羽田空港と関東バス

空港連絡バスの解説 | エクスプレス関東アーカイブス

EXPRESS KANTO ARCHIVES



羽田空港にて待機中の関東バス車両。
131[青梅街道]
「日野セレガFD:KC-RU3FSCB」羽田空港沖合駐車場(現廃止) 2003.1.1


■比較的歴史の新しい空港連絡バス。

関東バスによる空港連絡バスの運行は比較的歴史が新しく、 2001(平成13)年7月13日に「吉祥寺駅~羽田空港」「吉祥寺駅~成田空港」間で運行開始したのが最初である。

その後2002(平成14)年3月20日から「中野駅~羽田空港(その後中野駅~練馬駅間延伸)」の路線も開設したが、 利用者数が堅調な吉祥寺駅発着とは対照的に中野駅発着路線は利用者数低迷のため中野駅発着からは撤退、 東京空港交通の単独運行となった。 現在関東バスでは、空港連絡バスは吉祥寺駅発着路線のみ運行を行っている。

羽田空港,成田空港発着路線は共に関東バス青梅街道営業所による運行となっており、 羽田空港用の運行を想定して2000(平成12)年2月に中古で投入された131 「日野セレガFD:KC-RU3FSCB」、 2001(平成13)年4月に成田空港路線用として投入の348,350 「日産ディーゼルスペースウイング:KL-RA552RBN」を筆頭に、 貸切仕様からの転用改造車で予備車を別途確保する形で空港連絡バスの運行体制が整備された。

運行開始からしばらくは131,348,350が空港連絡バスの運行を主に担当し大勢に変更は見られなかったが、 2010(平成22)年10月21日改正により羽田空港線の関東バス担当分が1.5往復から3往復へ増加したことから、 132「日野セレガHD:LKG-RU1ESBA」が新たに増備されたことが特筆される。 ちなみに132は関東バスが投入した最初のポスト新長期規制車「LKG-車」である。

その後は、使用可能最終日が迫った131の代替として、 日野セレガのマイナーチェンジ版で型式が「QPG-RU1ESBA」となった133を2012(平成24)年5月28日に追加投入したが、 131は延命試験実施により使用年数13年を超えて継続検査を実施、 予備車ながら現役続行となった。

また2013(平成25)年10月16日には、 成田空港線用の新車として351「日野セレガHD:QRG-RU1ASCA」が登場し既存の348が運用を離脱、 348は貸切仕様となって在籍が20年を超えた6140「U-RU3FTAB」が2014(平成26)年3月11日に除籍となり、 成田空港線用車両の初の置き換えが見られた。

その後、2014(平成26)年12月5日には352「日野セレガHD:QRG-RU1ASCA」が納車された。

352は既存の350を置き換えるものと思われたが350は存置、 実際には羽田空港線用だった132が運用を離脱し貸切仕様に転用されたため、 玉突きで貸切仕様となっていた475「KC-RU3FSCB」が除籍されるという意外な展開となった。

結果として、空港連絡バスとしては現在のところ5台の体制となっている。

空港連絡バス131 吉祥寺駅~羽田空港間の空港連絡バスとして長らく主役を務めた131だったが、 後継の133登場により予備車となった。
しかし132の貸切仕様への転用に伴い、羽田空港線にて再び使用されるなど復活劇もみられたが、 その後'16年1月には武蔵野に転属した。

131[青梅街道]
「日野セレガFD/日野車体工業:KC-RU3FSCB」
羽田空港沖合駐車場(現廃止) 2003.1.1
空港連絡バス348 吉祥寺駅~羽田空港間の空港連絡バス用として登場した348。
'13年10月に代替となる351が到着したことから、貸切用へ転用された。

348[青梅街道]
「日産ディーゼルスペースウイング/FHI1M:KL-RA552RBN」
成田空港第13駐車場 2005.3.11
空港連絡バス350 348と同時納車の350は、 現在も成田空港線で使用されている。

350[青梅街道]
「日産ディーゼルスペースウイング/FHI1M:KL-RA552RBN」
成田空港第1ターミナル 2011.5.29
(Photo:Ajiwai)
空港連絡バス132 2010(平成22)年10月21日改正により羽田空港線の関東バス担当分が3回へ増加したことから、
「131」の続番の位置付けで希望ナンバーにて「132」を取得した増備車が到着した。
その後'15には貸切仕様へ転用されており、 羽田空港線の運用を離脱した。

132[青梅街道]
「日野セレガHD/J-BUS:LKG-RU1ESBA」
青梅街道営業所 2010.10.18
(画像提供:6621様)
空港連絡バス133 131の置き換え用として2012(平成24)年5月に投入された133。6/11より営業運転が開始された。

133[青梅街道]
「日野セレガHD/J-BUS:QPG-RU1ESBA」
羽田空港国際線ターミナル 2012.6.11
(Photo:Ajiwai)
空港連絡バス351 成田空港線も置き換えが発生した。
348の代替で登場した351は、羽田空港線用とは異なり最後部にトイレ設備がある。

351[青梅街道]
「日野セレガHD/J-BUS:QRG-RU1ASCA」
吉祥寺駅北交差点 2014.1.19
(Photo:Ajiwai)


→空港連絡バスの車両配置表(現役車両編)

→空港連絡バスの車両配置表(除籍車両編)



空港連絡バス
「吉祥寺駅~羽田空港」「吉祥寺駅~成田空港」の運行について


※2001(平成13)年7月13日運行開始
 小田急バス・京成バス・京浜急行バス・東京空港交通と共同運行


関東バス運行分(2011.5.16改正)

「吉祥寺駅~羽田空港」
吉祥寺駅発:0520, 0820, 1540
羽田空港国際線ターミナル発:1110, 1820, 2220
羽田空港第2ターミナル発:1120, 1830, 2230
羽田空港第1ターミナル発:1125, 1835, 2235

「吉祥寺駅~成田空港」
吉祥寺駅発:0630, 1430
成田空港第2ターミナル発:1050, 1830
成田空港第1ターミナル発:1055, 1835




■関東バス(旧ケイビーバス)が撤退した空港連絡バス路線


2001(平成13)年7月より運行開始した吉祥寺駅発着の空港連絡バスに続き、 2002(平成14)年3月20日からは中野駅発着の空港連絡バスの運行を開始した。
運行開始当初は1日9往復体制でスタートし、 関東バス・京王バス・東京空港交通が各3往復ずつ担当したが、 早朝の羽田空港行きと夜間の羽田空港発以外の時間帯で利用率が低迷し、 低調なスタートとなってしまった。

その後、早朝の羽田空港行きと夜間の羽田空港発の各3回については練馬駅北口へ延伸したが、 それ以外の時間帯における利用者低迷により、 2006(平成18)年7月13日限りで撤退ということになった。


2006(平成18)年7月13日限りで(練馬駅・中野駅~羽田空港)からは撤退した。 画像は関東バスによって運行されていた頃、 もともとは貸切仕様で空港線予備へコンバートされた6139と、 こちらも過去のものとなったJAS機(A300-600R,JALへ移籍後退役済)との組み合わせ。

6139[青梅街道]
「日野セレガGJ:U-RU3FTAB」1993(平成5)年式
羽田空港沖合駐車場(現廃止) 2002.11.2
2003(平成15)年6月にケイビーバスへ移管後は、 深夜中距離バスで使用されていた5770,5771が転属し中野駅発着路線に充当されるようになった。
特に5770は側面に「AIRPORT EXPRESS KB」と表記されるようになった。

5770[ケイビーバス丸山]
「三菱エアロクイーンK タイプII:U-MS729S改」1991(平成3)年式
羽田空港国内線第1ターミナル 2004.2.29
(画像提供:atb models様)

→「AIRPORT EXPRESS KB」ロゴのアップ


「中野・羽田空港線」
(練馬駅・中野駅~羽田空港)

※2002(平成14)年3月20日運行開始,京王電鉄バス(現:京王バス東)・東京空港交通と共同運行

※2003(平成15)年6月18日に関東バスからケイビーバスへ路線移管
→1日9往復のうち3往復を中野駅北口~野方駅北口~練馬駅北口間で延伸

※2005(平成17)年7月1日、京王バス東が撤退
→羽田空港行4回,羽田空港発6回へ減便

※2006(平成18)年7月13日限りでケイビーバス撤退
→羽田空港行2回,羽田空港発7回へ変更
→東京空港交通の単独運行となる



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