関東バス路線解説
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花小金井駅を後にする境16武蔵境駅行。 2010(平成22)年11月16日より終日運行が取りやめとなり、花小金井エリアで関東バスを見る機会が激減している。 B1310 花小金井駅南口〜花小金井間 2012.5.27 (Photo:Ajiwai)
境16「武蔵境駅〜花小金井駅南口」は、
西武新宿線花小金井駅南口駅前ロータリーの供用開始に合わせ、
2000(平成12)年4月1日に新設された系統である。
花小金井駅南口の駅前ロータリーが出来る以前は、 折り返すスペースが無かったことから花小金井駅東側の踏切を縦断する形で境11「武蔵境駅〜小平合同庁舎」, 境14「武蔵境駅〜多摩六都科学館」が設定されていたが、 境11,境14は短縮・分割される形で廃止となり、 境16「武蔵境駅〜花小金井駅南口」と 花10「花小金井駅南口〜多摩六都科学館」に再編された。 その後しばらくは利用者の低迷によってダイヤ改正のたびにじわじわと減便が続きつつ、 大きく変化することなく推移していた境16であるが、 2010(平成22)年11月16日のダイヤ改正で境17「武蔵境駅〜ヴィーガーデン西東京」が運行開始となったことに伴い、 決定的な転機を迎えた。 元IHI(石川島播磨重工業)跡地に高層の集合住宅が完成し境17が新設された際、 武蔵境駅〜桜堤団地口間が重複している境12,境16「武蔵境駅〜向台町五丁目,花小金井駅南口」 の運行回数を境17が吸収する形のダイヤが設定された。 特に境16については、 大半が境17へ付け替えられた形となり大幅減回、 ※平日25→6(-19),土曜22→5(-17),日祭23→5(-18) そして終日運行も取りやめとなってしまった。 ここまで運行回数が削減されてしまうと日常の利用には差し支える状況で、 減回→利用者離れが進むといった悪循環に陥ってしまう形となった。 こうして一気に衰退の一途を辿ってしまった境16の、 今後の推移が非常に気になるところだ。
境16の運行について(武蔵境駅基準:2012.5.28改正) 運行回数 平日6回、土曜・日祭5回 0654,0754,0854,1751,1843,1936(平日) 0836,0942,1048,1415,1515(土曜・日祭) 境16の出入庫路線 第五小学校→武蔵野大学→武蔵境駅 (鷹30-2) 武蔵境駅→武蔵野大学→武蔵野営業所 (鷹30-1) ※境12「武蔵境駅〜向台町五丁目」、 境17「武蔵境駅〜ヴィーガーデン西東京」とセットダイヤ →境16関連の詳細路線図はこちら 経由する停留所名 ※リンクのある停留所名をクリックすると画像を見ることができます。 ※同じ停留所でも花小金井駅南口方面、武蔵境駅方面で別画像に分けています。 ※「武蔵境駅〜上水北公園前、新町五丁目、小金井公園北口」の停留所画像は、KANTO MUSASHINO[B5154]様よりご提供頂きました。 この場をお借りして心より御礼申し上げます。 境16武蔵境駅→花小金井駅南口 武蔵境駅 →境一丁目 →境三丁目 →境桜通り →武蔵高校 →境四丁目 →境橋 →桜堤団地口 →スポーツセンター入口 →上水北公園前 →小金井公園東口 →上向台 →旧:花小金井南三丁目, 現:小金井公園北口 →水道筋 →花小金井南二丁目 →花小金井南一丁目 →花小金井 →花小金井駅南口 境16花小金井駅南口→武蔵境駅 花小金井駅南口 →花小金井 →花小金井南一丁目 →花小金井南二丁目 →水道筋 →旧:花小金井南三丁目, 現:小金井公園北口, →上向台 →向台町五丁目 →おおぞら公園西 →新町五丁目 →桜堤団地口 →境橋 →境四丁目 →武蔵高校 →境桜通り →市民会館 →武蔵境駅 | ||||
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