北海道拓殖バスE321

元関東バス車両「その後」追跡調査

北海道へ渡った関東バス車両(拓殖バス編)2012



2012(平成24)年には、E321~E323とC1107が北海道拓殖バスに移籍した。 
元E321 北海道拓殖バス本社営業所 2012.8.8
(画像提供:とかち大好き様)


2009(平成21)年度に関東バスから移籍した 元1000代「KC-JP250NTN改」を皮切りに、 2011(平成23)年にはC2001「U-MP218K」が移籍するなど、 関東バスファンから一気に脚光を浴びる存在となった北海道拓殖バス。 このたび2012(平成24)年にも更に関東バスから4台が追加で移籍して来た。

拓殖バスへ移籍した元関東バス車両について、 2012年版の詳細ページを新規制作したので、 以下の通りまとめてご覧頂きたい。

※ご提供頂いた画像群は全て、公道上もしくは特別に許可を得て撮影を行ったものです。



■関東バスE321,E322,E323「KK-RM252GAN」
→北海道拓殖バス「198,195,194」



拓殖バス198(元関東バスE321) 元E321は関東バスを除籍後早速拓殖バスへ移籍、「198」となった。
所属は新得となった。

「198」新得営業所 2012.8.17
(画像提供:とかち大好き様)
拓殖バス198リア(元関東バスE321) 元E321のリア画像。関東バスからの移籍車は元社番が再表記されているのが特徴。

「198」新得営業所 2012.8.17
(画像提供:とかち大好き様)

拓殖バス195(元関東バスE322) 元E322はE321と同じく新得営業所管内で運用開始された。

「195」鹿追営業所(許可を得て撮影) 2012.8.8
(画像提供:とかち大好き様)
拓殖バス195リア(元関東バスE322) 元E322のリア画像。

「195」鹿追営業所(許可を得て撮影) 2012.8.8
(画像提供:とかち大好き様)

拓殖バス194(元関東バスE323) 元E323は本社所属とみられる。元320代は3台全車が拓殖バスへ移籍となった。

「194」拓殖バス本社営業所(敷地外より撮影) 2012.7.26
(画像提供:とかち大好き様)
拓殖バス194(元関東バスE323)リア 元E323、拓殖バス移籍後のリア画像。

「194」帯広駅前(帯広駅バスターミナル) 2013.11.17
(Photo:Ajiwai)


2012(平成24)年6,7月にかけて関東バスを除籍となった
元320代「KK-RM252GAN」の3台全車が北海道拓殖バスへ移籍、 2012(平成24)年7月21日よりE322が新得営業所管内で早速運用を開始したのを皮切りに、 E323は7月25日頃に本社所属で運用、 E321はE322と同じく新得営業所管内で8月13日よりそれぞれ使用が開始された。

移籍した3台について、登録番号は以下の通りとなっている。

E321→(帯広200か・1 98) 新得営業所所属
E322→(帯広200か・1 95) 新得営業所所属
E323→(帯広200か・1 94) 本社営業所所属

移籍に際しての変更点は、 車体はラッピングによる変更とバンパー類の塗色が赤色に変更された以外はほぼ原型を留めており、 関東バス除籍時に撤去されなかったLED表示器がそのまま使用されている。 しかしフォントはROMの関係からかゴシック書体に変更となった。

また関東バスからの移籍車はC2001の入籍を期に元社番が再度表記されたが、 今回の元320代についても元社番が再表記されており、 種車の識別が容易な状況である。

→関東バスから移籍した拓殖バス車両に関する皆様からの画像や情報は、引き続きお待ちしております。


■関東バスC1107「KC-UA460KAM」
→北海道拓殖バス「196」



拓殖バス196(元関東バスC1107) 元C1107が拓殖バスへ移籍、従来車とは異なる赤一色のデザインが印象的である。

「196」 音更町内 2012.8.13
(画像提供:とかち大好き様)
拓殖バス196リア(元関東バスC1107) 元C1107のリア画像。前後面が赤一色となり、インパクトのある印象となった。

「196」 音更町内(木野大通西9交差点) 2012.8.13
(画像提供:とかち大好き様)


2012(平成24)年6,7月に関東バスから引退となった、 1100代初期車「KC-UA460KAM」のうち、 青梅街道に所属していたC1107についても拓殖バスへ移籍、 7月中旬に転用改造中の姿を当サイトのヘッドラインにて紹介したが、 8月13日より本社営業所管内で早速運用を開始した。

新しい登録ナンバーについては、 以下の通りとなっている。

C1107→(帯広200か・1 96)


外装はラッピング対応となっているのは従前と同様であるが、 前後面の色については拓殖バスに所属している従来車では見られない赤一色となっており、 非常に印象的な姿となった。
ちなみに、 側面窓上の赤色の破線ラインについては関東バス時代のものをそのまま活用しており、 もともとは"KANTO BUS CO.,LTD."となっていた部分が"TAKUSYOKU BUS"に書き替えられたのみとなっているのが、 趣味的には非常に面白い。

今後拓殖バスにノンステップ車が追加投入された際に、 このC1107と同様のデザインが踏襲されるかが今から気になるところだ。

→関東バスから移籍した拓殖バス車両に関する皆様からの画像や情報は、今後も引き続きお待ちしております。





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