いすゞエルガミオがフルモデルチェンジとなったが、 関東バスでは920代として導入された。 A921「SKG-LR290J2」 石神井公園駅南口 2016.12.28 (Photo:Ajiwai) ■いすゞエルガミオのフルモデルチェンジ車が関東バスにも登場。いすゞ自動車では2015(平成27)年8月18日からいすゞ(新)エルガを発売、 関東バスでは1900代や1950代が登場しているが、 中型車についてもフルモデルチェンジ版となるいすゞ(新)エルガミオが2016(平成28)年4月5日より発売開始され、 関東バスとしては新区分番台となる920代が2016(平成28)年12月15日に阿佐谷営業所に到着した。 いすゞ(新)エルガミオのトランスミッション仕様は、 AMT(自動変速式マニュアルトランスミッション)のみ選択可能となり、 アリソン社製のAT(オートマティックトランスミッション)は設定されなかった。 このため丸山営業所に導入された統合車種の日野(新)レインボー:D711「SKG-KR290J2」と同様にAMT仕様での納車となった。 タイヤハウス部分に設置される燃料タンクは、 D711とは異なりメーカー標準の左側となった。 車内の座席配置は、 中扉以降の座席が1-1-2-5席となるラッシュ型となっているほか、 '16年度導入車の特徴として5席ある最後部の中央座席のモケット材質がざらつきのあるものとなり、 色も青系の淡色となり他の席と区別されるようになったのが特徴である。 A921は12月下旬より阿50「阿佐ヶ谷駅~石神井公園駅」にて営業運転を開始した。 920代は2017(平成29)年に入ると増備が続き、 '16年度にはA923まで投入されたほか、 '17年度においてはA924が8月9日に到着した。 '17年9月1日に強化された排出ガス規制(いわゆるポストポスト新長期排出ガス規制)を前に、 関東バスでは800代を名乗る三菱ふそうエアロミディ「TKG-MK27FHF」の生産が8月末をもって終了となった。 このことに関連し、 いままで中型車が800代に統一されていた青梅街道営業所にC925,C926が納車され、 青梅街道営業所の一般路線車としては初めてとなるいすゞ車が登場した。 927以降はポストポスト新長期規制に適合モデル「2KG-LR290J3」にマイナーチェンジ、 五日市街道営業所にもエルガミオが導入されたことが特筆される。 形式写真 DETAILS A921フロント正面 A921リア正面 A921サイドビュー(左側面) A921サイドビュー(右側面) →920代の車両配置表はこちら |
関東バス・アーカイブス「味わい」 | 関東バス車両・現有車両編まで戻る ←EXIT 画像の著作権は撮影者に帰属します。画像の無断使用や二次加工を禁止します。 画像は著作権保護のための処理を行っております。 Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is strictly prohibited. Copyright(c)Ajiwai. All Rights Reserved. |