撤去した姿で運用を開始しており、
12月に予定されている引退を間近にして最後の活躍に花を添えている。
現在のところ5100代の配置は武蔵野に2台(B5157,B5158)、
青梅街道にも2台(C5138,C5152)の計4台のみとなっており、
C5138,B5157,B5158については車検期限が12月までとなっているため、
最大56台が活躍した5100代もいよいよラストランが迫ってきている状況だ。
(情報提供:6621様 / Text:Ajiwai)(2010.11.30)
→武蔵野に残る最後の5100代(B5157,B5158)が前面垂れ幕を撤去され、最後の活躍をしている。
(画像提供:6621様)
■A365が「なかのん」にて運用される。
中野区コミュニティバス「なかのん」は、
通常運用であるA154~A156「PA-ME17DF」が検査等の場合は、
900代「KK-LR233J1改」による代走が基本となっているが、
11月29日にはワンステップ車であるA365「PDG-RM820GAN」が運用に就いていた。
ワンステップバスが「なかのん」に就いた姿を確認したのは当サイトでは初めてで、
極めて珍しいと思われる。
(情報提供:k-n様 / Text:Ajiwai)(2010.11.30)
→ワンステップ車であるA365が「なかのん」に充当された。
(画像提供:k-n様)
■中野駅関連で行先LED表示に相次いで変化。
11月16日に関連した関東バス各営業所のダイヤ改正による路線新設に伴い、
LED行先表示器の表示内容に変更が発生、
丸山管内では池11(中野駅~池袋駅西口)の中野駅行が
「(中野サンプラザ前)中野駅」となったほか(→過去のヘッドラインも参照)、
阿佐谷営業所にて運行受託の中野区コミュニティバス「なかのん」K01(中野駅~八成小学校)の中野駅行については、
前面表示に「なかのん」表示も加わった。
ちなみに逆方面の八成小学校行については、
区立体育館付近で確認した限りでは、
従来通り「東京警察病院前、上鷺宮経由 八成小学校」
で変更は見られなかった。
(情報提供:k-n様 / Text:Ajiwai)(2010.11.28)
→「なかのん」表示が追加された中野駅行の表示。
(Photo:Ajiwai)
→池11の表記が"(中野サンプラザ前)中野駅"となった。
(Photo:Ajiwai)
→池11"(中野サンプラザ前)中野駅"の前面表示。(再掲)
(画像提供:k-n様)
■11/19に到着のC1261,E1263が運用を開始。
除籍となったC5137が10月14日に青梅街道営業所を後にして以来、
代替の新車到着が大幅に遅延していたが、
11月19日にようやくC1261(練馬200か24-26)「LKG-AP37FK」が到着、
11月24日に荻10(荻窪駅~下井草駅)にて運用されているのが確認された。
そして、C1261の到着と同じ日に納車となったE1263についても、
11月24日には中35,中36(中野駅~五日市街道営業所,吉祥寺駅)にて運用を開始していることを併せて確認した。
今回のC1261の運用開始により、
青梅街道へ貸し出されていたD1246は青梅街道営業所管内で姿が見られなくなっており、
当サイトでは未確認であるが丸山営業所へ返却された可能性が高い。
→その後D1246は返却されて丸山管内で運用を再開しているのを確認しました。
E1263については中35,中36においてE1262で使用されていた固定ダイヤで使用されており、
一方でE1262は11月24日には荻54,荻53(荻窪駅~芦花公園駅,五日市街道営業所)の固定ダイヤで使用されていたことから、
当面は2台でそれぞれの路線における固定ダイヤで使用される見込みだ。
(情報提供:T-L716様 / Text:Ajiwai)(2010.11.24)(2010.11.28画像追加)
→11/19に到着したE1263が、11/24に運用されているのを確認した。
(Photo:Ajiwai)
→青梅街道へ貸し出されていたD1246は丸山管内で運用復帰した。
(Photo:Ajiwai)
→E1263のリア・非公式側画像は車両配置表からご確認下さい。
■丸山唯一の6000代、D6026が中27に充当される。
丸山営業所に唯一残る6000代:D6026は、
通常は中12(中野駅~江原中野通り~江古田駅)を基本に、
時折中41(中野駅~丸山営業所~江古田駅)で運用される程度で、
基本的は使用路線が極めて限られているが、
11月21日には珍しく中27(中野駅~江古田の森)で使用されているのを確認した。
当日は組みダイヤとなっている中24(中野駅~中村橋)には充当されていない模様だが、
今回の配車が一時的なものか経過を見極める必要がありそうだ。
(情報提供:練馬急行様 / Text:Ajiwai)
(2010.11.21)
→D6026が珍しく中27で使用された。
(画像提供:練馬急行様)
■E3487が11/11に除籍,代替のE1263が11/19に納車となる。
五日市街道営業所に残っていた最後の3400代であるE3487「U-UA440HSN」が、
11月11日に方向幕やナンバーを撤去され、
除籍へ向けた作業が行われたことを確認した。
E3487の除籍後、
代替となる新車がすぐには到着していなかったが、
11月19日にようやくE1263(練馬200か24-27)が五日市街道営業所へ到着した。
車両型式は10月22日に先に到着したE1262と同じ「LKG-AP37FK」である。
E3487は運用離脱の直前である11月上旬より前面のマスクを撤去した形で運用に入っており、
引退直前に花を添えた形となった。
今回のE3487除籍により五日市街道営業所からは3400代が全廃、
今も3400代の配置があるのは阿佐谷の5台、青梅街道の4台のみとなってしまった。
(情報提供:E3248様, 練馬急行様 / Text:Ajiwai)
(2010.11.12)(2010.11.20記事,画像追加)
→E3487が営業所を後にしてから一週間後、E1263が11/19になって納車となった。
(画像提供:E3248様)
→E1263のリア画像。
(画像提供:E3248様)
→先に納車されたE1262とE1263の並び画像。
(画像提供:E3248様)
→11/11にE3487が登録ナンバーなどを撤去された。
(画像提供:E3248様)
→E3487晩年の姿。
(Photo:Ajiwai)
→E3487除籍直前のリア面、非公式側。
(Photo:Ajiwai)
→除籍の直前である11月から前面社紋が見られるようになり、最後の花道を飾った。
(画像提供:練馬急行様)
■関東バス各営業所で11/16に大規模改変。
9月27日,10月1日にダイヤ改正を行った五日市街道以外の各営業所管内において、
11月16日に比較的大規模なダイヤ改正が行われ、
主に深夜バス拡充に関連した新規路線新設や不採算路線の整理が行われた。
各営業所毎にダイヤ改正の要点をまとめた。
□阿佐谷営業所
ダイヤ改正の対象となったのは
宿08(新宿西口~中野駅),
阿45(中野駅~阿佐谷駅),
阿50(阿佐谷駅~石神井公園駅),
阿51(阿佐谷駅~下井草駅)と関連する出入庫路線である。
宿08,阿45,阿50は減便となる一方で、
阿51については平日に深夜バスを新設するなど終車を繰り下げ、
平日朝の下井草駅→阿佐谷駅についてはたびたび臨時便が手配されていたものを定期化して、
7~9時までに12回が設定されるなど、
輸送力の増強が行われた。
今まで早朝に2回のみの時代は(下井草駅→阿佐谷駅)については阿51の表示は見られなかったが、
今回の増回に伴い、阿51阿佐谷駅の表示が初登場となった。
そして阿51の配車は全て大型車となっており、
これも初登場である。
阿51の運用について、
阿佐谷駅へ到着した車両はそのまま下井草駅行とはならず、
一度阿佐谷営業所行となって入庫し、
時間に余裕を持った調整を行い阿51下井草駅となって再び出庫するといった対応となっており、
定時運行確保のため下り方向では阿佐谷営業所で一度営業運転を切るのが特徴である。
・宿08(新宿西口~中野駅) 平日・土曜55→51(-4),日祭68→59(-9)
※朝13→16分ヘッド化、昼の一部時間帯12→14分ヘッド化
※新宿西口基準
・阿45(中野駅~阿佐谷駅) 平日80→78(-2),土曜76→74(-2),日祭73→73(±0)
※朝夕各1回減
※以上中野駅基準
・阿50(阿佐谷駅~石神井公園駅) 平日79→76(-3),土曜73→72(-1),日祭68→66(-2)
※ノンステップ車限定化
※阿佐谷駅基準
・阿51(阿佐谷駅~下井草駅) 平日2→4+深夜1(+3),土曜2→3(+1),日祭1→2(+1)
※阿佐谷駅基準、終車繰り下げ、ノンステップ車限定化
※下井草駅→阿佐谷駅は0630~0906の間に増回、平日2→14(+12),土曜2→2(±0),日祭1→1(±0)
→阿51阿佐谷駅の表示と大型車の組み合わせはいずれも初登場である。
(Photo:Ajiwai)
→阿50増発対応の任を解かれ、330代は一部阿45などにも使用されるようになった。
(Photo:Ajiwai)
□武蔵野営業所
今回ダイヤ改正の目玉は、
向台町三丁目の旧石川島播磨重工業の工場跡地に完成した「ヴィーガーデン」による路線新設
鷹35(三鷹駅~ヴィーガーデン西東京),
境17(武蔵境駅~ヴィーガーデン西東京)
となっており、
新規路線の運行回数を確保するために不採算路線の廃止・大幅減回が広範囲に渡ったのが特徴である。
ちなみに今回改正では平日朝5回のみとなっていた
鷹31(三鷹駅~五中前~武蔵境駅)が遂に系統廃止となった。
鷹31が系統廃止となると、
途中の「五中前,浄水場中央,浄水場西」は鷹34(三鷹駅~急行~武蔵野大学)の武蔵野大学方向の車両が通過するのみで、
停車するバスが存在しないこととなるが、
それを回避するために11月16日からは武蔵境駅出入庫便のうち1日1往復のみ
(第五小学校→五中前→武蔵境駅),(武蔵境駅→五中前→武蔵野営業所)が新規設定され、
当該経路を通過することになり補完されることになった。
ただし運行時間は今までの利用者を想定した平日朝ラッシュ時とは異なり、
第五小学校1005発,武蔵境駅1335発となっており、
完全に免許維持的な設定となっている。
その他大幅減回が行われた路線は、
鷹15(三鷹駅~東伏見駅北口),
鷹25(三鷹駅~電通裏),
鷹33(三鷹駅~武蔵小金井駅),
境16(武蔵境駅~花小金井駅南口)で、
いずれも運行回数が半減するか終日運行を中止するなどの大幅な変更が行われており、
不採算路線の整理が一気に行われた形となった。
・鷹13(三鷹駅~柳沢駅) 平日・土曜128→120(-8),日祭92→92(±0)
※平日・土曜9→10分ヘッド化、日祭は変更なし
・鷹15(三鷹駅~東伏見駅北口) 平日・土曜8→3(-5),日祭5→0(-5)
※1135,1245,1355のみ、日祭は廃止
※(武蔵野住宅→「富士町三丁目~東伏見団地東間はショートカット」→東伏見駅北口)は廃止
※(東伏見駅北口→富士町→武蔵野営業所)は廃止
※(東伏見駅北口→「東伏見団地東~富士町間はショートカット」→武蔵野営業所)新設(平日・土曜1428発1回のみ)
→週1回のみだった鷹15出庫便が廃止となった。
(Photo:Ajiwai)
→鷹15出入庫便改廃に関連した路線詳細図はこちら。
・
鷹25(三鷹駅~電通裏) 平日23→16(-7),土曜・日祭23→8(-15)
※大幅減便、朝夕のみの運行へ変更、土曜・日祭は始車繰り下げ、終日終車繰り上げ
・
鷹31(三鷹駅~五中前~武蔵境駅) 平日・土曜5→0(-5)
※系統廃止
※(第五小学校→関前三丁目南→武蔵境駅)新設(平日1005の1回のみ)
※(武蔵境駅→関前三丁目南→武蔵野営業所)新設(平日1335の1回のみ)
→鷹31廃止に関連した路線詳細図はこちら。
・
鷹33(三鷹駅~武蔵小金井駅) 平日・土曜21→10(-11),日祭22→11(-11)
※大幅減便、昼間90分ヘッド化、始車繰り下げ、終車繰り上げ
・
鷹35(三鷹駅~ヴィーガーデン西東京) 平日・土曜37,日祭28
※系統新設、平日・土曜(0708~2215),日祭(0745~2115)
※以上三鷹駅基準
・
境17(武蔵境駅~ヴィーガーデン西東京) 平日53+深夜3,土曜・日祭46
※系統新設、平日(0657~2302),土曜・日祭(0716~2226)、深夜バス新設(2334,2406,2438)
※以上武蔵境駅基準
※(ヴィーガーデン西東京→武蔵野営業所)新設(平日10+深夜1,土曜4,日祭3)
→11/16からヴィーガーデン西東京へ向かう鷹35,境17の運行が開始された。
(Photo:Ajiwai)
→鷹35ヴィーガーデン西東京の表示が新鮮だ。
(Photo:Ajiwai)
→鷹31廃止に伴い、新設された浄水場経由の出庫便の前面表示。
(Photo:Ajiwai)
→こちらは浄水場経由の入庫便の画像。
(Photo:Ajiwai)
→鷹35,境17新設に関連した路線詳細図はこちら。
・
境12(武蔵境駅~向台町五丁目) 平日56→49(-7),土曜45→43(-2),日祭32→43(+11)
※平日始車繰り上げ、土曜・日祭始車繰り下げ、終日終車繰り上げ
・
境16(武蔵境駅~花小金井駅南口) 平日25→6(-19),土曜22→5(-17),日祭23→5(-18)
※大幅減便、終日運転を中止
□青梅街道営業所
10月19日より荻窪駅北口ロータリーの改良工事着手に伴い発着バス停の変更が行われたことから、
荻32,荻34,荻35,荻36,荻30(荻窪駅~武蔵関駅,北裏,武蔵野大学,南善福寺,青梅街道営業所)
については10月19日にもダイヤ改正を行っており、
今回はダイヤ改正といっても小規模に留まった。
一方で荻31,荻40(荻窪駅~プロムナード荻窪,立教女学院)については減便となっており、
立教女学院行については改正のたびにじわじわと減便が続いているのが気になるところだ。
・荻30(荻窪駅~青梅街道営業所) 平日74+深夜7→71+深夜7(-3),土曜50→56(+6),日祭41→43(+2)
・荻32(荻窪駅~武蔵関駅) 平日92→92(10/19ダイヤ改正済),土曜82→84(+2),日祭75→76(+1)
・荻34(荻窪駅~北裏) 平日92→92(10/19ダイヤ改正済),土曜82→84(+2),日祭74→76(+2)
・荻36(荻窪駅~南善福寺) 平日89→89(10/19ダイヤ改正済),土曜80→82(+2),日祭74→75(+1)
・荻31(荻窪駅~プロムナード荻窪) 平日71→71(±0),土曜52→46(-6),日祭51→44(-7)
・荻40(荻窪駅~立教女学院) 平日62→59(-3),土曜63→57(-6),日祭64→54(-10)
※始車繰り下げ(平日・日祭)
※以上荻窪駅基準
□丸山営業所
丸山管内では、深夜バスの経路見直しに伴う系統新設・廃止がメインとなっており、
深夜バスのみ設定の系統である
中43(江古田駅→豊玉北→新道経由→中野駅),
中45(中野駅→新井薬師駅→丸山営業所)
が新たに開設された。
従来は中20(中野駅→新道経由→丸山営業所)の深夜バスが設定されていたがこれは廃止、
中野駅から丸山営業所方面の深夜バスは全てが新井薬師駅を通ることとなった。
一方で、逆方向の深夜バスであった中41(江古田駅→豊玉北→丸山営業所,中野駅)は廃止となり、
中野駅方向は中野通り(新道)経由となったことで、
中野駅へ早く戻ることで所要車両数の抑制と運転間隔を詰める工夫が行われるなど、
中43については運用面の都合による路線新設と推測される。
その他中12については、平日に若干の増回となった。
・中12(中野駅~江原中野通り~江古田駅) 平日76→78(+2),土曜・日祭89→89(±0)
・中20(深夜)(中野駅→新道経由→丸山営業所) 平日2→0(-2)
※中20深夜バス(中野駅→新道経由→丸山営業所)は廃止→中45化
・中41(中野駅~丸山営業所~江古田駅) 平日93+深夜4→93+深夜5(+1),土曜・日祭90→90(±0)
※深夜バス増回(2326,2342,2358,2414,2430)
※中41深夜バス(江古田駅→豊玉北→中野駅,江古田駅→豊玉北→丸山営業所)は廃止→中43化
※以上中野駅基準
→中41(深夜)(江古田駅→豊玉北→丸山営業所,中野駅)が廃止となった。
(画像提供:練馬急行様)
・中43(深夜)(江古田駅→豊玉北→新道経由→中野駅) 平日7
※系統新設(2317,2333,2349,2405,2421,2437,2453)
※江古田駅基準
・中45(深夜)(中野駅→新井薬師駅→丸山営業所) 平日3
※系統新設(2443,2459,2515)
→代わりに中43(深夜)を新設、画像は運行開始第一号のD7006。
(画像提供:練馬急行様)
→今回の改正に関連して池11の表記が"(中野サンプラザ前)中野駅"となった。
(画像提供:k-n様)
(情報提供:練馬急行様, k-n様 / Text:Ajiwai)(2010.11.17)
■B5156が除籍,代替は新型式のB1318。
関東バスに残る長尺の3扉車:5100代は、
武蔵野に3台、青梅街道には2台のみとなっているが、
11月14日午後よりB5156の方向幕が撤去され、
11月15日現在では武蔵野営業所にて除籍へ向けた作業が行われている。
そして、代替となる新車が11/16に到着、
B1318(多摩200か20-72)「LKG-AP35FM」であることを確認した。
B1318は「LKG-」規制適合車として初めての1300代で、
アリソン製6速オートマティック仕様やISO方式10穴ホイールなど基本的な仕様は先に投入されたB1409,B1410と同じである。
B1318は納車翌日より早速鷹40(三鷹駅~NTT武蔵野研究開発センタ)にて早朝から終日にわたり運用された。
今回のB5156の除籍により、
残る5100代は12月に車検期限を迎えるB5157,B5158,C5138、
そして車検期限は来年9月までとなっているC5152の計4台のみということになる。
(Text:Ajiwai)(2010.11.15)(2010.11.17記事と画像追加)
→11/16にB1318が到着、翌日より早速運用が開始されている。
(Photo:Ajiwai)
→B5156が11/14より除籍へ向けた準備を開始した。
(Photo:Ajiwai)
→B5156除籍直前の姿。
(Photo:Ajiwai)
→B5156現役最後の日。この日の運用(11/14)を以って運用離脱した。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→B1318のリア・非公式側画像は車両配置表からご確認下さい。
■ムーバス(小田急バス)で新車(C143,C144)、そして更に増備(C145)される。
小田急バスが運行を受託、
境南西循環・東循環(3号線)開業用として2000(平成12)年11月に小田急バスでは初登場のムーバス「KK-RX4JFEA」は登場からちょうど10年が経過したが、
車両に一部代替が発生していることを確認した。
今回はC104,C105(ムーバス用固有番号は007,008)が
C143(多摩200か20-68),C144(多摩200か20-69)「BDG-HX6JLAE」に置き換わっている。
今回登場の新車は日野ポンチョ,ロング仕様で、
自重が12t以下の継続生産車はポスト新長期規制の適用開始が2012(平成23)年9月1日からのため、
排出ガス規制記号が「BDG-」のままとなっている。
ちなみに、2007(平成19)年3月に境・三鷹循環(7号線)開業用として登場したC137はムーバス用固有番号が無い状態となっているが、
今回登場のC143,C144についてもムーバス用固有番号が無い状態となっている。
11月15日現在では、
同時期に登場したC106(009)はまだ現役で境南西循環・東循環(3号線)にて運行中であったが、
更に11月16日に追加で新車のC145(多摩200か20-71)が到着、
早速11月17日より境・三鷹循環(7号線)で運用が開始されている。
今回代替のC143,C144,C145であるが、C104,C105,C106が使用されていた境南西循環・東循環ではなく、
境西循環、境・東小金井線(5号線)、そして境・三鷹循環(7号線)で使用されており、
今まで検査時を除き専属で境西循環、境・東小金井線(5号線)に使用されていたC125,C126(013,014)「PB-RX6JFAA」は、
玉突きとなって境南西循環・東循環(3号線)にて使用されるようになるなど、
運用面で変化が見られる。
(情報提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)(2010.11.15)(2010.11.17記事と画像追加)
→小田急バス運行受託分のムーバスに車両代替が発生した。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→11/16には追加でC145が到着したが、009(C106)はまだ現役である。
(Photo:Ajiwai)
→C143,C144,C145の画像を全車追加しました。「ムーバス・アーカイブス」から
■青梅街道へ貸出、D1244→D1246へ変更。
10月14日に青梅街道営業所を後にしたC5137「U-UA440LSN」以来、
代替新車の納車が大幅に遅れていることから丸山営業所から1200代「PKG-RA274KAN」が貸し出されている状況が続いており、
今までD1230→D1244と一時的な借り入れが行われている。
このたび、11月10日にはD1244に代わり今度はD1246が青梅街道営業所へ新たに貸出となり、
11月13日には荻32,荻34,荻36,(荻30)(荻窪駅~武蔵関駅,北裏,南善福寺,青梅街道営業所)にて使用されているのを確認した。
D1246の貸出により、D1244は丸山に返却されて通常運用に戻ったことも併せて確認している。
C5137の除籍から約1ヶ月が経過したが代替の新車が未着ということで、
いつ新車が納車となるかが次の焦点となりそうだ。
(情報提供:T-L716様, E3248様, 5860様 / Text:Ajiwai)(2010.11.15)(2010.11.17画像追加)
→青梅街道への貸出車がD1244からD1246へ変更された。
(Photo:Ajiwai)
→11/13より青梅街道管内でD1246が使用されている。
(Photo:Ajiwai)
→D1244は返却され、11/13には中27で運用されていた。
(画像提供:5860様)
→D1246貸出中のリア画像は車両配置表からご確認下さい。
■鷹31「三鷹駅~浄水場~武蔵境駅」が廃止。
西東京市向台町三丁目にかつて存在した石川島播磨重工業田無工場跡地の再開発事業が完了し、
同敷地内に設けられる新規バス停「ヴィーガーデン西東京」と武蔵境駅,三鷹駅を結ぶ新規路線である
鷹35,境17(三鷹駅,武蔵境駅~ヴィーガーデン西東京)が11月16日より運行開始となった。
そして新規路線開通を軸とした武蔵野営業所管内の不採算路線整理を含めたダイヤ改正が11月16日に行われ、
関連して、鷹31(三鷹駅~浄水場~武蔵境駅)が11月15日限りで廃止となった。
鷹31はもともと3扉車による運行がほとんどであったが、
運行最終日である11月15日はB5157が担当、
朝の5往復を淡々とこなして静かに運行を終了した。
今回の鷹31廃止により、
「五中前,浄水場中央,浄水場西」は同系統のみが停車していたため今後の去就が注目されたが、
代わりに第五小学校→武蔵境駅,武蔵境駅→武蔵野営業所が平日1往復のみ五中前を経由する設定となり、
停留所の廃止は免れた形となった。
ただし運行時間帯は従前の平日・土曜の朝ではなく、
平日の第五小学校1005発,武蔵境駅1335発1回のみと特に利用者を意識したダイヤ設定ではなくなり、
いわゆる「免許維持」路線の状況となった。
(Text:Ajiwai)(2010.11.15)
→鷹31最終日の運行を務めたのはB5157であった。
(Photo:Ajiwai)
→鷹31の路線解説ページを新規開設しました。
■ヴィーガーデン西東京に3扉車が現れる。
2010(平成22)年11月16日より運行開始の鷹35,境17(三鷹駅,武蔵境駅~ヴィーガーデン西東京)は、
バス停の設置も完了して試運転がたけなわで、
あとは11月16日の運行開始を待つばかりとなっている。
関東バスより公表された運行ダイヤ予定表によれば、
鷹35,境17はスロープ板付き低床式(ワンステップ車が該当)もしくはノンステップバス限定ダイヤということで、
5100代や3000代といった3扉車は原則運行されないことになっている。
しかし11月14日には3扉車であるB3019がヴィーガーデン西東京に姿を見せ、
試運転が行われた。
通常はヴィーガーデン西東京に姿を見せることはないと思われる3扉車であるが、
車両不具合等による代走で運用される可能性があることを示唆していると思われ、
併せて方向幕にヴィーガーデン西東京関連のコマが追加されるかどうか趣味的には気になるところだ。
またヴィーガーデン西東京開業に伴い、
跡地の名前がバス停だけ残っていた「石川島播磨前」についても「おおぞら公園西」へと改称となり、
名実共に石川島の名前が11月15日限りで消えることとなった。
(情報提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)(2010.11.15)
→ヴィーガーデン西東京に通常は乗り入れない予定の3扉車が姿を見せた。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→ヴィーガーデン西東京と3扉車の画像。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→「おおぞら公園西」への改称により「石川島播磨前」も遂に消えようとしている。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
■A1532が登場、営業運転を開始。
10月末にA1532(練馬200か24-13)「LKG-LV234L3」が納車されていたことが判明し、
11月1日には臨時便の荻06(荻窪駅~中村橋)で営業運転されている姿が見られた。
→A1532は10月25~29日の間に納車されたと見られますが、
納車の状況についての情報ご提供をお待ちしております。
代替で除籍となった車両はA3508「U-UA440HSN」で、
新製配置は丸山であったが2005(平成17)年に阿佐谷へ転属してきた車両であった。
今回A3508の除籍により警視庁関連のフルラッピングが関東バスからは全滅、
同車の除籍によりフルラッピング仕様の3400代についても全廃となった。
今回納車のA1532はもちろんポスト新長期規制適合車となっており、
従来のA1526~A1531から型式が変更となり、「LKG-LV234L3」であることを確認した。
また、型式変更に伴うマイナーチェンジにより公式側後部のルーバーが廃止されたが、
社番表記位置は従来のA1526~A1531と同様となっており、
従来型「PKG-LV234L2」と同じくルーバーの存在していた箇所をよけた位置に表記されているのが特徴である。
また非公式側においては、メーカー標準仕様では4連ある側窓のうち2・3番目の窓が固定窓となっているが、
A1532については4連共に従来と同様の逆T字窓となっているために他車との判別は非常に難しくなっている。
(Text:Ajiwai)
(2010.11.1)
→A1532が登場、荻06にて運用される姿を確認した。
(Photo:Ajiwai)
→代替で除籍となっていたA3508。除籍直前まで管内全域で活躍していた。
(Photo:Ajiwai)
→A1532のリア・非公式側画像は車両配置表からご確認下さい。
■E1262が11/1より営業運転を開始。
10月22日にE1262「LKG-AP37FK」が納車されて以来、
乗務員習熟訓練が行われていたが、
11月1日からいよいよ営業運転が開始された。
運用開始初日の11月1日には中35,中36(中野駅~五日市街道営業所,吉祥寺駅)に充当、
五日市街道営業所0729発中野駅行から営業運転入りを果たした後は、
初日から早速終日に渡り運行されている。
試運転を行っていた状況を見る限りでは、
しばらくは中35,中36固定で運用に入るものと思われるが、
今後は荻54,荻53(荻窪駅~芦花公園駅,五日市街道営業所)にも運用範囲が拡大されると推測される。
(情報提供:E3248様 / Text:Ajiwai)
(2010.11.1)
→11/1よりE1262が中35,中36にて営業運転を開始した。
(Photo:Ajiwai)
→E1262のリア・非公式側画像は車両配置表からリンクを辿って下さい。
■A904が阿05で運用される。
10月に入ってから阿佐谷管内での配車傾向に変化が見られ、
10月以降には阿02(白鷺一丁目→阿佐谷駅→荻窪駅→白鷺一丁目循環)をはじめ、
阿05(荻窪駅~阿佐谷駅経由~白鷺一丁目)に中型車が配車されるケースが見られるようになったが、
このたび阿05にA904「KK-LR233J1改」が充当されている画像をキャッチした。
900代が荻窪駅発着系統に充当されることはここ数年では全く無かったことで、
改修工事中の荻窪駅北口のロータリーを通過する900代の貴重な姿が確認された。
(情報提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.31)
→10/31にA904が阿05にて運用され、珍しく荻窪駅に姿を現した。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
■10/31に臨吉50が運行される。
成蹊学園では成蹊小学校の入学試験日程は11月1日からとなっており、
秋の入試シーズンに入ると特送体制がたびたび取られるが、
それに関連して10月31日の午後には、
成蹊学園関連の特送時に設定される途中停留所を全て通過する臨吉50(吉祥寺駅~成蹊学園)のうち、
吉祥寺駅方向が設定され、
確認された限りではB1115,B1123,B1124,B3003の充当が確認された。
臨吉50系統の吉祥寺駅方向が設定された場合、
折り返し便が回送車となる場合は通常の吉祥寺駅発着路線が通過する東急百貨店前~八幡前の区間は経由せず、
駅前通りを五日市街道へ左折するのが通常である。
今回も吉祥寺駅からの返却回送車はこの経路を通過し、
駅前通り付近の五日市街道を下り方面へ走るという比較的珍しいシーンが見られた。
(情報提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.31)
→10/31に臨吉50が運行された。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→幕車であるB3003も臨吉50吉祥寺駅行に充当された。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
■小学生が描いた「人権啓発ラッピングバス」、今年はC1401に施されて運行を開始。
東京都人権啓発活動ネットワーク協議会が主催で毎年この時期に運行される「人権啓発ラッピングバス」であるが、
2010年度についても11月1日~12月31日の期間でラッピングバスが運行されることとなった。
それに先立ち、10月16日には東京法務局(九段第二合同庁舎)正面玄関にて出発式が行われたが、
今年は関東バス車両の展示は無かった。
その後、10月30日より青梅街道営業所のC1401がいよいよフルラッピング仕様となり運行を開始した。
2008(平成20)年度より3年連続で青梅街道所属の車両ということになったほか、
このC1401が1400代で初のラッピング車両ということになった。
ちなみにC1401に描かれた図柄は、三鷹市立東台小学校のものとなっている。
C1401は10月30日には荻32,荻34,荻36,荻30(荻窪駅~武蔵関駅,北裏,南善福寺と関連する出入庫便)で運用を開始しており、
年末まで、あるいはラッピング作業の都合上、年明けまではこのラッピング姿を確認することができると思われる。
(Text:Ajiwai)(2009.10.30)
→10月30日よりラッピング仕様で運行が開始された。
C1401 荻窪駅北口 2009.10.30(Photo:Ajiwai)
■青梅街道へ貸出中のD1244が運用される。
C5137の除籍に伴う代替新車到着の大幅延期に伴い丸山営業所から一時的にD1230「PKG-RA274KAN」が貸し出されていたが、
D1230は一度も営業運転に就くことなく10月26日に返却された。
そして代わりにD1244「PKG-RA274KAN」が青梅街道へ貸し出されていたが、
10月29日に荻34,荻36,(荻30)(荻窪駅~北裏,南善福寺他)にて運用されている姿が見られた。
車両不足によるD1244の代走は、
平日を中心に、新車が到着するまでは今後も見られる可能性がある。
(情報提供:E3248様, 5860様, MP35FM様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.29)
→10/29にD1244が青梅街道管内で運用された。
(画像提供:5860様)
■B1409,B1410が10/26,27より運用開始。
2010(平成22)年10月22日に武蔵野営業所へ納車となったB1409,B1410「LKG-MP35FMF」であるが、
B1409は10/26から、B1410については10/27より運用に就いている姿が確認された。
使用路線は同所に配置されている1300代「PKG-RA274MAN,PKG-AP35UM」と同等で吉祥寺駅,三鷹駅発着路線を中心に多岐に渡っており、
吉53(吉祥寺駅~柳沢駅),鷹13(三鷹駅~柳沢駅)のほか、
吉72(吉祥寺駅~桜堤団地)や鷹40(三鷹駅~NTT武蔵野研究開発センタ)
などにも配車されている。
(Text:Ajiwai)
(2010.10.26)(2010.10.30記事追加)
→運用を開始した武蔵野の1400代(画像はB1409)。
(Photo:Ajiwai)
■B5154,B5155→B1409,B1410、E3486→E1262などLKG-車が登場。
武蔵野に所属していたB5154,B5155「U-UA440LSN」が遂に10月20日をもって運用を離脱、
21日までにナンバー撤去等の除籍へ向けた作業が行われた。
その後第五小学校にある分車庫にて登録ナンバーが撤去され、
22日16時45分頃に第五小学校を出発、武蔵野営業所を後にして北裏経由で青梅街道を上っていった。
そして22日には代替となるB1409(多摩200か20-61),B1410(多摩200か20-62)
が12時30分頃に武蔵野営業所に到着した。
1400代の武蔵野への投入はもちろん初めて、
関東バスカラーの一般路線車で三菱車が武蔵野へ納車されたのは1964,1966(昭和39,41)年の2017~2048「MR470」以来で、
実に44年振りということになる。
今回投入の1400代は、社番では青梅街道へ投入されてきたC1400~C1408の続番となっているが型式は異なり、
ポスト新長期規制適合車である「エアロスター:LKG-MP35FMF」となっている。
外観上の違いは、
尿素水とDPFの構成でNOx,PMを低減する新技術「BlueTec」採用を示したステッカーがリア窓左下に小さく貼付されていることから識別は一応可能であり、
そして公式側後部のAdBlue注入口位置がマイナーチェンジで従来より下部へ移動しているため、
B1409,B1410では関東バスの表記と注入口が干渉している。
一夜明けて10月23日には、B1409は第五小学校へ留置、
B1410は営業所事務所近くに置かれて乗務員向けの取り扱い説明が行われていた。
一方で、E3486が除籍されてから代替の新車到着が遅れていた五日市街道営業所であるが、
こちらも22日であるがE1262(練馬200か24-10)が到着した。
社番がE1262ということで1200代の続番であるが、
こちらも従来とは異なる車種「スペースランナーA:LKG-AP37FK」で投入された。
外観は青梅街道へ所属のC2211~C2214とほぼ同等であるが、
E1262についてはノンステップバス国土交通省標準仕様車のステッカー付となっている。
同車についても10月23日現在では乗務員向けの取扱説明が行われているが、
オートマティック車であることやコックピット周辺の計器類が一新された車種であることから、
乗務員への習熟期間を考慮すると実際の営業運転入りは多少先になるものと思われる。
その後10月31日には、E1262を使用しての試験走行が公道上で行われ、
通常は見られる機会のほとんどない「試運転」LED表示が見られたが、
いよいよ営業運転開始に向けて大詰めの段階に入ったと見られる。
そして更に、当サイトでは現車未確認の情報であるが、
C1261の目撃情報が寄せられているため、
現在のところ確認を急いでいる。
(情報提供:E3248様, 練馬急行様, KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.22)(2010.10.23,31記事,画像追加)
→遂に一般路線車で初のポスト新長期規制適合車であるB1409,B1410が到着した。
(Photo:Ajiwai)
→B5154,B5155が10/21に除籍となった。
(Photo:Ajiwai)
→B5155が廃車回送のため第五小学校を出発した。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→B5154廃車回送のシーン。後ろにはB5155が続いていた。
(画像提供:練馬急行様)
→B5155晩年の姿。
(Photo:Ajiwai)
→一夜明けて10/23にはB1409は第五小学校に留置、B1410を使用した取扱い説明が行われた。
(Photo:Ajiwai)
→五日市街道ではE1262が同じく10/22に到着した。
(画像提供:E3248様)
→E1262のリア面。05国土交通省標準仕様車となった。
(画像提供:E3248様)
→E1262の形式写真。
(画像提供:E3248様)
→E1262の形式写真(リア側)。
(画像提供:E3248様)
→今回納車のいわゆるLKG-車からはホイールが新・ISO方式の10穴タイプとなった。
(画像提供:E3248様)
→10/31にはE1262は「試運転」表示で公道上を試験走行した。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
■E3486,C5137が除籍、代替納車の延期でD1230が一時的に貸し出し。
9月1日からの排出ガス規制強化に伴い、
その後は車両代替が行われていなかった関東バスであるが、
五日市街道に所属していたE3486「U-UA440HSN」と、
青梅街道に所属していたC5137「U-UA440LSN」が共に10月13日に登録ナンバーを撤去され、
除籍へ向けた準備作業を終えた姿で車庫内に留置されている姿が確認された。
E3486は警視庁のフルラッピングは解除されないままで除籍、
そして、10月14日にはE3486,C5137共にそれぞれの所属先を後にした。
このE3486,C5137の代替となる新車であるが、
納車となると関東バス一般路線車で初のポスト新長期規制適合車が登場することになるが、
なんらかの都合により納車が延期になったと見られるが、
上記記事の通り10/22に新車がようやく到着した。
こうした新車到着の延期に伴い、青梅街道営業所では一時的に車両数が不足していることから、
比較的車両数に余裕のある丸山からD1230「PKG-RA274KAN」が青梅街道へ一時的に貸し出されている。
ただしこのD1230は予備車の扱いとしての貸し出しと見られ、
現在は立野橋にある分車庫の奥に留置されている。
→実際に運用されている姿を確認された場合は、ご一報頂けると幸いです。
→D1230が運用される姿は当サイトでは確認できませんでした。
その後、貸し出し車両はD1230に代わりD1244へ変更となっています。
一方、E3486の僚車となるE3487であるが、
10月15日時点では中35,中36(中野駅~五日市街道営業所,吉祥寺駅)で使用されているのを確認している。
車検期限がE3486よりも先で11月であるために、
E3486と同時除籍とはならなかった。
今回の3扉車除籍により、青梅街道では残る5100代はC5138,C5152の2台のみ、
五日市街道の3400代はE3487の1台のみとなった。
(情報提供:E3248様, 練馬急行様, 5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.13)(2010.10.15,20,27記事追加)
→一時的な車両不足を補うため、青梅街道へ貸し出されたD1230。
(画像提供:練馬急行様)
→今回除籍となったC5137の晩年の姿。
(Photo:Ajiwai)
→E3487は中35,中36にほぼ専従でまだ現役である。
(画像提供:5860様)
→貸し出し車両はその後D1244へ変更されている。
(画像提供:E3248様)
■野方,芦花公園,吉祥寺駅周辺で迂回運転。
都内各地ではお祭りシーズンとなっているが、
関東バス管内でもいくつかのエリアで祭事の交通規制に伴う迂回運行が行われた。
野方付近では10月16日に野方地区祭りが開催され、
12~17時頃まで、通常で使用している野方バス停付近がお祭り会場となった関係で迂回となり、
環七通り直上の陸橋付近に臨時停留所が設けられた。
また10月23,24日には、吉祥寺ムーフェスタイベント開催により、
23日は15~17時頃,24日は14時過ぎ~17時前まで吉祥寺駅~東急百貨店前間の平和通りが通行できなくなったことから、
武蔵野営業所管内の路線については、
吉53(吉祥寺駅~柳沢駅)がムーバス乗り場(0番)に、
吉72,吉73,吉54(吉祥寺駅~桜堤団地,向台町五丁目,武蔵野市役所)
が普段は中36(中野駅~吉祥寺駅)が普段使用している6番へ移動となった。
そして中36は西武バスの吉60(吉祥寺駅~成増町他)が使用している7番へ発着場所を変更、
というように、順次玉突きで発着停留所が変更された。
その流れで西武バスは玉突きで吉60が吉64,吉65(吉祥寺駅~花小金井駅,天神山)と同じ8番にて発着した。
また吉祥寺駅→八幡前間では、西10(西荻窪駅~吉祥寺駅)の吉祥寺駅方向で通過している本町新道「FF前」の反対車線を通行した。
そのほか10月24日に芦花公園周辺では芦花まつりも開催され、
このため旧甲州街道の上高井戸一丁目~中宿間が9時30分~16時頃まで通行止となり、
その間荻58(荻窪駅~北野)と(五日市街道営業所~久我山病院)で迂回運行を行った。
荻窪駅→北野,五日市街道営業所→久我山病院の経路は、
環八通りの「上高井戸一丁目交差点」を右折してから旧甲州街道には入らず、甲州街道を迂回走行した。
また北野→荻窪駅は、千歳烏山駅方面から中宿「松葉通り入口交差点」で左折、
甲州街道「南烏山四丁目交差点」を右折して迂回走行した。
そして久我山病院→五日市街道営業所については、
烏山バイパス「南烏山四丁目交差点」で左折、
同じく甲州街道を迂回走行した。
上り芦花公園駅入口については甲州街道上に臨時バス停が設けられ、
かつて出入庫便で設定されていた旧甲州街道を経由しないショートカット運行が再現された形となった。
(情報提供:練馬急行様, fukap様, E3248様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.16,23,24)
→野方地区祭りにより、野方臨時バス停が環七通り上の陸橋に設けられた。
(画像提供:練馬急行様)
→吉祥寺駅周辺の迂回運行で通常は通行しない経路を通行中のC1106。
(画像提供:fukap様)
■A909が阿02で運用される。
2010(平成22)年10月23日、
阿02(白鷺一丁目→阿佐谷駅→荻窪駅→白鷺一丁目循環)にA909
「KK-LR233J1改」が充当されている姿が見られた。
10月に入ってから阿02をはじめ、
阿05(荻窪駅~阿佐谷駅経由~白鷺一丁目)に中型車が配車されるケースが見られ、
通常は阿50(阿佐谷駅~石神井公園駅)専用車となっているA358「PDG-RM820GAN」が
阿05にて運用中の姿も目撃されている。
(情報提供:5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.23)
→10/23にA909が阿02にて運用された。
(画像提供:5860様)
■羽田空港国際線ターミナル供用開始に伴い高速車(132)を納車。
10月21日から羽田空港国際線ターミナルが供用開始となるが、
それに伴い吉祥寺駅~羽田空港間の空港連絡バスの増回ダイヤ改正が行われる。
当該空港連絡バスは、東京空港交通, 小田急バス, 京浜急行バス,
そして関東バスの4社で2001(平成13)年7月より共同運行されており、
従来のダイヤでは吉祥寺駅発が午前中を中心に10回,
羽田空港発が朝夕のみ8回であったのがそれぞれ終日運行の20回,18回へと倍増、
そして関東バス運行分についても従来の1.5往復から3往復へと増強された。
この増発対応として、10月12日には空港連絡バス用の新車である132(練馬230あ・1 32)
「日野セレガ/J-BUS:LKG-RU1ESBA」が青梅街道営業所に到着した。
この132が関東バスへ投入されたポスト新長期規制車第1号ということになった。
(情報提供:6621様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.20)
→空港連絡バスの新車が10/18に青梅街道へ到着した。
(画像提供:6621様)
■D2305が宿02で運用される。
2010(平成22)年10月16日、
宿02(新宿西口~丸山営業所)にD2305「KK-MK27HF」が充当されている姿が見られた。
この宿02系統では、
2009(平成21)年11月1日に旧ケイビーバスから関東バスへの路線再移管以来、
充当される車種にバリエーションが発生していたが、
またひとつ珍しいシーンが展開された。
(情報提供:5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.16)
→10/16にD2305が宿02に使用された。
(画像提供:5860様)
→7000代が充当された時の記事はこちら。
→東京マラソン2010の際に1100代,1200代が充当された時の記事はこちら。
→7100代が充当された時の記事はこちら。
→600代が充当された時の記事はこちら。
■10/10,11開催の中野まつりに伴い、中野区役所周辺で迂回運行。
2010(平成22)年10月9日と10日の2日間、今年も例年通り中野駅北口周辺で「第35回中野まつり」が開催され、
中野駅方面の区立体育館→中野駅間の経路に交通規制がかけられたため、
交通規制区間を運行する中01,宿05,宿08,阿45,K01「なかのん」が中野駅方面行きで迂回運行となった。
このため、中野駅方向の「中野区役所」バス停は通常使用される「中野区役所」バス停の対向車線側に臨時で設けられ、
通常では通らない区間を運行される姿が見られた。
この交通規制に伴う増発便はなかったと見られるが、
阿佐谷営業所に所属の3000代,3400代の3扉車が集中的に配車されており、
結果としてA3508以外の全車(A3509~A3513,A3001,A3002)が当該迂回区間を通行した。
また「なかのん」については通常使用される150代「PA-ME17DF」に代わって900代「KK-LR233J1改」にて運用され、
A904,A905が使用されていた。
特にA904には「なかのん」代走時用のステッカー不足のためか、
独自のステッカーが掲出されて運用され異彩を放った。
(情報提供:練馬急行様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.11)
→中野まつりに伴い中野区役所付近の独自ルートへ迂回した。
→前面垂れ幕の無いA3509をはじめ、3扉車が多数集結した。
→A1306が珍しく阿45に充当された。
→「なかのん」は通常運用の2台が共に900代による運行となった。
→「なかのん」代走のA904は独自ステッカーの掲出となった。
→迂回区間で3扉車同士が離合する。
(上記6点共,画像提供:練馬急行様)
→中野まつり2009の模様はこちらへ
■荻71(荻窪駅南口~西荻窪駅南口)が9/30をもって廃止。
五日市街道営業所管内では9月27日よりダイヤ改正が行われたが、
その流れで9月30日をもって荻71(荻窪駅南口~神明中学口~西荻窪駅南口)が遂に廃止となった。
荻71は以前より利用客数が低迷していたため、
2004(平成16)年10月16日より、
荻61(荻窪駅南口~宮前三丁目~西荻窪駅南口)と
荻71をつなげて循環する形で荻62西荻窪駅循環(午前:荻窪駅南口→宮前三丁目→西荻窪駅南口→神明中学口→荻窪駅南口、午後は逆周り)が誕生し、
荻61と共に2004(平成16)年10月15日限りで一度廃止となった路線であるが、
その後も状況は好転せず、
2008(平成20)年9月15日をもって廃止となった荻62(荻窪駅南口~西荻窪駅南口循環)のうち、
西荻窪駅南口~神明中学口~東電荻窪支社前間の単独区間を維持する形で2008(平成20)年9月16日より異例の復活を遂げていた。
しかし荻71復活後は今までの終日運転から平日朝に5.5往復のみの運転に大幅減便となったために更に乗客離れが進み、
2009(平成21)年8月3日より14~17時台にも運転が追加されたが状況は変わらず、
結局廃止という結果となった。
今回の荻71廃止に伴い、
出入庫路線で1日1往復が設定されていた(西荻窪駅南口~五日市街道営業所)も同時に廃止となった。
最終運行日である9月30日の最後の運用はE352が担当、
あいにくの雨模様の中で静かに運用を終えた。
(情報提供:6621様,5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.10.1)
→荻71が遂に廃止となった。画像は最終日に充当されたE352。
(画像提供:6621様)
→こちらは最終日のE352リア側。荻71表示も見られなくなってしまった。
(画像提供:6621様)
→特別企画:荻71廃止~現地ルポルタージュ」を新規に作成しましたのでご覧下さい。
→荻71の路線解説も内容を追加しました。
■五日市街道管内で9/27ダイヤ改正、荻60深夜バス運行開始。
五日市街道営業所管内では9月27日より荻60(荻窪駅~宮前三丁目),
烏01(烏山~久我山病院)のダイヤ見直しを軸に、
その他高43(高円寺駅~五日市街道営業所),
荻53(荻窪駅~五日市街道営業所),
五日市街道営業所~宮前三丁目,五日市街道営業所~久我山病院のダイヤ改正が行われた。
今回の改正では、烏01の大幅減便と荻60増回が大きな変更点となっている。
荻60については始車時刻の繰り上げと終車時刻の大幅繰り下げが行われ、
特に深夜時間帯では今まで荻窪駅南口発宮前三丁目行の終車が2236発であったが、
通常運行分で2243,2310発の2回が追加された。
また今回新たに深夜バスが1回であるが新設されて深夜バスを併せた終車が2335発となり、
大幅に利便性が向上した。
深夜バス運行開始初日の9月27日はあいにく大雨模様の中での初運行となったが、
乗客が数名いる状態で出発しており、
今後の発展が期待される。
(Text:Ajiwai)
(2010.9.28)
→9/27より荻60深夜バスが運行開始となった。
(Photo:Ajiwai)
→荻60深夜バスのリア面LED表示はこれだ。
(Photo:Ajiwai)
■烏01でお彼岸の特送体制、そして9/27に減便改正予定。
毎年、春と秋のお彼岸シーズンには烏01(烏山~久我山病院)は寺町通り(関東バスでは寺院通りと呼称)に
寺院が集中していることから利用客数が通常の約2倍となり、
そして周辺の道路渋滞も顕著となることから、
通常は中型車(320,330,800代)のみ使用されるところに大型車による増発便が手配されるが、
このたび恒例の特別輸送体制がとられ、
今回も3000代「U-UA440HSN」,1200代「PKG-RA274KAN」による応援が行われている。
2010年秋のお彼岸特送体制は、通常運用の中型車2台に対して増発便の大型車であるE3014,E3015そして1200代による計5台体制となっており、
9月20日には今年3月より使用を開始したE1258が烏01に初めて充当されていた。
E3014,E3015はこのところ特送体制になると必ずといっていいほど優先的に充当されているが、
関東バスからはE3014,E3015も含め3扉車の2011(平成23)年度中の全廃が正式に発表されているため、
お彼岸の特送で使用される姿もあとわずかと言える。
今回も例年通り烏山停留所付近で職員が常駐し、
戻ってきた車両に対して順次、
次発時刻もしくは回送の指示が出されている。
烏山に戻ってきた車両に「回送」の指示が出た場合は、一旦烏山中学まで進み甲州街道を右折、
そして再度松葉通りを右折して中宿経由で烏山へ戻るルーチンをこなし、
次の指示を待つといった対応が取られている。
2007(平成19)年10月16日に牟礼行き廃止を含む大規模なダイヤ改正を行って以来大きな動きのなかった
烏01であるが、
お彼岸特送の終了する9月27日よりダイヤ改正を行うことが判明した。
大きな変更点は、2台使用時は10分,1台使用の時間帯は20分間隔となっていたものを、
それぞれ12分と24分にしたことである。
今までは20分で周回することを基本にダイヤが組まれていたが、
お彼岸期間中に限らず、周辺道路の渋滞等により20分で周回できずに遅延が頻繁に生じ、
そのたびに五日市街道営業所よりはるばる増発便を対処する必要に迫られていたため、
ダイヤの余裕時間を見込んだことにより周回の時間を20→24分に変更、
併せてダイヤも12分,24分ヘッドに見直しが行われた。
ただし同時にかなりの減便も行われ、
終車時刻の繰上げと2台使用の時間帯を全体的に絞ることで一日の運行回数が削減され、
平日60→42回, 土曜61→41回, 日祭62→37回と激減、
また発車時刻が完全なパターンダイヤであったものが完全に崩れてしまった。
(Text:Ajiwai)
(2010.9.23)
→'10秋のお彼岸特送では今回烏01では初登場、E1258が充当された。
(Photo:Ajiwai)
→今回もE3014,E3015が重点的に充当されたが、3扉車全廃を来年に控えこの光景が見られるのもあとわずか。
(Photo:Ajiwai)
→烏012009秋の特送詳細については、「特別企画:烏01お彼岸特送の記録」をどうぞ。
→烏01路線解説の詳細はこちらへ。
■高円寺阿波踊り2010の話題
2010(平成22)年8月28,29日に高円寺阿波踊りが開催され、
高円寺駅付近で大規模な交通規制が行われたために例年通り高円寺発着路線では大幅な運用変更が行われた。
京王バス東と共同運行となっている高45(高円寺駅~永福町)については、
高円寺駅南口1715発以降は高円寺駅~新高円寺駅間を短縮して新02(新高円寺駅~永福町)で運行、
高43(高円寺駅~五日市街道営業所)は新高円寺~高円寺駅間を環七通りを経由した迂回経路で運行、
起点が高円寺駅南口から高円寺駅北口へ変更された。
そして高60,高63(高円寺駅~練馬駅,豊玉南住宅)については高円寺駅北口広場の一部が演舞会場に使用されることから
発着バス停を東急ストア前の公道へ移動するといった措置がとられた。
このなかで高60,高63(高円寺駅~練馬駅,豊玉南住宅)では、
6000代「KL-JP252NAN改,PK-JP360NAN」の運用を一部差し替えて、
普段はあまりみられない1100代「KL-UA452KAN改」や1200代「ADG-RA273KAN,PKG-RA274KAN」が使用された。
なお、赤31(高円寺駅~赤羽駅)については乗り場の変更は特になかったが増発便の対応が行われ、
臨時として8月7日の阿佐谷営業所主催のイベント時に充当された前面垂れ幕無しのA3509がやってくるといった一幕も見られた。
この増発便を含めて奇しくも3扉車が3台連続してやってくるなど、
こちらについても混雑対策がとられていたようだ。
(情報提供:練馬急行様 / Text:Ajiwai)
(2010.8.29, 2010.9.2記事追加)
→8/28,29に高円寺阿波踊りが開催され、高43,高60,高63の高円寺駅発着場所が変更となった。
(画像提供:練馬急行様)
→通常の6000代を差し替えて、あまり見られない1100代,1200代の配車もあった。
(画像提供:練馬急行様)
→赤31は通常と同じ発着場所であったが、増発便の対応があった。
(画像提供:練馬急行様)
→昨年の「高円寺阿波踊り」情報はこちらへ。
■C1408が到着そして運用開始,C5136が除籍。
2010(平成22)年8月27日に青梅街道営業所へC1408(練馬200か23-90)が到着し、
翌日の8月28日より早速運用を開始していることを確認した。
気になる型式であるが、
今回登場のC1408についても「PKG-MP35UMVF」であることを確認、
9月1日から施行される、
継続生産車へのポスト新長期規制適用ぎりぎりのタイミングで、
滑り込みの納車ということになった。
C1408は8月30日現在では、
荻10,荻32,荻34,荻36,荻30(荻窪駅~下井草駅,武蔵関駅,北裏,南善福寺,青梅街道営業所)
に充当されており、
1400代の台数が充実する中でも荻窪駅発着路線以外に進出するという状況には至っていない。
一方で代替の除籍車であるが、
今回はC5136が除籍となった。
C5136は晩年は警視庁のフルラッピング仕様となったが、
ラッピングが解除されることなくそのまま除籍となった。
今回また5100代が除籍となったことにより、
青梅街道に残る5100代はC5137,C5138,C5152の3台のみという状況となった。
(Text:Ajiwai)
(2010.8.30)
→C1408が登場した。型式は従来からのPKG-車である。
(Photo:Ajiwai)
→除籍直前、最晩年のC5136。ラッピングが解除されることなく除籍となった。
(Photo:Ajiwai)
→C1408のリア画像やその他画像は「車両リストのページ」から。
■1200代が高60へ頻繁に充当される。
高60(高円寺駅~練馬駅)は、
2008(平成20)年3月16日のダイヤ改正時より五日市街道営業所が運用の一部を受け持つようになってから、
使用される車両は主に6000代「KL-JP252NAN改,PK-JP360NAN」となっており、
ほぼ6000代により独占されている状況であるが、
このところ1200代「PKG-RA274KAN」による配車の割合が多くなってきた。
今までは、土曜・日祭ダイヤにおいて一部1200代が充当されることもあったが、
8月に入ってから平日昼間にも充当される姿が相次いで確認された。
(Text:Ajiwai)
(2010.8.30)
→1200代が日常的に高60へ充当されるようになった。E1259の画像。
(Photo:Ajiwai)
→8/30にはE1229が高60へ充当、練馬駅に現れた。
(Photo:Ajiwai)
■1700代が8/9より運用開始。
2010(平成22)年8月4日に阿佐谷営業所へ納車となり、8月7日のイベントで公開された新型式車:1700代
「いすゞエルガワンステップ:PKG-LV234L2」であるが、
8月9日より早速運用を開始しているのが確認された。
運用初日の8月9日には荻06(荻窪駅~中村橋)で使用されたほか、
8月11には阿01(阿佐谷駅~中村橋)でも使用され、
今年度投入のワンステップ車:1300代,1600代と同様の使途となっており、
阿佐谷所属のワンステップ車は4型式
UDトラックス スペースランナーRA:A1306,A1307
UDトラックス スペースランナーA:A1314,A1315
日野ブルーリボンⅡ:A1600
いすゞエルガ:A1700,A1701
が揃いバラエティに富んだ車種構成となった。
一方、阿佐谷では残り6台となった3400代「U-UA440HSN(MAT)」であるが、
8月7日のイベントに使用された3台(A3509,A3510,A3512)はその後も前面の垂れ幕を撤去したままの状態で運用復帰した。
3400代はこのところ「バス特」垂れ幕が全車に取り付けられていたために、
垂れ幕無しの状態で運用される姿は3月以来約5ヶ月振りで大変貴重な機会となっており、
これもファンサービスの一環と思われる。
(情報提供:ak-3cp様, 5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.8.15)
→8/4に納車された1700代は8/9から荻06にて使用が開始された。
(画像提供:ak-3cp様)
→A1701のリア画像。1700代のリア画像は初公開である。
(画像提供:ak-3cp様)
→8/7のイベント後も垂れ幕が無い状態で運用復帰したA3509。
(画像提供:5860様)
■8/7に「3扉車さよならツアー」を開催、納車直後のA1700,A1701の姿も確認。
2010(平成22)年8月7日、
阿佐谷営業所による主催でゲストにコラムニストの泉 麻人氏を迎えた特別企画「3扉車さよならツアー」が催された。
阿佐谷営業所の奥には3扉車「A3509,A3510,A3512」が並んだ状態で撮影会が行われ、
途中からは参加者のリクエストに応える形で車両の向きや行先表示幕を変更するなど、
非常に徹底したサービスが行われた。
また3扉車の近くには、8月4日に納車されたばかりの新型式車:1700代「いすゞエルガワンステップ:PKG-LV234L2」
が置かれ、
A1700(練馬200か23-77),A1701(練馬200か23-78)の2台についても撮影や車内の見学が自由に認められていた。
撮影会が行われた後は、A3509を使用したチャーター便にて阿佐谷駅へ移動、
泉 麻人氏所蔵の写真解説付きで阿佐谷駅~第九小学校間の阿01,阿02旧ルートを散策、
阿佐谷営業所に戻った。
その後の行程は、同じくA3509を使用して
阿佐谷営業所→阿佐谷駅→(1972年廃止のルート、ただし新道経由)
→豊島園→練馬春日町駅→光が丘南通り→八成橋→育英高専前→中村橋→阿佐谷営業所
と経由し、通常の関東バスでは通ることのない豊島園や光が丘付近を通過しながら
泉 麻人氏による詳細な解説がアナウンスされた。
そして八成橋→中村橋間の免許維持路線にも入り、
早朝のみ営業車両が通過する各バス停の状況を確認するといったファンサービスが行われた。
阿佐谷営業所に戻った後は中野区役所まで早稲田通りを経由し解散となったが、
お伊勢の森付近で早稲田通りが狭隘道路であった時代や、
環七通りが開通する以前の野方行きが通過していた大新横丁付近の話など懐かしい話が繰り広げられ、
終始和やかな雰囲気で解散となった。
一方、話題は戻って車両の代替状況であるが、A1700,A1701はいすゞエルガのワンステップ仕様で、
8月4日にいすゞ自動車からは「LKG-LV234L3」が発表されたが、
今回納車分は「PKG-LV234L2」であることを確認した。
車内レイアウトは5月に登場した1600代「PKG-KV234L2」と同様の座席削減仕様となっている。
ただし1300代や1400代と異なるのは、
1600代と同様に中扉以降の座席が1列に削減されているのは3列分となっており、
最後部より1列前の座席は2列席となっている。
そして代替で除籍となったのはA3493,A3494で、
今回の除籍により阿佐谷に残る3扉車はA3508~A3513,A3001,A3002の計8台ということになった。
(Text:Ajiwai)
(2010.8.7)
→8/7に「3扉車さよならツアー」が催され、3扉車による並びが演出された。
(Photo:Ajiwai)
→通常は使用されることのない幻とも言われた阿03の幕表示も掲出された。
(Photo:Ajiwai)
→8/4に到着したA1700,A1701の姿も見られた。
(Photo:Ajiwai)
→A1701の画像。車内も見学可能であった。
(Photo:Ajiwai)
→A3494晩年の姿。ラッピング仕様のまま除籍となった。
(Photo:Ajiwai)
→除籍となったA3493,A3494のその他詳細画像は「車両リストのページ」から。
■B1316,B1317が登場、代替はB3507,B5153。
2010(平成22)年8月4日、武蔵野営業所へまたもや新車が到着、
B1316(多摩200か20-26),B1317(多摩200か20-27)の2台を確認した。
車両型式は「PKG-AP35UM」で、
関東バスでは初のスペースランナーAが7月20日より投入されてからは型式変更はなく、
続々と投入が続いている。
ポスト新長期規制に適合したモデルチェンジ車は関東バスではまだ登場していないが、
現存するB5154~B5158の車検期限が12月まであることと、
継続生産車にも適用開始となる9月1日まで1ヶ月を切ったことから、
今後まだPKG-車が引き続き投入されるかについては極めて微妙である。
B5153は警視庁ラッピングが解除されないまま除籍となった。
またB3507は2008(平成20)年7月に丸山より転属したために、
3400代で唯一「多摩200か」ナンバーを付けていた車両であった。
そして2006(平成18)年から武蔵野では3400代が全車除籍済となっていたために、
武蔵野唯一の3400代として孤軍奮闘していたが、
今回の除籍により武蔵野から再び3400代が全て姿を消した。
6月から始まった一連の置き換えにより、
残存する5100代「U-UA440LSN」はB5154~B5158の5台のみという状況となった。
(情報提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)
(2010.8.4)
→B1317納車時の貴重な画像。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→B1317のリア画像。1310~1315からは変更点は見られない。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→除籍となったB5153。ラッピングはそのままでナンバーが切られた。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→B3507は丸山からの転属で武蔵野唯一の3400代であった。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
→除籍を目前に控えたB5153晩年の画像。
(Photo:Ajiwai)
→B3507晩年の姿。PASMOステッカーが側面に1つ多かった。
(Photo:Ajiwai)
→B5153とB3507の並び。
(画像提供:KANTO MUSASHINO[B5154]様)
■B1312,B1313が7/30に納車,7/31運用開始、そして代替はB5131,B5132。
武蔵野営業所へ1300代が続々と投入されているが、
2010(平成22)年7月30日に今度はB1312(多摩200か20-17),B1313(多摩200か20-18)が到着、
翌日の7月31日よりB1312が吉73(吉祥寺駅~向台町五丁目)、
B1313が鷹13(三鷹駅~柳沢駅)で早速運用を開始した。
型式は今回も「PKG-AP35UM」となっており、
9月1日より継続生産車にも適用開始のポスト新長期規制直前に、
引き続きPKG-車の納車が続いている。
代替で除籍となったのは、
2000(平成12)年の車体更生時に車体広告準備塗装仕様となり、
関東バスでは最後の2台となっていたB5131,B5132「U-UA440LSN」で、
7月30日に武蔵野営業所を後にしたことによって、
関東バスの車体広告準備塗装仕様車が遂に全廃となった。
(情報提供:henry様, 5860様 / Text:Ajiwai)
(2010.8.1)
→B1312の画像。7/30に到着した。
(Photo:Ajiwai)
→B1313も7/30に到着、7/31より早速運用を開始している。
(Photo:Ajiwai)
→「広告準備塗装仕様車」とした独自のデザインも過去帳入りした。B5131晩年の画像。
(Photo:Ajiwai)
→今回のB5131,B5132除籍により広告準備塗装が全廃となった。B5132晩年の画像。
(Photo:Ajiwai)
→新車B1312,B1313や除籍となったB5131,B5132のリア画像は「車両リストのページ」から。
■D7107,D7108が納車,D3502は除籍,D3018は今なお現役。
2010(平成22)年7月23日、
武蔵野営業所へ納車された1300代と同日であるが、
丸山営業所用の新車としてはD7107(練馬200か23-72),D7108(練馬200か23-73)が到着した。
型式は2008(平成20)年度に投入されたD7104~D7106と同型の「PKG-KV234L2」となっており、
9月1日より継続生産車にも適用開始となるポスト新長期規制を目前に控え、
駆け込みで納車が続いている状況となっている。
代替で除籍となったのは5月下旬に運用を離脱し、
長らく丸山営業所に留置の続いていたD3502「U-UA440HSN」は確認済みであるが、
もう1台の除籍有無については未確認である。
ちなみに丸山に残る最後の3扉車となったD3018「U-UA440HSN」であるが、
7月22日には中12(中野駅~江原中野通り経由~江古田駅)で運用されていたが、
7月24日頃より丸山営業所に留置中となっている。
7月30日現在もそのままであったが登録ナンバーや行先方向幕は残されており、
まだ使用可能な状態となっている。
→その後、8月1日には再び中12(中野駅~江原中野通り経由~江古田駅)で運用復帰しているのを確認した。
またD3018は車検を5月に行ったばかりであるため、
このまま除籍となるかについては微妙な情勢である。
以上の状況により、今回のD7107,D7108の納車によって1台が純増の状態となっている。
D7107は7月28,30日に
中27(中野駅~江古田の森)で営業運転する姿が確認されている。
また8月1日にはD7107,D7108共に
中41(中野駅~丸山営業所~江古田駅)で使用されているのを確認した。
(情報提供:E3248様 / Text:Ajiwai)
(2010.7.23)(2010.7.24,31情報追加)(2010.8.1画像追加)
→D7107の画像。丸山には7100代が追加で投入された。
(画像提供:E3248様)
→こちらはD7108の画像。
(画像提供:E3248様)
→回着整備を受けるD7107とD7108。
(画像提供:E3248様)
→長らく留置の続いていたD3502が7/21に遂に除籍となった。
(画像提供:E3248様)
→一方で運用に復帰したD3018。バス特ステッカーにより現在の画像であることがわかる。
(Photo:Ajiwai)
■C1407が登場、代替はC5151。
先日ラッピングを解除されたばかりのC5151「U-UA440LSN」が7月22日午後に、
ナンバーを撤去された姿で立野橋の分車庫に留置中である目撃情報が寄せられた。
そして7月23日に青梅街道営業所にも新車が到着、
C1407(練馬200か23-71)であることが判明した。
車両型式は「PKG-MP35UMVF」で従来から変更はなく、
ポスト新長期規制に適合したモデルチェンジ車は関東バスではまだ登場していない。
C1407は納車翌日である7月24日から早速運用を開始、
荻10(荻窪駅~下井草駅)で使用されているのを確認した。
(情報提供:E3248様, T-L716様 / Text:Ajiwai)
(2010.7.23)(2010.7.24情報追加)
→青梅街道にも7/23に新車が到着した。C1407の非公式側画像。
(画像提供:E3248様)
→除籍直前、ラッピング解除後のC5151詳細画像は「車両リストのページ」から。
■B1310,B1311が登場、代替はB5147,B5148。
2010(平成22)年7月23日、
武蔵野営業所用の新車としてB1310(多摩200か20-11),B1311(多摩200か20-12)が姿を現した。
登録ナンバーの交付を受け武蔵野営業所へ車両が到着したのは午後2時近くとなった模様。
今回、武蔵野営業所に登場した1300代についても、
7月20日に阿佐谷営業所へ到着したA1314,A1315と同様に三菱ふそうからのOEM供給である
「スペースランナーA:PKG-AP35UM」となっており、
関東バスへの「スペースランナーA」納入は今回が初めてとなる。
今回納車の1300代は5月27日にUDトラックスより新発売となった「LKG-AP35FM」ではなく、
いずれも在来型式の「PKG-AP35UM」となっている。
一方代替で除籍となった車両であるが、B5147,B5154「U-UA440LSN」がここ数日間運用を離脱していたために
この2台の除籍が考えられたが、このうちB5154については7月18日から20日にかけて、
武蔵野営業所の整備庫に運ばれて各種試験等が行われるなど動きが見られ、
7月22日より運用復帰した。
B5147は第五小学校の分車庫に留置が続いていたが、
7月23日には登録ナンバーが撤去されているのを確認、
もう1台除籍となったのはB5148であることが判明した。
今回除籍となったB5147,B5148は午後2時過ぎに第五小学校を出発、
靖国通りや国道14号線を経由して千葉方面へ回送された。
今回のB1310,B1311納車、阿佐谷にはA1314,A1315が納車されたことにより、
現在のところ1312~1313が空き番となっていることから、
1312,1313の納車も近日中に行われると見られる。
(情報提供:E3248様, KANTO MUSASHINO[B5154]様 / Text:Ajiwai)
(2010.7.23)(2010.7.28情報追加)
→B1310からは三菱ふそう(MFBM)車体となった。
(画像提供:E3248様)
→B1310のリア画像。
(画像提供:E3248様)
→登録ナンバーの交付を受ける直前のB1311。
(画像提供:E3248様)
→B1311のリア画像。
(画像提供:E3248様)
→今回除籍となったB5147の社紋の青色は明るいのが特徴であった。
(Photo:Ajiwai)
■A1314,A1315が登場、A3491,A3492が除籍となる。
阿佐谷に所属するA3491,A3492「U-UA440HSN」が除籍となり、
7月16日にナンバーや方向幕,料金箱といった装備が取り外されているのを確認した。
A3491は除籍作業の行われた前日である7月15日には宿05,中01(新宿西口,中野駅~野方)で運用される姿が確認されているが、
これが最後の営業運転となった模様である。
一方でA3492については当サイト側で最後に営業運転が確認できたのは、
7月14日の宿08,阿45(新宿西口~中野駅,阿佐谷駅~中野駅)となっている。
除籍作業の行われた7月16日には新車は到着せず、
7月17~19日にかけて3連休を挟んで7月20日午後に代替となる新車:A1314(練馬200か23-65)とA1315(練馬200か23-66)が阿佐谷営業所へ到着した。
そして回着整備を終えて7月21日にはA1315を使用しての乗務員へのガイダンスが行われた。
今回投入の1300代は、
西日本車体工業の会社清算による「スペースランナーRA」製造終了に伴い、
三菱ふそうバス製造(MFBM)車体を架装している「スペースランナーA:PKG-AP35UM」となったことが最大の特徴である。
室内は従来の1300代と同様に中扉以降の座席4列分が1人掛けとなっている、
いわゆる座席削減仕様となっている。
このA1314,A1315の主な使用路線は阿01(阿佐谷駅~中村橋)、
阿02(阿佐谷駅~荻窪駅~白鷺一丁目循環)、
阿05(荻窪駅~阿佐谷駅~白鷺一丁目)となっている。
(情報提供:5860様, 練馬急行様 / Text:Ajiwai)
(2010.7.17)(2010.7.28情報追加)
→A1314とA1315が7/20午後に到着した。
(Photo:Ajiwai)
→A3491とA3492がナンバーを撤去され、除籍へ向けた作業が行われた。
(Photo:Ajiwai)
→除籍直前、最晩年のA3491の姿。
(Photo:Ajiwai)
→最晩年のA3492の姿はこちら。
(画像提供:練馬急行様)
■E1259,E1260が7/6に到着、代替で除籍はE3500,E3501。
2010(平成22)年度で初めての1200代「PKG-RA274KAN」の新製が行われ、
7月6日午前11時過ぎにE1259(練馬200か23-51),E1260(練馬200か23-52)が五日市街道営業所へ到着した。
そして翌日の7月7日より早速運用入りしている。
代替で除籍となったのはE3500,E3501「U-UA440HSN」で、
7月6日の15時頃に五日市街道営業所を後にした。
今回除籍となったE3500,E3501は2006(平成18)年より
「ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺」のフルラッピングが施されていたが
屋外広告物掲出期間満了を迎えていたためにいつラッピングが解除されるかが注目されたが、
除籍に係る作業の一環でラッピングが解除されたため、
ラッピングを解除しオリジナル塗装の姿で営業運転を行うことはなかった。
今回また3400代が除籍されたことにより、五日市街道に残る3400代はあと2台
「E3486,E3487」のみの状況となった。
そして五日市街道に残る3扉車ということになると、E3014,E3015を加えても計4台という状況で、
五日市街道から3扉車が全廃となる日が刻々と近づいている。
一方、青梅街道に所属する「ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺」ラッピング仕様であったC5151とC2103が
ラッピング解除となっていることを併せて確認した。
C5151の車検期限は8月までのため、このタイミングでフルラッピング解除ということは、
除籍されるかについて注意が必要である。
また、ヨドバシカメラ関連のフルラッピングがこのまま減るのか、
それとも他車へシフトするかについても注目される。
(情報提供:E3248様 / Text:Ajiwai)
(2010.7.9)
→E1259の画像。納車翌日より早速運用入りしている。
(Photo:Ajiwai)
→こちらはE1260の画像。今回投入分は公式側が「ノンステップバス」ではなく「ノンステップ」となっている。
(Photo:Ajiwai)
→これより過去の記事は過去のヘッドライン(2010.1~2010.6)へ
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