関東バス形式解説
旧2000代(2060〜2066)「MP117M」
関東バス2061型式写真
2061「MP117M」 銀行前(現:東急百貨店前) 1990.8.24



1960年代後半より富士重ボディの日産車が主流となっていったが、 その過渡期である1964〜68(昭和39〜43)年にかけては富士重ボディの三菱車である旧2000代「MR470」2017〜2058が大量導入されていた。 そして、1973(昭和48)年から始まった旧1000代「U20L」の大量増備により更に他メーカー車の存在が薄くなっていったが、 こうした中で1979(昭和54)年、旧2000代「MR470」のうち青梅街道に最後まで残っていた2050〜2054,2057〜2058の代替用として、 同じ三菱車である旧2000代「MP117M」が登場した。

注目なのは社番で、2059を欠番としているが基本的に「MR470」からの続番で登場しており、 2060〜2066という付番は三菱車であることを印象付けている。

敢えて富士重3E車体を架装しているために三菱純正車体の同型式「通称ブルドック」とは外観が全く異なり、 同時期に登場した旧1000代「U20L」の最後期型である1217〜と同様であるが、 後部エンジンルーバーが日産車よりも大きく、 社番表記が非常扉にかかってしまっているため容易に判別は可能である。 また一部車両では後部の社番表記を省略するケースも見られた。

1979(昭和54)年式の2060,2061は試作冷房車、2062,2063は非冷房車、 そして1980(昭和55)年式の2064〜2066は冷房車でそれぞれ登場したため仕様が異なるが、 型式はどれも同じである。

2062,2063は非冷房車であったために、 1987(昭和62)年完全冷房化により車齢が8年程度と若いにも関わらず廃車となった。 他の車両も1990(平成2)年に全て廃車となったが、 これらの直接置き換えられた車両は3400代「U-UA440HSN」となったため、 1995(平成7)年に2000代「U-MP218K」が登場するまでの間、 関東バスの路線車に三菱車の配置が一時的に無くなった。

関東バス2061リア画像 2061 (リア・右側面) 
銀行前(現:東急百貨店前)〜八幡前間 1990.8.24
関東バス2060リア画像 2060は車体後部の社番表記を省略しており、異彩を放っていた。
2060 (リア・右側面) 
青梅街道営業所 1990.8.24



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