さよなら6140号車日光線リバイバルツアーの記録
エクスプレス関東アーカイブス特別企画

さよなら6140号車日光線リバイバルツアーの記録
新宿駅西口のスバルビル向かいに現れた6140号車。

6140[青梅街道] 新宿駅西口(スバルビル,コクーンタワー向かい) 2014.1.18
(画像提供:6621様)


■さよなら6140号車,日光線リバイバルツアーを開催。

1993(平成5)年3月17日に納車され在籍が20年以上経過した6140号車「日野セレガGJ:U-RU3FTAB」、 2014(平成26)年春にとうとう引退することが公式発表された。

この6140号車の引退を記念して、 「さよなら6140号車日光線リバイバルツアー」と銘打った特別企画ツアーが関東バス主催で2014(平成26)年1月18日(土)に催行された。

1995(平成7)年3月18日に東武バスと共同運行で運行開始した日光線は、 残念ながら1997(平成9)年3月24日限りで廃止となったが、 6140はその時代を知るいわば生き証人でもある。 このたび、 その日光線の足跡を辿りながら6140号車を味わうというコンビネーション企画が実現、 多くのファンがこの特別企画に参加した。

往路は新宿駅西口を0740に発車後、 青梅街道から山手通り,環七通りを経由し、 鹿浜橋ICより首都高速川口線に入った後に東北自動車道を進んだ。

途中、行楽客で賑わう羽生パーキングエリアで休憩があり、 日光への観光客を乗せた観光車セレガと偶然に並ぶといった、 サプライズゲストとの共演シーンが見られた。

その後、ジェイ・バス宇都宮工場見学を経て、 東北自動車道,日光宇都宮道路を走行、 JR日光駅・東武日光駅を経由したのち国道120号線のいろは坂を力強く進み、 1330頃に中禅寺湖畔に到着した。

当日は気温3度という寒空の中、 晴天に恵まれた中禅寺湖畔で6140号車の記念撮影が行われ、 当時使用されていた日光線及び鬼怒川線サボ・行先再現などが行われるなど、 当時を偲ぶ企画はファンを喜ばせた。



※当ページに掲載の画像は特記無き限り、6621様よりご提供頂きました。
※ヘッドラインにて掲載済みの画像も一部再掲しております。
※画像提供を頂きました6621様,遠藤知生様,kbb12345様に、この場を借りまして心より御礼申し上げます。


この日は一世一代特送の日、 新宿へ向けて青梅街道を東進する6140を荻窪駅付近で捉えた。

6140 四面道→荻窪駅間 2014.1.18
(画像提供:kbb12345様)
6140は登場から20年以上が経過、練馬22ナンバーでは今や最若番かもしれない。
登録ナンバーとツアータイトルが印字された特製のボード。

6140 2014.1.18
(画像提供:kbb12345様)
途中の羽生PAでは、 '91年式の先輩:日野セレガのサプライズゲストによる並びが偶然実現した。

6140 羽生PA 2014.1.18
中禅寺湖畔における6140の形式写真。

6140 中禅寺湖畔 2014.1.18
6140の形式写真、リア側。

6140 中禅寺湖畔 2014.1.18
当時運行されていた日光東照宮行の再現が行われた。

6140(日光東照宮行) 中禅寺湖畔 2014.1.18


→「鬼怒川温泉駅」行の6140形式写真。

→「新宿西口」行も再現された。



復路は、大型車にとっては難所であるいろは坂のヘアピンカーブを通り、 日光カステラ本舗への立ち寄り羽生パーキングエリアでの休憩を挟んで帰京の途についた。

行楽地からの日帰り客で混み合う羽生パーキングエリアでは大変珍しくセレガが3台並び、 往路の同型車の並びと共に、 引退が迫る6140号車に華を添えた格好となった。

休憩後は東北自動車道,首都高速(川口線・中央環状線)を経由し、 予定通りの1830に新宿駅西口に到着となった。

往復の車中では、当時運行されていた日光線の乗務員エピソードやゲームなどが行われ、 終始和やかな雰囲気のリバイバルツアーとなり、 6140を良く知る世代や、 引退を知って集まったファンにとっても印象的な一日となったことだろう。


   
復路の羽生PAでは、 観光客を乗せたセレガが奇しくも3台並ぶシーンが見られた。

6140 羽生PA 2014.1.18
関東バス6140復路の羽生PAにて
6140の後方はサロン化され、 ゲーム当選の各種グッズが並べられるシーンがあった。

6140(車内画像) 2014.1.18



→観光仕様ならでは、6140車内後方サロンの拡大画像。

関東バス6140内部



■日光線・鬼怒川線がここに甦る。

日光線リバイバルツアー開催に関連して、 実際に1995〜98(平成7〜10)年にかけて運行されていた日光線・鬼怒川線用車両のご提供画像をご覧頂こう。

「新宿西口〜日光東照宮・鬼怒川温泉駅」用として観光用からコンバートされた4606〜4608、 そして旧塗装を纏う予備車の4609「日野ブルーリボンフルデッカ:P-RU638BB」の活躍した風景を思い起こして頂けると幸いである。


'97年の日光線廃止、'98年の鬼怒川線廃止により任を解かれ除籍となった直後の4606〜4608。

4606,4607,4608[青梅街道]
「日野ブルーリボンフルデッカ:P-RU638BB」1987(昭和62)年式
青梅街道営業所 1998.3
(画像提供:遠藤知生様)
関東バスに最後まで残った旧塗装車はこの4609だった。
右側面にまでサボ受けを用意し、 銀座→三鷹駅北口の深夜中距離バスを担当しながら日光線・鬼怒川線の予備車として存在していた。

4609[青梅街道]
「日野ブルーリボンフルデッカ:P-RU638BB」1987(昭和62)年式
青梅街道営業所 1996
(画像提供:遠藤知生様)





■さよなら6140。

関東バスに配属されてから驚異の20年超えを果たし、 "日野のビンテージセレガ"とファンの注目を集めるようになった6140が、 遂に引退を迎えることとなった。

今まで成田空港線で使用されてきた348「KL-RA552RBN」に代替の351「QRG-RU1ASCA」が導入され、 348が玉突きで観光仕様へコンバートされたことにより、 6140が遂に引退ということになった。
今回のリバイバルツアーでは高速や山岳地域など様々な条件下での走行となったが、 登場から20年目という節目を迎えたとは思えない快調な走りを見せた。

この関東バスの古豪:6140号車の労をねぎらいたいところである。



関東バス6140男体山

"お疲れさま6140号車" 男体山をバックに。
2014.1.18 中禅寺湖畔
(画像提供:6621様)



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