関東バス形式解説
7010代(7011〜7018)「P-HT233BA, U-HT2MLAA」
関東バス7014型式写真
7014[丸山]「P-HT233BA:1987(昭和62)年式」 高円寺駅北口 1999.2.26

1985(昭和60)年から1987(昭和62)年にかけて、 関東バスの完全冷房化を目指すために3200代「P-U32K」が全営業所に集中導入されたが、 1987(昭和62)年度の丸山営業所投入分については3200代ではなく、 日野車である新登場の7010代「P-HT233BA」となった。

当時の関東バスは車体が原則富士重工製という方針が貫かれていたため、 旧7000代と同様に日野/富士重という比較的少数派である組み合わせで登場したことに多くの注目が集まったが、 この7010代が結果として最後の非冷房車となったいた丸山の旧7000代非冷房車「RE121」7003〜7006を置き換え、 完全冷房化の最終増備車であることはあまり知られていない。

外観構成は日産車である3200代と仕様が共通化され区別がほとんど付かない状況となっているが、 車体右側(非公式側)後部ルーバーの形状が日野車特有の「通称ポリタンク型:変則五角形」となっている点が3200代とは大きく異なり、 これが7010代の特徴となっている。

また、運転手のクラッチ操作による負担軽減を目的として導入が検討されていたオートマティックトランスミッションの試作車となっており、 7010代が後の3400,5100代「E-MATIC」本格導入への足がかりとなった。

1990(平成2)年、旧7000代冷房車「RE121改」7001,7002が代替時期となり、 1989(平成元)年排出ガス規制に適合し'90年より発売開始となった3400代「U-UA440HSN」3411,3412で代替されたが、 本来は日野車による置き換えが考えられていたとみられ、 翌年の1991(平成3)年11月に7010代の続番として7017,7018が登場した。

7017,7018の大きな変更点は1989(平成元)年排出ガス規制に適合したことで、 これに合わせる形で車体モデルも富士重7Eへ変更された点である。 日野/富士重7E架装の例は全国的にもごく僅かなことや、 型式と外観が大きく変わったが続番で登場したこともあり、 異端車として知られる存在となった。

7011〜7016は2000(平成12)年3月までに600代「KC-RN210CSN」や丸山への3400代転属による玉突き転配等で全廃、 後に登場の7017,7018については、 2005(平成17)年に登場した7000代「PK-HR7JPAE」D7007,D7008に置き換えられ姿を消した。


関東バス7014リア画像 7014[丸山](リア・右側面) 
高円寺駅北口 1999.2.26

形態分類
関東バス7017形式写真 関東バス7017リア画像 写真左:7017[丸山]「U-HT2MLAA:1991(平成3)年式」
7017,7018は富士重7E車体へフルモデルチェンジされた。
北野神社 1992.2.9
   
写真右:7017[丸山](リア・右側面)
エンジン寸法の影響から非常扉位置が前寄りとなっているため、その右隣が固定窓となっている。
丸山営業所 1992.2.9



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