関東バス型式解説 300代

「U-RM210GSN」


関東バスE305型式写真

後ろから2枚目の側窓寸法が半分となり、
先に投入された200代よりも更に小型化した300代。

E305「U-RM210GSN」
五日市街道営業所 2008.4.6
(画像提供:6621様)※許可を得て撮影

■旧100代の後継車種、200代を更に小型化し富士重8Eボディとなる。


1994(平成6)年1月、 主に烏01「烏山~久我山病院」で使用されてきた旧100代「K-RM80G」の代替として登場し、 300代が付番された。

300代の型式は「U-RM210GSN」で「RM」となっているが、 300代置き換え前に主に烏01で活躍していた旧100代も「RM」を名乗っていたほか、 五日市街道に配属されていた旧100代5台を300代5台で置き換えており、 名実共に旧100代の後継車種である。

前後扉などの基本的な構成はほぼ200代「U-RP210GAN改」と変わらないが、 200代の各部寸法を詰めた形となっており、 新たに富士重工R18系車体(8E)といわれる車体となった。 側窓の割付や車幅を見ると差異が確認できた。

300代は主に烏01で使用された他、 200代に代わり荻51「荻窪駅~荻窪団地」で中心的に使用されたが、 投入当初は高40,高41「高円寺駅~野方,野方~五日市街道営業所」の運用実績もある。

300代は1993(平成5)年度式の2台「E301,E302」が2006(平成18)年12月に除籍となったほか、 1995(平成7)年度式「E303~E305」が2008(平成20)年6~7月にかけて「E354~E356」へ置き換えられたため関東バスでは型式消滅したが、 「E301,E302」は大島旅客自動車へ移籍、「E305」は茨城オート(現:茨城交通)に移籍し、 今でも活躍する姿を見ることができる。


関東バスE304リア画像 E304 (リア・右側面) 
五日市街道営業所 2008.4.9
(Photo:Ajiwai)


DETAILS

E305フロント正面
(画像提供:6621様)
E305リア正面
(画像提供:6621様)


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