関東バスでは3扉車の日野HIMR=8000代以来のハイブリッド車となる、 日野ブルーリボンハイブリッドがお目見えした。 D8011「2SG-HL2ANBP」 中野駅北口 2018.8.31 (Photo:Ajiwai) ■23年振りにハイブリッド車が登場。日野自動車といすゞ自動車のバス事業における業務提携以降も、 日野のハイブリッド車についてはブルーリボンシティタイプの専用ボディを架装していたが、 2015(平成27)年12月1日から発売開始されたモデルからは、 いすゞエルガタイプの車体と共通化が図られた。 その後日野自動車では、 排出ガス規制の強化(通称ポストポスト新長期規制の適用)に伴い、 ブルーリボンハイブリッドのマイナーチェンジが行われたが、 今までブルーリボンシティやブルーリボンハイブリッドを採用してこなかった関東バスが、 このたび導入に踏み切った。 関東バスではかつて丸山営業所に所属していた日野HIMRの8000代 「U-HT2MLAH改,U-HT2MLAH」があったが、 以降はハイブリッド車の導入はなく、 1995(平成7)年8月に納車されたD8002以来、 関東バスとしては23年振りの出来事となった。 社番は8010代が与えられ、 D8011とD8012の2台が2018(平成30)年8月21,28日にそれぞれ投入された。 車両型式は平成27年度燃費基準+15%達成車となる日野ブルーリボンハイブリッドの「2SG-HL2ANBP」、 給油タンクはD8011とD8012が標準仕様の左側に設置となっている。 8010代ではモデルチェンジに際して新規設定された仕様である、 Pro Shiftと呼ばれる新6速AMT*が採用された。 (*:Automated Manual Transmission) 中扉以降の座席配置は2人掛けベースの都市型仕様で、 ラッシュ型は採用されていない。 2018(平成30)年12月19日には、 D7006「KL-HR1JNEE」の代替として3台目となるD8013が納車、 外観塗色が夜行高速バス等で使用されるものと同等の特別仕様車となった。 給油タンクはD8011とD8012とは異なり右側に設置、 D8013の車内モケットはハイバックシートではないが新デザインの柄が採用されたほか、 中扉の仕切板には後部座席用の案内用液晶モニターが設置されて、 車内の案内モニターは前面窓上部、運転士席直後、中扉直後の計3台となった。 D8011が8月29日午前中の 宿02「新宿駅西口~丸山営業所」を皮切りに営業運転を始めたほか、 D8012は8月30日に一部運用された後、 9月1日から「丸山営業所→江古田の森」(中27-1)出庫便から 中25「中野駅~練馬駅」を中心とした運用で本格的に営業運転を開始した。 また、D8013については、 12月22日より「丸山営業所→練馬駅」(中25-1)出庫便から 中25「中野駅~練馬駅」にて終日使用される運用でのデビューとなった。 形式写真 DETAILS D8011フロント正面 D8011リア正面 D8011サイドビュー(左側面) D8011サイドビュー(右側面) D8012フロント正面 D8012リア正面 D8012サイドビュー(左側面) D8012サイドビュー(右側面) D8013フロント正面 D8013リア正面 D8013サイドビュー(左側面) D8013サイドビュー(右側面) →8010代の車両配置表はこちら |
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