荻窪駅から千歳烏山駅を超え、 あとは終点の北野を目指すのみとなった荻58の関東バス車両。 E363 給田~中給田間(給田交差点) 2013.9.23 (Photo:Ajiwai) ■外環道の建設で、終点の北野は大きく変貌中。荻58「荻窪駅~千歳烏山駅~北野」は、 長らく直通で運転が続いていたが2002(平成14)年5月12日限りで廃止となった 荻55「荻窪駅~新川団地北口」を端緒とした路線である。 荻55廃止翌日の5月13日から 荻57「荻窪駅~千歳烏山駅~給田」と 烏20「千歳烏山駅~牟礼七丁目循環」に分断、 路線再編が行われたが、 2007(平成19)年10月15日限りで烏20が廃止されたことに伴い、 烏20廃止による一部区間の補完のために翌10月16日より荻57が原則 荻58へ振り替えられて給田~北野間を延長運転、 現在の運行形態となった。 荻58の運行開始により荻57は給田発荻窪駅行きの早朝1回のみとなり、 しばらくは辛うじて荻57も並存したが、 その後2012(平成24)年4月2日のダイヤ改正では北野の始発時刻の繰り上げが行われ、 いままでの給田始発を北野始発に延長したことにより、 遂に荻57は完全消滅した。 荻58の終点となった北野は、 関東バスでは三鷹市内で唯一の停留所となった。 また北野では荻58は中央自動車道高架下にある小田急バス吉12「吉祥寺駅~北野」の折返場を間借りする形が取られてきたが、 東京外環自動車道と中央自動車道のジャンクション建設工事が本格化したことに伴い、 2014(平成26)年4月1日より吉祥寺通り向かいの仮設折返場へ移転している。 現在荻58は原則、 330代「PB-RM360GAN,PDG-RM820GAN」や 800代「PA-MK27FH,TKG-MK27FHF」の中型車限定となっているが、 折返場の移転により、 実は車両運用上の制約が無くなっているのが現状である。 ちなみに実際には、 2016(平成28)年から正月特別ダイヤ限定で大型車による運行が行われるようになっており、 今後は大型車の充当が日常的に見られる可能性も考えられる。
荻58の運行について(荻窪駅南口基準:2013.9.20改正) 運行回数 平日43回, 土曜40回, 日祭43回 始車:0636(全日) 終車:2112(平日), 2111(土曜,休日) 荻58の出入庫路線 五日市街道営業所~北野 (荻58-1) ※早朝1回のみ:五日市街道営業所0624発(全日) ※夜間1回のみ:北野2148発(全日) →荻58関連の詳細路線図はこちら 経由する停留所名 ※リンクのある停留所名をクリックすると画像を見ることができます。 ※同じ停留所でも北野方面、荻窪駅方面で別画像に分けています。 荻58荻窪駅→北野 荻窪駅南口 →荻窪電話局 →荻窪高校前 →忍川橋 →荻窪四丁目 →川南 →荻窪二丁目 →西田小学校 →荻窪一丁目 →柳窪 →井の頭通り →高井戸東三丁目 →高井戸駅 →浴風会前 →高井戸東二丁目 →中の橋 →上北沢五丁目 →上高井戸一丁目 →芦花公園駅 →烏山下宿 →中宿 →千歳烏山駅 →西烏山 →給田 →中給田 →北給田 →給田境 →北野 荻58北野→荻窪駅 北野 →給田境 →北給田 →中給田 →給田 →西烏山 →千歳烏山駅 →中宿 →烏山下宿 →芦花公園駅 →甲州街道 →上北沢五丁目 →中の橋 →高井戸東二丁目 →浴風会前 →高井戸駅 →高井戸東三丁目 →井の頭通り →柳窪 →荻窪一丁目 →西田小学校 →荻窪二丁目 →川南 →荻窪四丁目 →荻窪橋 →東電荻窪支社前 →荻窪駅南口 荻窪四丁目(交換前) 千歳烏山駅(仮設停留所) ※千歳烏山駅折返場改修による一時移転時(2016.8)の仮設停留所画像:小田急バス仕様の停留所は、 共同運行を行っていない関東バスと小田急バスの共用バス停ということで珍しいものとなりました。 現在は改修工事も終了し、元に戻っています。 当該停留所の情報と画像は、サハ8564様よりご提供頂きました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。 | ||||||||||
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