関東バス・アーカイブス「味わい」
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関東バス関連の最新情報を画像付きでお伝えします

関東バス_C020が転属
荻窪病院シャトル専用車だったC025が除籍となり代替で丸山からD020が転属、C020となった。
C020は11/13より荻窪病院シャトルにて運用を開始した。
C020 西荻窪駅入口交差点 2023.11.17
(画像提供:三鷹様)


■10~11月の除籍、新車、転属情報。

2023(令和5)年10月に入り、様々な車両の動きがみられた。

■E812,E813が除籍、代替はE929,E930

10月13日にE812「PA-MK27FH」が除籍となり、 代替としてE929(杉並200か・1 91)が五日市街道営業所へ到着、 その後E813も除籍となり代替でE930(杉並200か・1 92)が10月19日に到着した。
今回登場したE929,E930はドライバー異常時対応システム (EDSS) に自動検知機能を追加した、 関東バスでは新型式となる「2KG-LR290J5」となった。 運転士に対する習熟期間を確保したためか五日市街道営業所の第二車庫奥にしばらく留置されていたが、 11月には営業運転を開始している。

→除籍となったE812の姿。隣に映るE813も追って除籍となった。
(画像提供:三鷹様)

■C2120,C2121が除籍、代替はC2475,C2476

11月2日にC2120「PJ-MP37JK」が青梅街道営業所の立野橋車庫にて除籍されていることを確認した。 代替でC2475「2PG-MP38FKFV」(練馬200か37-38)が到着している。 その後、C2121が11月6日に追って除籍されていることを確認、翌7日にはC2476(練馬200か37-39)が代替として到着した。

C2121は2022(令和4)年4月に交通事故に遭い前面を損傷し、修理のため約半年間運用を離脱していたが、 運用復帰から約1年で除籍となった。 今回のC2120,C2121除籍により、計26台が導入された2100代も残すところあと3台(C2124~C2126)となった。 C2475,C2476は荻窪駅発着路線のほか 西10,西50「西荻窪駅~吉祥寺駅,井荻駅」で運用される姿も確認している。

→登録ナンバーを外されて立野橋の車庫に留置中のC2121。
(画像提供:三鷹様)
→登録ナンバーを交付され、所属先となる青梅街道営業所へ向かうC2476。
(画像提供:阿03の人様)

■E2477,E2478が納車、E352,E353が丸山へ転属、そして・・・

五日市街道では続いて新車が到着、E2477「2PG-MP38FKFV」(杉並200か・1 95)の代替として E352「PB-RM360GAN」が10月末の時点で丸山営業所へ転属、 D352として丸山管内で11月5日より 練21「練馬駅~練馬駅(南蔵院循環)」にて運用を開始している。
その後11月7日にはC2476と共にE2478(杉並200か・1 96)が到着したが、 玉突きでE353が11月8日の時点で丸山営業所へ移動、 D353として翌9日には 高70「高円寺駅~丸山営業所」→ 練21「練馬駅~練馬駅(南蔵院循環)」→ 百01「高田馬場駅~東中野駅」の流れで早速運用入りしている。

→C2476と同日の11/7にE2478が納車された。
(画像提供:阿03の人様)
→丸山管内で11/5より運用を開始したD352。
(画像提供:阿03の人様)
→D352に続きD353も丸山管内で運用を開始した。
(画像提供:kbb12345様)

E352,E353がD352,D253となったことに伴い、 丸山営業所に配属されていた元ムーバスのD021「ADG-HX6JLAE」が10月31日時点で除籍(登録ナンバーを撤去)されているのを確認した。また、同じく元ムーバス車両だったD020は青梅街道へ転出、 C020となった代わりに青梅街道に配属されていたC025「BDG-HX6JLAE」が除籍となった。 C020,D352,D353の3台は、転属に伴う登録ナンバーの変更はない。

C025は10月27日の時点で青梅街道営業所の立野橋にある車庫にて、登録ナンバーが外された状態で留置中の姿がみられた。 C025は9月に車両故障を起こして運用を離脱、予備車のC157「PA-ME17DF」が荻窪病院シャトルバスを連日代走する姿が見られていた。 C025は修理のうえ復帰するとの話もあったようだが遭えなく除籍となった。
D021についても車両の不具合があったとみられ、4月時点から運用を離脱していた。 丸山営業所の奥で部品取りともみられる状態で留置が続いていたが、 このたびD352の転入に伴い除籍となった。

更に、E353が丸山への転属によりD353となったことに伴い、D020「ADG-HX6JLAE」が青梅街道へ転属、 C020として新たに荻窪病院シャトルバスとして11月13日より使用が開始された。 予備車のC157が荻窪病院シャトルバスを代走していた間、 元はなバスのBN-6「PA-ME17DF」が常駐していた五日市街道営業所から青梅街道営業所へ移動し、 C157の定位置となっていた立野橋車庫の隅で待機をしていたほか、 荻窪病院シャトルバスにも使用されていた。
BN-6は武蔵野営業所に1年以上留置されていたが、8月に五日市街道営業所へ停泊地を移動したばかりだった。 C020の青梅街道営業所への転入によりBN-6は一旦五日市街道営業所へ戻ったが、 定期運用を持たないBN-6の今後の去就が気になるところだ。

→荻窪病院シャトルバスに使用されてきたC025が除籍となった。
(画像提供:三鷹様)
→C157がC025の代走として9~10月は連日運用されていた。
(画像提供:三鷹様)
→荻窪病院シャトルバスの予備車としてBN-6が青梅街道へ移動してきた。
(画像提供:三鷹様)
→C020がC025の代替として荻窪病院シャトルバスを担当するようになった。
(画像提供:三鷹様)

(情報提供:三鷹様, たけ様, 阿03の人様, kbb12345様, ふじもん様 | 2023/11/17)


■関東バスフレンドまつりを4年振りに開催。

関東バス_フレンドまつりB3008とかんにゃん。
11月12日、関東バスフレンドまつりが4年振りに五日市街道営業所にて開催された。
会場ではB3008と「かんにゃん。」が同一ファインダーに納まった。
B3008 五日市街道営業所 2023.11.12
(画像提供:ふじもん様)


2023(令和5)年11月12日、第17回となる関東バスフレンドまつりが4年振りに開催された。
開催場所は4年前と同様、五日市街道営業所の第二車庫側で開催された。

展示車両は、3扉車のB3008「U-UA440HSN」のほか、 車椅子対応のエレベーターを搭載した貸切仕様の8号車「2TG-MS06GP」 そして「かんにゃん。」フルラッピング仕様のA7109「LKG-KV234L3」の3台だった。
今回展示の車両はいずれも車内の見学が可能で、 運転席への着席体験もできたため好評だったようだ。
会場には「かんにゃん。」も登場し、展示された各車両と同じファインダーに納まる光景がみられた。

B3008については点検用パネルを開いた状態で展示され、 内部の機器類等が見られるようになっていた。 また、部品販売も行われ、法令改正により各車両から撤去された運転士名札差しや、 先日除籍となったD021車体後部のルーバー、131号車のナンバープレート、音声案内装置等が販売されていた。
その他、昨今の運転士不足のためか、会社説明用のブースが新たに設けられた一方、 例年見られた子ども向けのヨーヨーすくいやストラックアウトのブースはみられなかった。

→関東バスフレンドまつり当日の朝、B3008は8時前には会場へ到着して準備が行われていた。
(画像提供:kbaat様)
→B3008は点検用パネルを全開にした状態で展示された。
(画像提供:三鷹様)
→エレベーター搭載の8号車も会場へ駆けつけた。
(画像提供:ふじもん様)
→「かんにゃん。」フルラッピング仕様のA7109と「かんにゃん。」のコラボ。
(画像提供:三鷹様)

(情報提供:ふじもん様, 三鷹様, kbaat様 | 2023/11/12)





■B7253が登場、代替の除籍はB1216。

関東バス_B7253登場
8月4日に日野ブルーリボンのB7253が到着した。
'23年度はいすゞエルガのB1969が登場しており、7250代と1950代の平行投入がどこまで進むか注目される。
B7253 向台町五丁目 2023.9.9
(Photo:Ajiwai)


2023(令和5)年8月に入り、武蔵野営業所へ追加の新車が投入された。
8月4日にB7253(多摩200か38-22)が武蔵野営業所へ納車され、 代替としてB1216「PKG-RA274KAN」が除籍となった。
今回登場したB7253はドライバー異常時対応システム(EDSS)に自動検知機能が追加された 「2RG-KV290Q4」へ型式変更となった。 座席配置は中扉以降の2列が1人席となるラッシュ型 (定員89人:内訳は座席24人+立席64人+乗務員1人)が1950代では一貫して採用されている。 また、保安基準改正に基づき、新法規に適合したバックモニター&バックカメラが標準装備になった模様だが、 B1969とは異なりB7253にはバックカメラにフードが取り付けられている。
武蔵野営業所へは、5月30日にB7253と統合車種となるいすゞエルガのB1969「2RG-LV290Q4」が先に投入されており、 今回のB7253投入により日野ブルーリボンといすゞエルガの長尺車が共に出揃った。

B7253の代替で除籍となったB1216は、 8月3日に除籍へ向けた準備が開始されて5日に搬出された。 B1216の除籍に際しては第五小学校に移動することなく、 武蔵野営業所を出発するまでそのまま本車庫にて留置されたのが特筆される。
除籍後は、8月17日時点で道南バス苫小牧営業所にて関東バス塗装のまま留置されているとの目撃情報が早速入っている。

一方話題がそれるが、8月20日より乗務員の名札の車内掲出が全営業所で廃止となり、 今まで取り付けられていた登録番号付きの名札入れが撤去された。 代わりに新たに社番と営業所名が書かれたシールに置き換わっており、 車内前方に貼られていたオリジナルフォントの社番が消されて見られなくなった。

→営業運転を開始したB7253。1日1回のみ運行の桜堤団地へ向けて出庫する姿。
(Photo:Ajiwai)

→B7253の型式写真を掲載開始です。
→今年度導入のB1969形式写真も併せて掲載開始です。

(情報提供:三鷹様 | 2023/8/4,2023/9/18記事追加)


■横浜・八景島シーパラダイス直行バスが運行開始

関東バス_湾02運行開始
8/20の運行開始初日には、吉祥寺駅北口にて出発式典が催された。
吉祥寺駅北口 2023.8.20
(画像提供:三鷹様)


2023(令和5)年8月20日より、 「横浜・八景島シーパラダイス直行バス」の運行が開始された。
系統番号はお台場直行バスの続番で湾02が割り当てられ、 通常便の運行区間は「西武柳沢駅~横浜・八景島シーパラダイス」となるが、 臨時便や増便では適宜、武蔵野営業所や吉祥寺駅発着も設定される。
途中で武蔵野営業所、吉祥寺駅、高井戸駅に停車し、 所要時間は吉祥寺駅~横浜・八景島シーパラダイス間で1時間30~50分が想定されている。

今回の横浜・八景島シーパラダイス直行バス運行開始に伴い、 お台場直行バス:湾01「武蔵野営業所・吉祥寺駅~有明ガーデン」と共に吉祥寺駅の発着停留所が変更され、 今まで西10「西荻窪駅~吉祥寺駅」や 吉81,吉80「吉祥寺駅~上石神井駅,青梅街道営業所」が発着している3番停留所から、 吉53「吉祥寺駅~柳沢駅」などが発着する2番停留所へ変更された。

2番停留所は吉祥寺駅北口のロータリーを超えた場所にあることから、 今までのようにロータリーを周回して井の頭通りへ出ることが出来なくなるが、 直行バスは吉祥寺駅発車後は平和通りから吉祥寺通りへ右折し、 八幡宮前交差点を右折して五日市街道~環八通りを経由する経路へと変更された。
※復路も五日市街道経由、吉祥寺駅北交差点を左折し吉祥寺駅北口へ至る
高井戸ICから首都高速4号線に入ると、 西新宿JCTより中央環状線(C2)に入りここから羽田空港までは空港連絡バスと同じルート、 そこから先はそのまま川崎浮島JCT~大黒JCT~三渓園と湾岸線(B)を進み、 幸浦出口を出て八景島へ向かうルートである。

ちなみに西武柳沢駅では、 吉55「吉祥寺駅~柳沢駅(武蔵野市役所経由)」が1日1回しか使用していなかった3番停留所から発着、 西武柳沢駅~吉祥寺駅間の経路は一般路線バスの 吉53「吉祥寺駅~柳沢駅」などが通る千駄山住宅は経由せず、 出発後すぐに左折して青梅街道に出る経路となっている。 その後は東伏見にて右折、伏見通り~関前三丁目を左折し五日市街道を経由して吉祥寺駅に至る。

運行開始初日となる8月20日には吉祥寺駅1000発の特別便が設定され、 特別便の出発に合わせて9時40分頃から吉祥寺駅2番停留所付近で式典が執り行われた。

使用車両は基本的に2階建てバスの120号車「KC-MU612TA」にて運用されるが、 8月20日は運行開始記念式典の実施に合わせて120号車による特別便を運行するため、 西武柳沢駅0735発~吉祥寺駅0805発の通常便はお台場直行バスで使用されている634号車「BKG-MS96JP」が代走した。 そのため、お台場直行バスにも代走が発生、 お台場直行バスは297号車「KL-RA552RBN」が代走した。
今回の横浜・八景島シーパラダイス直行バス運行開始に合わせたのか、 2022(令和4)年5月に故障して以来そのままとなっていた120号車の前面LED表示が修理され、 機能が回復していることを確認した。

このたび運行開始した横浜・八景島シーパラダイス直行バスは、原則土曜・休日のみ運行予定だが、 8月20~31日の夏休み期間は毎日運行、 そして横浜・八景島シーパラダイスでの「花火シンフォニア」開催により、 9月16日(土),17日(日),23日(土),10月1日(日)には「武蔵野営業所・吉祥寺駅~横浜・八景島シーパラダイス」間の臨時便が運行される。また、直行バス利用者は八景島シーパラダイスで最大800円の割引券が希望者に配布されるなど、利用促進に向けた施策が多く行われている。
※武蔵野営業所1337発→吉祥寺駅1350発→高井戸駅1410発→横浜・八景島シーパラダイス1540着
※横浜・八景島シーパラダイス2040発→高井戸駅2150着→吉祥寺駅2210着→武蔵野営業所2223着


→運行開始初日、直行バス運行開始の特別便に充当され、吉祥寺駅にて待機中の120号車。
(画像提供:三鷹様)
→横浜・八景島シーパラダイス直行バス通常便を634号車が代走したため、お台場直行バスは297号車が代走した。
(画像提供:うえぴっぴ様)
→直行バスの運行開始をPRした前面垂れ幕が、武蔵野・青梅街道の一部車両に装着されている。
(画像提供:三鷹様)

→「横浜・八景島シーパラダイス直行バス」の専用ページを制作中です。

(情報提供:三鷹様, うえぴっぴ様, ふじもん様 | 2023/8/20,2023/9/18記事追加)








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