7100代は投入された台数は14台と少ないが、 9年間に渡り断続的に投入が続けられた。 D7101「PJ-KV234L1」 新宿西口 2010.11.29 (Photo:Ajiwai) ■いすゞエルガと統合車種で平行投入。2005(平成17)年よりいすゞエルガと統合車種である「日野ブルーリボンⅡ」が登場したが、 2005(平成17)年度までは中型車ベースの長尺7000代「日野レインボーHR 10.5mタイプ:KL-HR1JNEE~PK-HR7JPAE」を導入していた。 しかし2006(平成18)年度である5月に導入された車両から「日野ブルーリボンⅡ」に切り替えられ、 新たに7100代が付番された。 型式は2004(平成16)年新短期規制適合の「PJ-KV234L1」となっており、 最初に投入されたD7101,D7102を除き国土交通省認定標準仕様車となっている。 「日野ブルーリボンⅡ」は「いすゞエルガ」と統合車種であるためいすゞ車との外観上の判別が非常に困難となったが、 2008(平成20)年式のD7104~D7106は「日野ブルーリボンⅡ」の前照灯のみ上下2段式ライトから左右各1灯ずつに変更されたため、 識別が容易となった。 その他、2008(平成20)年度導入車「PKG-KV234L2」の変更点は他車種とも共通であるが、 前面社紋の復活、Non Step Busのロゴをカタカナに変更、リア面の乗降中表示に車椅子対応中の表示を追加、 05年度国土交通省標準認定仕様対応などとなっている。 その後2010(平成22)年7月には2年振りに追加でD7107,D7108が登場し、 前面社紋付近の塗り分けが簡素化された前面デザインとなったほか、 2011(平成23)年式ではポスト新長期規制適合のマイナーチェンジ車「LKG-KV234L3」となってA7109が登場、 阿佐谷へ初めて7100代が投入された。 このA7109は、 右側の側窓のうち2,3番目が逆T字型ではなく固定窓となっているのが特徴で、 これは日野のメーカー標準仕様が採用されたが、 この採用例は全国的には少数派で珍しい。 ちなみにその後2014-15(平成26-27)年度に丸山へ追加で投入されたD7110以降「QPG-KV234L3」は、 右側窓が従来の逆T字型に戻っている。 現在はA7109を除く13台が丸山に配属され、 丸山管内では中野駅発着系統である 池11,中25,中27,中28,中41,(中20)「中野駅~池袋駅西口,練馬駅,江古田の森,江古田駅」 と関連する出入庫路線を中心に運用されている。 一方、阿佐谷に配属のA7109については、 納車翌日の2011(平成23)年7月27日より阿01「阿佐谷駅~中村橋」に使用されたことを皮切りに、 阿佐ヶ谷駅,荻窪駅発着路線や宿05,中01「新宿駅西口,中野駅~野方駅」を中心に運用されていたが、 2012(平成24)年4月に中野に開設した明治大学中野キャンパスのフルラッピングとなった以降、 明大中野(明治大学付属中野中学校・高等学校)の特定輸送に使用される頻度が高まり、 一般路線で活躍する姿があまり見られなくなった。 その後2016(平成28)年には関東バスのキャラクター「かんにゃん。」のフルラッピング仕様となり、 関東バス公式HP上で運行時刻が公表されたうえで宿05,中01にて限定運用されることもあったが、 現在はなかなか一般路線に出てこないためレアな車両となっている。
形態分類 DETAILS →D7101フロント正面 →D7101リア正面 →D7101サイドビュー(左側面) →D7101サイドビュー(右側面) →A7109フロント正面 →A7109リア正面 →A7109サイドビュー(左側面) →A7109サイドビュー(右側面) →7100代の車両配置表はこちら | ||||
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