元関東バス車両「その後」追跡調査茨城交通へ渡った関東バス車両 2014 | ||||||||||
元関東バス1510代は茨城交通へ移籍してから5年が経過しようとしている。
12年度には一部を除いてLED化されるなど、時代に合わせた仕様変更も見られる。 「1035」元A1511 水戸駅北口 2014.9.10 (画像提供:練馬急行様) 茨城交通では2009(平成21)年に関東バスからの移籍車が初登場して以来、 早くも約5年が経過している。 2010(平成22)年6月1日に茨城オートのバス事業が茨城交通に統合され、 2005(平成17)年,2008(平成20)年に茨城オートに移籍していた元関東バスの2台もそのまま茨城交通へ再移籍となったことから、 元茨城オートへの移籍車から1台除籍となったのを除き2014(平成26)年11月現在で計10台が活躍を続けている。 当サイトではこれまで数ページに渡り茨城交通へ移籍した元関東バス車両について紹介してきたが、 このたび'14年現在の専用ページを新たに制作したので、 元関東バス車両の動向をご覧頂きたい。 ※当ページに掲載の画像は、練馬急行様よりご提供頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。 ※車庫での画像は特別に許可を得て撮影を行ったものです。 ■元関東バスE311,E312,E313→茨城交通「1037,1039,1041」
2009(平成21)年11月に関東バスから除籍となった元310代は、 3台全車が2010(平成22)年3月頃に茨城交通へ移籍したが、 最近になって多少の動きが見られた。 まず「1037」であるが、 外観は特に変化が見られないが茨大前から鯉渕へ転属となっている。 側窓より下が白色一色となり、 一時期「らくがきバス」となっていた「1039」は、 落書きが解除されたほか行先表示機がLED化され、 最近では鯉渕との共管系統の3系統「桜川西団地~水戸駅~浜田営業所」に入るようになった。 常陸太田駅の近くにある太田営業所へ配属された「1041」については、 60系統水戸太田線「浜田営業所~水戸駅~上菅谷駅~増井車庫」に充当された際には水戸駅へ姿を見せていたが、 2014(平成26)年3月31日をもって上菅谷駅~増井車庫に短縮されてしまった以降は消息確認が難しくなっている。 ただ、現在もそのまま健在の模様である。 移籍から5年が経過した2014(平成26)年12月現在では3台共に健在で、 移籍先での活躍が今後も続きそうな情勢となっている。 □茨城交通「KC-RM211GSN」配置(2014.12.1現在) 元E311「1037」茨大前→鯉渕 元E312「1039」浜田 らくがきバス解除 LED化 元E313「1041」太田
■元関東バスA1511,A1512,A1513,A1514,A1515
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このページのトップ画像である「1035」と共にLED改造された「1038」。
元関東バス車両のLED化は「1035,1038,1039,203J」の計4台となっている。 「1038」水戸駅北口 2014.10.10 (画像提供:練馬急行様) |
元E305が旧茨城オート時代の塗色でいまも活躍中である。
203J 浜田営業所 2014.10.10 (画像提供:練馬急行様) |
前後扉のため座席が整然と並ぶ様も関東バスからは見られなくなったため、 今では懐かしさすら覚える203Jの車内。 203J車内 2014.10.10 (画像提供:練馬急行様) |