長らく日産ディーゼル中心の投入が続いていた関東バスだが、 '05年からいすゞエルガが本格的に投入開始となった。 A1521「PJ-LV234L1」 阿佐谷営業所 2006.6.10 (画像提供:ATB MODELS様) ■関東バスに本格参入したいすゞのパイロット車種。従来から製造されてきたいすゞキュービックから、 1998(平成10)年排出ガス長期規制を機に2000(平成12)年にフルモデルチェンジしたのがいすゞエルガであるが、 関東バスにおける導入は2006(平成18)年2月が最初となった。 型式はA1521~A1525が2004(平成16)年新短期規制適合の「PJ-LV234L1」、 A1526~A1531が2005(平成17)年新長期規制適合の「PKG-LV234L2」となっており、 その後の増備車を含め1520代全ての在籍車が国土交通省認定標準仕様車である。 社番は1996(平成8)年に登場した1510代「KC-LT333J改」に続き無理やり1500番台に押し込められ1520代となった。 2004(平成16)年より日野ブルーリボンⅡと統合車種となったため、 日野車との外観上の判別が非常に困難となったが、 2008(平成20)年からは日野ブルーリボンⅡの前照灯のみ上下2段式ライトから左右各1灯ずつに変更されたため、 識別が可能となった。 1520代は2006,2008(平成18,20)年に断続的に阿佐谷営業所へ配属されたが、 その後2010(平成22)年10月にはポスト新長期規制適合車であるA1532「LKG-LV234L3」が新たに投入されたほか、 2013(平成25)年11月からはA1533~A1539「QPG-LV234L3」やAT車バージョンの A1540,A1541「QKG-LV234L3」も追加投入されており、 現在では計21台が全て阿佐谷営業所に集結している。 ちなみにA1532~は車内座席レイアウトがメーカー側で「ラッシュ型」と呼ばれる仕様の座席削減レイアウトとなっており、 中扉から最後部座席までの座席配置は、 1-1-1-2-5席となっているのが特徴である。 そして「ラッシュ型」座席配置で05国土交通省認定標準仕様ノンステップバスとなっている。 1520代は同時並行で投入が行われた1200代「PKG-RA274KAN」と同等に 阿50「阿佐ヶ谷駅~石神井公園駅」、 K01「中野駅~八成小学校」 以外のほぼ全ての系統で幅広く運用されている。
形態分類
DETAILS A1521フロント正面 A1521リア正面 A1521サイドビュー(左側面) A1521サイドビュー(右側面) A1532フロント正面 A1532リア正面 A1532サイドビュー(左側面) A1532サイドビュー(右側面) A1533フロント正面 A1533リア正面 A1533サイドビュー(右側面) 安全運転訓練車2フロント正面 →1520代の車両配置表はこちら | ||||||||||||
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