関東バス・アーカイブス「味わい」
過去のヘッドライン (2020年上期)

Headline News Archives 2020

関東バスヘッドライン 過去記事 (2020年1月~6月)

→これより過去の記事は過去のヘッドライン(2019年7月~12月)

関東バス新車のA2459

6/17に追加投入された最新のA2459。
阿佐谷に配置される2400代は13台となり、 阿01荻06,荻07に集中投入されている。


A2459 阿佐ヶ谷駅北口 2020.6.27
(Photo:Ajiwai)

■阿佐谷へ2400代を続々と投入。


2020(令和2)年3月に阿佐谷営業所へA2453~A2455が投入され、 阿佐谷管内でも勢力を増しつつある2400代「2PG-MP38FKF」だが、 5~6月にかけて更に追加投入された。

5月25日には今年度初となる新車:A2456(杉並200か・1 55)が到着したが、 その後28日にA2457(杉並200か・1 56)も到着、 6月に入ると11日にA2458(杉並200か・1 59),17日にA2459(杉並200か・1 60)が相次いで納車された。

2400代の断続的な投入によりA1138,A1145,A1147,A1148「KL-UA452KAN改」が代替で除籍されたが、 これらは新宿西口の旧バスロケシステム用の車上子を取り付けた最後のグループであり、 今も屋根上に車上子を取り付けている車両はA1146の1台のみとなった。

3月から年度を跨いで投入された7台の2400代だが、 先に投入された6台と共に 阿01「阿佐ヶ谷駅~中村橋駅」, 阿02「白鷺一丁目→阿佐ヶ谷駅→荻窪駅→白鷺一丁目(循環)」, 荻06「荻窪駅~中村橋駅」, 荻07「荻窪駅~練馬駅」 と関連する出入庫系統のみで運用されているため、 両系統が集まる中杉通りでは運用される車両が様変わりし世代交代を印象付けている。


→'20年度に入り阿佐谷へ2400代が継続投入されたが、標準座席仕様が選択された。
画像はA2457。

(Photo:Ajiwai)
→6/11にはA2458が追加投入された。
(Photo:Ajiwai)
→'20年3月に導入されたA2455はラッシュ型の座席配置だが、
'20年度車は2人掛けの標準座席仕様へ再度変更された。

(Photo:Ajiwai)

→新車のリア画像や、2400代各車両の型式写真はこちら

→新宿西口の旧バスロケ用車上子を付けた車両は、画像のA1146のみとなった。
(Photo:Ajiwai)

(情報提供:阿03の人様 | 2020/6/28画像追加)





■特別ダイヤで西50に今川三丁目行を設定。


新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発出に伴い、 関東バスでは需要に合わせて休日ダイヤによる運行や特別ダイヤによる運行が行なわれているが、 このたび緊急事態宣言の解除に伴い、 2020(令和2)年5月25日に青梅街道営業所,阿佐谷営業所管内では特別平日,特別土曜,特別休日ダイヤの変更が行なわれた。

5月25日からの特別ダイヤ改正に伴い 西50「西荻窪駅~井荻駅」では、 今まで深夜バスのみ運行されていた 西50「西荻窪駅→今川三丁目」(書類上の表記は西50-4)が夕方以降の時間帯に新たに設定された。

西荻窪駅発時刻(計6回)
1619,1721,1756,1913,2044,2242発(特別平日)
1702,1802,1901,1943,2035,2242発(特別土曜,特別休日)

今まで西荻窪駅からは青梅街道営業所行き(西50-1)として、 桃井四丁目を左折し青梅街道を通りそのまま入庫していたが、 桃井四丁目を直進し今川四丁目,今川三丁目を経由してから入庫する経路となった。

関東バスでは起終点のいずれかが異なる場合、 系統番号を別途割り振ることを基本としているが、 西50のように行先が井荻駅、今川三丁目と2種類存在することは珍しい事例といえる。

同じ系統番号を表示しながら行先が異なる事例は、

烏01五日市街道営業所

※烏山中学校→国学院前間で表示される
※「久我山病院→五日市街道営業所」(烏01-1)
※本系統は烏01「千歳烏山駅~久我山病院」

西51青梅街道営業所
※荻窪駅→清水三丁目間で表示される
※「荻窪駅→青梅街道営業所(今川三丁目経由)」(西51-1)
※本系統は西51「荻窪駅~西荻窪駅(今川三丁目経由)」

が挙げられる。


→5/25からの特別ダイヤにて西50今川三丁目行が設定された。
(Photo:Ajiwai)
→5/31の今川三丁目行第1便に充当されたC2118。
同一系統で行先が複数設定されることは関東バスでは極めて珍しい。

(Photo:Ajiwai)

(2020/5/31情報追加)


■荻窪病院シャトルバスで車両代替、C025が運行開始。


青梅街道営業所に多摩ナンバーのまま転属してきた元ムーバスのC025「BDG-HX6JLAE」だが、 2020(令和2)年3月21日より運用を開始した。 充当路線は荻窪病院シャトルバス「西荻窪駅~荻窪病院」で、 運行初日は朝~昼頃まで設定されている土曜日ダイヤの全てを担当した。

なお運用入りに先立ち、 C025は3月18日に練馬ナンバーを取得、 (練馬200か3554)で登録された。

C025の運用開始と入れ替わりに、 これまで荻窪病院シャトルバス専属だった156「PA-ME17DF」が除籍され、 3月18日にナンバー撤去やラッピングの剥離作業が行なわれた。

156の運用離脱と除籍へ向けた作業が行なわれた3月16~19日の間は、 C157「PA-ME17DF」が荻窪病院シャトルバスを代走したが、 久しぶりに公道を走る姿が目撃された。

今回運用入りしたC025は、 3月21日時点では荻窪病院シャトルバス専用のラッピングが施されていなかったが、 その後ラッピング化されたほか、 併せて社名と社番が複数追記された。


→荻窪病院シャトルバス用として西荻窪駅に姿を見せたC025。
(画像提供:三鷹様)
→荻窪病院シャトルバス用としてC025が使用されるようになった。
(Photo:Ajiwai)
→156は除籍となり、荻窪病院シャトルバスの部分ラッピングが剥がされた。
(画像提供:阿03の人様)
→C025は登録ナンバーが変更された。2台体制となった安全運転訓練車と並んで留置中の姿。
(画像提供:阿03の人様)
→156の除籍に伴いC157が荻窪病院シャトルバスを代走した。
(画像提供:阿03の人様)
→C157による荻窪病院シャトルバス代走は3/16~19に見られた。
(画像提供:三鷹様)

→C025はその後、荻窪病院シャトルバスの部分ラッピングが施された。
(画像提供:三鷹様)

(情報提供:三鷹様, 阿03の人様 | 2020/3/21,2020/5/31画像追加)


■BN-5が一般路線仕様化、杉並ナンバーへ変更。


西東京市はなバスへBN-10,BN-11「2DG-HX9JLCE」が投入されて運用離脱したBN-5「PA-ME17DF」が、 前面が関東バス一般路線仕様,側面が白色の単一塗装へ変更されて武蔵野営業所に再び姿を見せた。 その後2020(令和2)年2月末には杉並ナンバー(杉並200か・1 48)へ変更された上で、 側面を「かんにゃん。」ラッピングが施された。

BN-5は杉並ナンバーに変更されたため、 BN-6と同様に阿佐谷営業所へ転属することが考えられるが、 古巣のはなバスで運用される姿も目撃されており、
「かんにゃん。」ラッピングを纏った阿佐谷所属と思われるはなバス用のBN-5
という極めて特異な状態となっている。

杉並ナンバーに変更されたBN-5の、 今後の去就が注目される。


→はなバスから運用離脱したBN-5が、 一般路線仕様へ変更されて武蔵野営業所へ戻ってきた。
(画像提供:kbb12345様)


(情報提供:kbb12345様 | 2020/3/16)


中13,中28が運行休止。


丸山営業所管内の一部路線で2020(令和2)年3月16日(月)にダイヤ改正が実施されたが、 中13「中野駅→新井薬師前駅→中野駅(循環)」 と中28「中野駅~江古田駅(江古田の森経由)」 の運行休止が発表された。

中13,中28は平日朝のみ運行されていたが、 今回のダイヤ改正に先立ち、 3月13日(金)の運行をもって運行を終了した。

運行最終日となった3月13日、 中13は阿佐谷から転属したD911「SKG-LR290J1」が担当した。

中28では、 D1236「PKG-RA274KAN」,D2444「2PG-MP38FKF」などが運用を務め、 中野駅初の最終便はD7107「PKG-KV234L2」が担当した。

中13は西武新宿線の踏切を通過する中野駅発着路線の運行間隔平準化を目的に、 2015(平成27)年10月16日に新設された路線で、 平日朝に8回設定された。 今回の運行休止により、 運行された期間は僅か4年半弱と短命に終わったが、 中13はもともと中野駅発着路線のサポートを目的としていたことが背景として考えられる。 また、新井薬師前駅の停留所が中12等と同じ江古田駅方面のバス停から発車していたことから、 中野駅方面の利用客をカバーできず、 中13による実質的な恩恵を受けられた停留所は新井小学校,北野神社のみだったことも遠因として考えられる。

一方中28は、 江古田の森周辺で進められ2018(平成30)年9月23日にまちびらきされた中野区最大級の複合開発プロジェクトである 「江古田の杜プロジェクト」による需要増加を視野に、 中27「中野駅~江古田の森」の江古田の森~江古田駅間を延伸する形で2012(平成24)年5月16日に新設された路線である。 平日のみ運行でスタートした路線が2012(平成24)年10月1日には終日運行となり、 一時期は中27の運行本数のうち大半が中28へ移行したが、 2019(平成31)年4月16日のダイヤ改正では土曜・休日の設定が無くなり平日朝のみに縮小されていた。

江古田の森経由という遠回りな経路であることや、 ダイヤによっては江古田の森で時間調整があることから、 中野駅~江古田駅を通しで利用する乗客から敬遠されたこと、 江古田の杜周辺の開発が一段落し利用実態が見えたことが要因として考えられる。

ただ、今回の措置はあくまで運行休止であり廃止とは明言していないことから、 今後の将来的な復活の可能性には含みを持たせた形となった。


中13運行最終日はD911が担当した。
(画像提供:kbb12345様)
→新井薬師前駅にやってきた中13のD911。
(画像提供:ふじもん様)
中13と同時に休止となった中28の最終便はD7107が担当した。
(画像提供:kbb12345様)


(情報提供:kbb12345様, ふじもん様 | 2020/3/13)


■すぎ丸E160が除籍、代替はE163。


すぎ丸かえで路線「西荻窪駅~久我山駅」の初代車両3台のうち、 2019(平成31)年1月にE158,E159「BDG-HX6JLAE」がE161,E162「2DG-HX9JLCE」へ代替されたが、 1台だけ残っていたE160がE163に置き換えられた。

E163は2月5日頃に納車された後はしばらく使用されず、 松ノ木線で主に運用されているE111,E112「SDG-HX9JLBE」により代走が続いたが、 2月17日より本格的に運用を開始した。

今回の車両代替により、 2008(平成20)年11月29日のすぎ丸かえで路線運行開始から活躍してきた初代車両は全て姿を消した。

E163の登録ナンバーは(杉並200あ・1 91)で、 上2ケタの数字が元号に合わせているのが特徴だ。

E163は先に投入されたE161,E162と共通運用で、 すぎ丸かえで路線に連日使用されるようになった。


→E160の代替としてE163が登場、本格的に運用を開始した。
(Photo:Ajiwai)
→除籍となったE160の晩年の姿。
(Photo:Ajiwai)

→E163ほか、すぎ丸車両の型式写真はこちら


(情報提供:阿03の人様, はれはれ様 | 2020/2/5)


■東京女子大の入試対応で西10増発便を運行。


2020(令和2)年2月3,4日に東京女子大の一般入試が行なわれ 毎年恒例の西10「西荻窪駅~吉祥寺駅」の増発便が運行された。 西10増発便には普段使用されることのない1400代,2400代が充当されたほか、 2月4日には阿佐谷営業所からA1307「PKG-RA274MAN」が貸し出され、 西10に充当された。

2月3日に充当されたC2407「QKG-MP38FKF」はフルカラーLED装備車で、 西10や出入庫系統の 吉80「吉祥寺駅~青梅街道営業所」で使用される系統番号のカラー表示が見られた。


→通常は青梅街道の1400代が吉祥寺駅に現れることはないが、
西10増発便にて吉祥寺駅にやってきた。

(画像提供:三鷹様)
→フルカラーLEDのC2407が西10増発便に充当された。
(画像提供:三鷹様)
→2/4には阿佐谷営業所からA1307が貸し出された。
(画像提供:三鷹様)


(情報提供:三鷹様 | 2020/2/4)


■C025が関東バス一般塗装で姿を現す。


このところ、ムーバスやはなバスから関東バス一般路線車に編入される事例が相次いでいるが、 また新たに編入車が登場した。

2019(令和元)年11月にムーバスから運用離脱した025「BDG-HX6JLAE」が、 関東バス一般路線塗装となり2020(令和2)年1月16日に青梅街道営業所へ回送されてきた。 社番はC025と表記されていることから、 このまま青梅街道営業所に配属されるとみられるが、 1月19日現在ではムーバス時代の東京五輪仕様のナンバー(多摩200か18-01)そのままで姿を見せており、 異彩を放っている。

C025の前面バンパーは、 松ノ木線で使用されるE111,E112「SDG-HX9JLBE」や、 先に編入されているE020,D021,D022「ADG-HX6JLAE」,E023,E024「BDG-HX6JLAE」とは異なり白色であることから、 今までの日野ポンチョ一般路線車とは雰囲気が異なる。

一方青梅街道営業所には、 A1533から転用改造された安全運転訓練車(練馬230さ20-20:自家用登録)「QPG-LV234L3」が1月15日に到着し、 2018(平成30)年度に改造された元B1317の安全運転訓練車(練馬230さ20-18:自家用登録)「PKG-AP35UM」や C025と前後に並んで留置される姿が目撃された。

今回の安全運転訓練車の追加投入に伴い、 元B1317には車体前面に「1」を追加、 このたび到着した元A1533は同様に「2」が表記されたことも併せて確認した。


→元ムーバスの025が関東バス一般塗装となっているのを確認した。
(Photo:Ajiwai)
→C025の前面のバンパーは白色である点が今までの車両と異なる。
(Photo:Ajiwai)


(情報提供:直通快特様, 阿03の人様 | 2020/1/19)





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