茨城交通ひたちなか海浜公園

元関東バス車両「その後」追跡調査

茨城交通へ渡った関東バス車両 2016



イベント輸送対応で'09年度に移籍した元1510代と離合する元A906。 

(左)「1683」元A906,(右)「1043」元A1514 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)



茨城交通では2009(平成21)年に関東バスからの移籍車が初めて登場した以降、 2010(平成22)年6月1日の茨城オートのバス事業が茨城交通に統合されたことによる再移籍車や、 元ケイビーバス→ロイヤル交通→茨城交通の多重移籍車である元K603など計11台が移籍したが、 ここ4年は新たな移籍は発生していなかった。

その後2016(平成28)年に入ると、 1月に関東バスから除籍されたA906「KK-LR233J1改」が久し振りに茨城交通へ移籍、 第二の活躍を始めたという情報が入った。

このほか、 '09年に移籍の元1510代「KC-LT333J改」についての最新情報もご提供頂き、 再び'16年バージョンの茨城交通移籍車についての特設ページをここに開設したので、 ぜひご覧頂こう。


※当ページに掲載の画像は、練馬急行様,阿03の人様よりご提供頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。



■関東バス元A906→茨城交通「1683」


茨城交通1683(元関東バスA906) 2016(平成28)年に入り元関東バスの元A906が茨城交通へ移籍した。

「1683」(元A906) 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:阿03の人様)


先述の通りしばらく関東バスからの移籍車が見られなかった茨城交通だったが、 2016(平成28)年に元A906が事業者間移籍となり、 (水戸200か16-83)を取得し茨城交通勝田営業所に配属となった。

外観はもちろん変更されたが車内は関東バス時代の原形を留めており、 ひと目で元関東バス車両であることが判る状態だ。

撮影当日は「勝田駅~勝田営業所」と「勝田駅~海浜公園西口~中央研修所」で運用されていたということだが、 勝田営業所での中型車の使途について、 大型車と区別され限定運用となるか気になるところだ。


茨城交通1683(元関東バスA906)リア 「1683」のリア姿。
関東バス時代の後部カメラは撤去されたが、
リア面下部にはドライブレコーダー搭載のステッカーが取り付けられている。

「1683」元A906 勝田駅入口交差点 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)


■ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016開催で元関東バス車両が集結。


茨城交通1046,1683(元関東バスA1515,A906) フェスティバル輸送対応のため大子から応援に駆け付けた「1046」と、
通常路線に使用される「1683」。

(左)「1046」元A1515,(右)「1683」元A906 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通1035(元関東バスA1511) フェスティバルのシャトルバスとして、 「1035」は勝田駅東口~会場間をピストン輸送していた。

「1035」元A1511 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)


2016(平成28)年8月6,7,13,14日の4日間に渡り、 TOKYO FM主催の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016」が茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催され、 会期中は勝田駅東口、水戸駅南口、キャンプビレッジ(長砂)からフェスティバル会場まで、 茨城交通によるシャトルバスが運行された。

このシャトルバスには茨城交通の各営業所から応援車両が駆け付け、 2009(平成21)年度に移籍した元
1510代の5台全てがシャトルバスに使用された。

この元1510代は中扉が4枚折戸で中扉以降の座席配置が1-2-2-5席という、 乗客を一斉にさばくには適している仕様であることから、 今回のシャトルバスのような運行形態にはうってつけなのだろう。 このため5台全車が一同に介する状況が生まれたと推測できる。

このうち大子営業所に配属されている「1043,1046」は「キャンプビレッジ(長砂)~会場」に充当、 那珂湊、太田営業所の「1035,1038」「1047」は「勝田駅東口~会場」の輸送に充てられたが、 フェスティバル会場周辺では、 「勝田駅~海浜公園西口~中央研修所」の運用に入っていた「1683」がシャトルバスと離合するなど、 いずれも関東バス阿佐谷営業所に所属していた元僚車たちが再会する姿が見られた。


茨城交通1035(元関東バスA1511) 那珂湊に所属する「1035」と「1038」は行先表示器がLED化されている。

「1035」元A1511 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通1043(元関東バスA1514) 大子に所属する「1043」が元気に活躍する姿が久し振りに確認された。

「1043」元A1514 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通1046(元関東バスA1515) 大子に配属された「1043,1046」は、
どちらも「キャンプビレッジ(長砂)~会場」のシャトルバスに充当されていた。

「1046」元A1515 国営ひたち海浜公園 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通1047(元関東バスA1512) 太田営業所に配属される「1047」もシャトルバスに使用され、
関東バスから移籍した元1510代は5台全車が集結することとなった。

「1047」元A1512 勝田駅入口交差点 2016.8.13
(画像提供:練馬急行様)


→「1047」のリア画像
(画像提供:練馬急行様)



■2016の最新動向

事業者間移籍により茨城交通へ渡った元関東バス車両は、 旧茨城オートを経由して編入された車両も合わせて計12台。 このうち現在も現役で活躍するのは11台となっている。

このページでは、 上記に紹介できなかった元関東バス車両の'16年現在の最新状況をお伝えしよう。


茨城交通1037(元関東バスE311) 「1037」はLED化されることなく活躍している。

「1037」(元E311) 水戸駅北口 2016.7.10
(画像提供:練馬急行様)


→「1037」のリア画像。
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通1039(元関東バスE312) 一時らくがきが消されたが、現在は上大野小学校のらくがきバスとなっている。

「1039」(元E312) 水戸駅北口 2016.7.10
(画像提供:練馬急行様)


→「1037」のリア画像。右側面はらくがきの無い通常仕様となっている。
(画像提供:練馬急行様)
茨城交通203J(元関東バスE305) 旧茨城オート色のままで茨城交通車となった203Jは、 行先表示器がLED化されている。

203J(元E305) 鯉渕車庫 2016.7.10
(画像提供:練馬急行様)


→203Jのリア画像。
(画像提供:練馬急行様)






■茨城交通移籍車関連のコンテンツ


→茨城交通へ渡った関東バス車両
転用当時の車両資料や画像をまとめた特設ページです。

→茨城交通へ渡った関東バス車両(茨城オート編)
茨城オートから統合先の茨城交通へ再移籍した元関東バスについての専用ページです。

→茨城交通へ渡った関東バス車両 2014
茨城交通へ移籍してからはや5年が経過しました。
2014年12月時点の状況についてコンテンツを追加です。

→茨城交通へ渡った関東バス車両,詳細ルポ「310代編」
元310代全車の転用改造中を追った貴重な画像があります。

→茨城交通へ渡った関東バス車両,詳細ルポ「1510代編」
元1510代についても同様に特別企画ページを開設し、転用された全車の画像を掲載しました。

→元600代移籍の記録
元600代についても多重移籍により茨城交通へ渡った車両があります。



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