関東バス形式解説
旧3000代(3001〜3086)「K-U31K」
関東バス3001型式写真
なぜ3001のみ登録番号が他車よりも新しいのか、未だに解明されていない。

3001[阿佐谷]「K-U31K:1980(昭和55)年式」 阿佐谷営業所〜第九小学校間 1990.11.3


1973(昭和48)年に登場した旧1000代「U20L」以来、 途中からは旧1000代の短尺バージョンである6100代「U20H」を加えながら富士重3E車体に架装された日産ディーゼル車が大量に導入されたが、 1979(昭和54)年排出ガス規制に適合した車両にモデルチェンジが行われることとなり、 1980(昭和55)年に登場したのが旧3000代,旧5000代である。

旧5000代が旧1000代の後継車種、若干車長が短い旧3000代が旧6100代の後継車種といった位置付けと見られ、 旧5000代と同時並行で1984(昭和59)年まで計84両が投入された。

外観は従来と同じ富士重3E車体で構成に大きな変化はないが、 前後部の方向幕が系統表示と一体となった大型のものになり印象が変わった。 車内では1980(昭和55)年式の初期車3001〜3023のみ中扉〜後扉間のシートが従来通りの横向き(三方シート)となっていたが、 次年度導入の3024以降は全て前向きのシートへ変更された。

投入年次の違いで大きな変更点は、1982(昭和57)年途中からの車体モデル変更である。 3001〜3055までは富士重3E車体であったが、3056からは型式こそ変更はないが車体がフルモデルチェンジされ、 新たに富士重5E車体が架装された。 1979(昭和54)年に試作車が登場し一躍ブームとなった省エネ電車:国鉄201系に採用された「ブラックフェイス」をデザインに採り入れた形で、 前後方向幕周りの処理を黒系に変更、 行先表示幕も併せて黒字に白文字へと変更されたが、 これが関東バスにおいてLED車が投入されるまでの標準仕様となった。

1985(昭和60)年より3200代「P-U32K」の投入が始まった後も関東バスにおける一般汎用車として主要路線で幅広く使用されていたが、 後継となる3400代「U-UA440HSN」の登場により代替が進み、1997(平成9)年に全廃となった。


関東バス3001リア画像 3001[阿佐谷](リア・右側面) 
下井草駅 1990.11.3

形態分類
関東バス3011形式写真 関東バス3011リア画像 写真左:3011[青梅街道]「1980(昭和55)年式」
3001〜3055は富士重3E車体となっている。
荻窪駅北口 1991.11.23

   
写真右:3011[青梅街道]
1980(昭和55)年式の3001〜3023は後部が三方シートであった。
荻窪駅北口 1991.11.23
関東バス3056形式写真 関東バス3056リア画像 写真左:3056[丸山]「1982(昭和57)年式」
3056〜は富士重5E車体へフルモデルチェンジされた。
下徳田橋 1990.11.23

写真右:3056[丸山]
3056〜3061は側窓後部のガーニッシュが黒色となっている。
下徳田橋 1990.11.23
関東バス3076形式写真 関東バス3076リア画像 写真左:3076[武蔵野]「1984(昭和59)年式」
3062〜3086は後扉後部のガーニッシュ形状が変更となった。    
3076〜3078は鷹21用サボ受けがある。
市民文化会館入口(武蔵野中央交差点) 1992.2.9
   
写真右:3076[武蔵野]
3062〜3086は非公式側(右側面)の側窓後部ガーニッシュが省略された。
市民文化会館入口 1992.1.11



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