関東バスの基礎知識

関東バス車両の社番について

関東バス・アーカイブス「味わい」 特別企画



車両の隅や前後、室内に表記される記号+数字の列。これが関東バス(路線車)の社番となります。

関東バスA1130車番拡大

■関東バスの社番


□「A1130」とあるのが関東バスの社番となります。

・記号「A, B, C, D, E, K」は所属営業所名を示し、

・A→阿佐谷, B→武蔵野, C→青梅街道, D→丸山, E→五日市街道, K→ケイビーバス丸山(※)

 となっており、アルファベットによりどの営業所に所属であるかがわかるようになっています。
 また、記号の後には数字(4桁もしくは3桁)が続き、 おおむね車種別に番号が振り分けられています。


※ケイビーバスは2009(平成21)年11月1日に関東バスへ経営統合されたため、 現在では「K」表記は消滅しています。

■3-4桁の数字が持つ意味


□アルファベットに続く数値が4桁の場合は大型車の場合に適用され、 40年以上に渡っておおよそ以下のように分類されてきました。

・千の位が「1」, 百の位が「5」(1500番台)はいすゞ車

・千の位が「2」(2000番台)は三菱車

・千の位が「7,8」(7000番台,8000番台)は日野車

・千の位が「その他」の場合は日産ディーゼル車


※ただし2009(平成21)年6月に登場した1400代は「三菱ふそうエアロスター」のため、 通常の考えで付番すれば千の位が「2」が順当でしたが、 「1400番台」に整理されており考え方が崩れています。
※また、2010(平成22)年5月に登場した1600代は「日野ブルーリボンⅡ」のため、 通常の考えで付番すれば千の位が「7」「8」が順当でしたが、 「1600番台」に整理されており考え方が崩れています。
※ここ数年で付番方法に例外が見られるので、 現車確認の際にはこうした特殊例についても考慮が必要となっています。


□アルファベットに続く数値が3桁の場合は、 いわゆる「中型車」として区別されており、 おおよそ以下のように分類されています。

・百の位が「1,8」(100番台,800番台)は三菱車

・百の位が「7」(700番台)は日野車

・百の位が「9」(900番台)はいすゞ車

・百の位が「その他」の場合は日産ディーゼル車

※ただし2008(平成20)年11月に登場した「すぎ丸・かえで路線」用の日野ポンチョは、 通常の考えで付番すれば百の位が「7」が順当でしたが、 「158~160」に整理されており考え方が崩れています。
※途中欠番について:例えば「A3489」は3400代の車両で、 01番から通し番号ということになります。 ただし42,49番は欠番のため、 3400代で実際には通算87台目の車両となります。
※各形式の詳細については、 一度TOPページへ戻り、 アーカイブのページをご覧下さい。




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