東京女子大学で実施された入学試験の受験者送迎のため、 途中停留所無停車の[直行]として運行された臨西10。 東京女子大学入試対応の増発便は毎年運行形態が異なることから 臨吉80や臨西10が毎年運行される訳ではない。 C2203 西荻北三丁目→西荻窪駅間 2023.2.4 (画像提供:三鷹様) ■東京女子大学入試の際にも設定されないかも!?激レアの臨時系統。東京女子大学は西10「西荻窪駅~吉祥寺駅」そして 吉80,吉81「吉祥寺駅~青梅街道営業所,上石神井駅」の沿線にキャンパスがあるが、 入学試験が行われる2月3,4日前後になると西10増発便が運行され、 最近は減少傾向だが他営業所からの応援車両を多数受け入れて多彩な顔ぶれによる受験生の送迎輸送が繰り広げられる。 また、年によっては新たに途中停留所通過の直行便が設定されることもあり、 実際に設定されたことのある臨時系統がこの 臨吉80「吉祥寺駅~東京女子大前」[直行], 臨西10「西荻窪駅~東京女子大前」[直行]である。直近では、臨吉80は2018(平成30)年2月3日、 臨西10は2023(令和5)年2月4日に、 それぞれ実際に運行されたことを確認している。 東京女子大学の入試当日は、通常は吉祥寺駅には姿を見せることのない青梅街道営業所の 1400代や 2400代が充当されたことも特筆される。 試験後の夕方に設定される 臨吉80[直行]「東京女子大前→吉祥寺駅」の復路便では、 八幡宮前交差点を直進しコピス吉祥寺前を経由する通常の西10,吉80等とは異なり、 八幡宮前交差点を左折、 サンロード入口を経由して吉祥寺駅へ進むことで所要時間の短縮が図られている点が特徴だ。 その後吉祥寺駅へ到着した後はサンロード入口まわりで回送となり、 東急百貨店前を経由する営業路線とは異なる経路での入庫となる。
■詳細は一切不明...数年に1回は設定されるか?の臨西10。吉祥寺駅発着の臨吉80にまして、 更に設定頻度が低い臨時系統が 臨西10「西荻窪駅~東京女子大学」[直行]である。これまで何度か臨西10の目撃情報を頂いたことはあったが詳細が一切不明で、 関東バスで1~2位を争う極めてレアな臨時系統であることには間違いない。 しかしこのたび、 2023(令和5)年2月4日に臨西10が実際に運行されている姿を三鷹様からご提供頂いたため、 当サイトでは初めて掲載するに至った。 上述の臨西10は2月4日夕方の入試終了後の復路便として設定され、 C1405,C2203,C2413が臨西10として運行されていたことを確認した。 特にC1405やC2413は普段、西10に使用される機会がほぼ無く、 西10関係の運用について西荻窪駅へ姿を見せること自体が珍しいため、 更に臨西10に使用されるという、 二重に珍しい事柄が発生した。
■東京女子大学入試時のイレギュラ運用に関する、過去のヘッドラインを整理してみました。→2020(令和2)年の関係記事はこちら※A1307貸出→2018(平成30)年の関係記事はこちら※臨吉80を設定 →2017(平成29)年の関係記事はこちら※D7003貸出 →2016(平成28)年の関係記事はこちら※他営業所から多数応援 →2015(平成27)年の関係記事はこちら※他営業所から多数応援 →2014(平成26)年の関係記事はこちら※臨吉80を設定 →2013(平成25)年の関係記事はこちら※他営業所から多数応援 →2011(平成23)年の関係記事はこちら※3扉車による特送 →2010(平成22)年の関係記事はこちら※武蔵野,丸山から応援 臨吉80,臨西10の運行について 運行回数 ※不定期運行 ※不定期運行 ※途中停留所を通過 ※東京女子大学の入学試験日において、送迎用として設定 ※主な運行実績 臨吉80:2014(平成26)年2月4日,2018(平成30)年2月3日 臨西10:2023(令和5)年2月4日 | ||||||
関東バス・アーカイブス「味わい」 | 路線一覧(青梅街道営業所編)まで戻る ←EXIT 画像の著作権は撮影者に帰属します。また画像や当サイトの資料を無断使用することや二次加工を一切禁止します。 画像は著作権保護のための処理を行っております。 Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is strictly prohibited. Copyright(c)Ajiwai. All Rights Reserved. |