関東バス型式解説 710代

「SKG-KR290J2」


関東バスD711型式写真

フルモデルチェンジとなった日野(新)ブルーリボンの中型車版として、 16年5月6日から発売開始の日野(新)レインボーが関東バスにも登場した。

D711「SKG-KR290J2」
新井中野通り(新井交差点) 2016.12.14
(Photo:Ajiwai)

■日野レインボーのフルモデルチェンジ車が遂に登場。


いすゞ自動車では2015(平成27)年8月18日からいすゞ(新)エルガを発売、 日野自動車からも(新)ブルーリボンとして同年9月1日から新モデルが発売開始となり、 関東バスではそれぞれ1900代,7200代として納車された。 一方、これらの中型車についてもフルモデルチェンジを実施、 いすゞ自動車からは(新)エルガミオが2016(平成28)年4月5日より発売を開始されたほか、 日野自動車からは(新)レインボーが同年5月6日より発売開始となった。

関東バスでは日野(新)レインボーが先に投入され、 新区分番台:710代として丸山営業所へD711の1台が2016(平成28)年10月18日に到着した。

710代は、 メーカー仕様はAMT(自動変速式マニュアルトランスミッション)のみ選択可能となり、 アリソン社製のAT(オートマティックトランスミッション)は設定されなかったため、 結果として関東バスで初となるAMT仕様車となった。

タイヤハウス部分に設置される燃料タンクは、 メーカーオプションの右側となっている。

710代はD711の1台のみの存在で、 登場当初は平日朝のみ設定されていた中13「中野駅~新井薬師前駅」や 百01「高田馬場駅~東中野駅」に重点的に使用された。
しかし中13は2020(令和2)年3月13日の運行をもって休止、 百01では元ムーバスのD021,D022「ADG-HX6JLAE」が使用されるようになったため、 現在では阿佐谷営業所から丸山営業所に移管された 宿08「中野駅~新宿駅西口」で主に使用されている。

その他、 宿02「新宿駅西口~丸山営業所」や 池11「池袋駅西口~中野駅」の運用実績もある。




形式写真

関東バスD711形式写真リア フルモデルチェンジした日野レインボー。右タンク仕様で導入された。

D711「SKG-KR290J2」
中野駅北口 2016.12.14
(Photo:Ajiwai)




DETAILS

D711フロント正面
D711リア正面
D711サイドビュー(左側面)
D711サイドビュー(右側面)



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