フルモデルチェンジとなったいすゞ(新)エルガの長尺版が関東バスにも登場、 1950代が付番された。 B1952「QPG-LV290Q1」 三鷹駅北口 2016.12.28 (Photo:Ajiwai) ■1900代に引き続き、いすゞ(新)エルガの長尺版が新たに登場。いすゞ(新)エルガのB1901~B1903が2015(平成27)年12月から翌年1月にかけて武蔵野営業所へ到着、 その後2016(平成28)年9月7日には阿佐谷営業所へA1904,A1905が投入されるなど、 1900代の投入が本格化したばかりだが、 2016(平成28)年10月27日には1900代の長尺版となる1950代が武蔵野営業所に登場した。 1950代については、 アリソン社製のAT(オートマティックトランスミッション)を採用、 重量車の平成27年度燃費基準より+5%達成ということで、 排出ガス識別記号は1900代の「QDG-」とは異なり「QPG-」車となった。 今回一連のモデルチェンジ車では、 前輪のタイヤハウス部分に燃料タンクが設置されるが、 1950代ではB1901~B1903に引き続き特注となる右側タンク仕様を選択、 運転士直後の座席が無いタイプとなっている点が特筆される。 この右タンク仕様を選択したことに関連して、 給油口のある右側面の一番前方と次位の側窓が2連で固定窓となっているため、 これが外観上の大きな特徴となっている。 ちなみに統合車種となる日野(新)ブルーリボンのD7201~D7206「QDG-KV290N1」は、 B1901~B1903,B1951~B1954と同じ右タンク仕様、 しかし阿佐谷営業所へ投入されたA1904,A1905や丸山営業所へ追加導入されたD7207,D7208はメーカー標準の左タンク仕様となるなど、 任意にタンク配置が選択されているのが特徴的だ。 この1950代は中扉以降の座席が1-1-1-2-5席となるラッシュ型の「15標準仕様ノンステップバス」に適合している。 '16年度にB1951~B1954の4台を投入、 '17年度にはB1955~B1957、 そして'18年度にはB1958が追加投入されるなどじわじわと増備が進んでいる。 1950代は車体長が11.13mもありホイールベースが6.0mと非常に長いが、 充当される路線は特に限定されることなく、 武蔵野営業所の主力車両として活躍している。 2022(令和4)年度からはいすゞエルガと統合車種となる日野ブルーリボンの7250代と同時並行で投入されるようになった。 形式写真 DETAILS B1951フロント正面 B1951リア正面 B1951サイドビュー(左側面) B1951サイドビュー(右側面) B1955フロント正面 B1955リア正面 B1955サイドビュー(左側面) B1955サイドビュー(右側面) B1969フロント正面 B1969リア正面 B1969サイドビュー(左側面) B1969サイドビュー(右側面) →1950代の車両配置表はこちら |
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