関東バス型式解説 2200代(2201~2210)

「PKG-AA274KANRN」


関東バスC2201型式写真

エアロスターS市販第一号車として納入されたのが関東バスC2201である。

C2201「PKG-AA274KANRN」
吉祥寺駅北口 2013.9.7
(Photo:Ajiwai)

■日産ディーゼルからのOEM供給により三菱車を名乗る2200代。


2005(平成17)年排ガス新長期規制に適合した1200代「日産ディーゼルRA:PKG-RA274KAN」が関東バスには2006(平成18)年7月より導入が開始されているが、 日産ディーゼルからOEM供給を受けた「三菱エアロスター-S:PKG-AA274KANRN」が2007(平成19)年5月21日より発売開始となり、 その第一号納入車として2007(平成19)年5月24日に投入されたのが2200代C2201である。

2200代は大型の三菱車を多数保有する青梅街道営業所に集中配置され、 2007(平成19)年度はメーカー納入第一号車であるC2201のみであったが、 2008(平成20)年度にはC2202~C2210が登場し一気に導入が進んだ。 しかし計10台が配置されたところで投入が終了となった。

日産車からのOEM供給であることにより1200代と外観上の違いは全く見られないが、 2007(平成19)年度導入のC2201と2008(平成20)年度導入のC2202~C2210では投入年次の違いによる差異が各所に見られ、 前面社紋の復活、 Non Step Busのロゴをカタカナに変更、 リア面のコンビネーションランプを汎用型に変更、 ナンバー取り付け台座の簡素化、 乗降中表示に車椅子対応中の表示を追加などが変更点として挙げられる。

2200代は原則、 荻40「荻窪駅~立教女学院」を除く管内の全路線で運用されている。

最初に投入されたC2201だが、 2015(平成27)年5月に車体更正工事を施工された際に前面が社紋に変更された。


関東バスC2201リア画像 C2201 (リア・右側面) 

荻窪駅北口 2008.10.15
(Photo:Ajiwai)

形態分類

関東バスC2202型式写真 C2202「PKG-AA274KANRN」
08年式である2202から前面社紋が復活した。

荻窪駅北口 2008.10.15
(Photo:Ajiwai)
関東バスC2202リア画像 C2202 (リア・右側面)
07年式とは各部のディテールが異なる。

荻窪駅北口 2013.2.11
(Photo:Ajiwai)


DETAILS

C2201フロント正面
C2201リア正面
C2201サイドビュー(左側面)
C2201サイドビュー(右側面)



→2200代の車両配置表はこちら


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