関東バス型式解説 110代

「SDG-HX9JLBE」


関東バスE111型式写真

関東バス一般塗装の日野ポンチョは2015(平成27)年3月に初登場となった。
110代が付番されて登録ナンバーの交付を受けた直後のE111。

E111「SDG-HX9JLBE」
練馬自動車検査登録事務所 2015.3.4
(Photo:Ajiwai) ※敷地外より撮影

■関東バス一般塗装の日野ポンチョが登場。


2002(平成14)年6月1日より運行を開始した、 高45,新02「高円寺駅,新高円寺駅~永福町」(松ノ木線) 専用車だった150代初期車の置き換えを目的として、 2015(平成27)年3月に導入されたのが110代「日野ポンチョ:SDG-HX9JLBE」である。

関東バスでは、 運行を受託しているムーバス用やすぎ丸用として日野ポンチョを2007(平成19)年から導入しているが、 一般路線車用として導入されたのはこの110代が初めてとなった。

今までの関東バスにおける付番ルールを考慮すると、 すぎ丸かえで路線「西荻窪駅~久我山駅」用として青梅街道に配置されているC158~C160 「日野ポンチョ:BDG-HX6JLAE」の続番となるか、 もしくは関連した社番が想定されたが、 110代ということで空番に押し込められた点が趣味的には興味深い。

松ノ木線運行開始時に導入されたのはE151~E153「KK-ME17DF」の3台だが、 E151が晩年に車両不具合が頻発したことを受けて、 2013(平成25)年1月に元なかのん用だったA154「PA-ME17DF」が転属したため、 110代の投入は2台のみとなった。 松ノ木線を担当する車両はE111,E112,E154の陣容で推移したが、 その後2019(令和元)年8月にはE154が除籍され、 代替として元ムーバスのE020「ADG-HX6JLAE」,E023,E024「BDG-HX6JLAE」も松ノ木線を担当している。

一方、共同運行している京王バス東永福町営業所の所属車両でも世代交代が行われ、 2015(平成27)年9月には関東バス110代と同型の D21561,D21562 「日野ポンチョ:SDG-HX9JLBE」を導入、 その後D21650,D21651が追加増備されて日野ポンチョに統一された。




形式写真

関東バスE111形式写真 写真左:E111「SDG-HX9JLBE」
E111はE112と共に松ノ木線専用車として活躍している。
E111 高円寺駅南口 2015.4.5
(Photo:Ajiwai)
関東バスE111リア画像
E111 (リア・右側面) 
永福町 2015.8.16
(Photo:Ajiwai)
関東バスE112形式写真 E112 「SDG-HX9JLBE」 
E112は3/23に納車され、先代の松ノ木線専用車E153を置き換えた。
永福町 2015.4.5
(Photo:Ajiwai)
関東バスE112リア画像 E112 (リア・右側面) 
高円寺駅南口 2015.4.5
(Photo:Ajiwai)




DETAILS

E111フロント正面(登場直後の姿)
(画像提供:練馬急行様)
E111リア正面(登場直後の姿)
(画像提供:練馬急行様)
E111サイドビュー(左側面・登場直後の姿)
E111サイドビュー(右側面・登場直後の姿)
(画像提供:練馬急行様)

E112フロント正面
E112リア正面
E112サイドビュー(左側面)
E112サイドビュー(右側面)



→110代の車両配置表はこちら


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