関東バス最後の3扉車：B3008特送の記録 | 関東バス・アーカイブス「味わい」

■関東バス最後の3扉車：B3008特送の記録。

関東バス最後の3扉車となったB3008が、 2013(平成25)年9月14日に関東バス株式会社の主催で特送企画が実現、日頃活躍する武蔵野を離れて臨海副都心エリアに姿を見せた。

特送当日は三鷹駅北口（バス停は使用できないため、路上出発）を1000に出発後、青梅街道営業所に立ち寄り、立野橋の分車庫(通称B車庫)においてツアー参加者に対する特別撮影会が行われた。

ツアーのコースは、青梅街道営業所→早稲田通り→白山通り→内堀通り→東京駅→晴海通り→国道357号線→船の科学館の経路を辿り、わざわざ早稲田通りを経由し阿佐谷営業所前を通過するなどのサービスが行われた。その後は水道橋交差点を右折、数寄屋橋や銀座四丁目交差点などを通過し晴海のオリンピック選手村予定地付近をかすめながら、船の科学館へ到着した。

船の科学館で休憩後の帰路については、レインボーブリッジ→海岸通り→新橋駅→外堀通り→新宿通りを経由して新宿駅西口を通過、その後はわざわざ丸山営業所・五日市街道営業所を経由するルートを辿り、小滝橋通り→聖母通り→新青梅街道→丸山営業所→五日市街道営業所→三鷹駅となった。

今回実現したB3008の特送企画は、もう二度と実現することが無いかもしれない。

この大変貴重な特送の記録を、読者の皆様からご提供頂いた画像によって留めておきたい。

特送で三鷹駅に姿を見せたB3008。
突然現れたB3008にカメラを向け、ツアーに参加されたバスファンの期待が高まる瞬間だ。

三鷹駅北口
（画像提供：B5101様）

特送に先立ち、まずは青梅街道営業所に立ち寄り、
参加者限定の撮影会が行われた。　

青梅街道営業所
（画像提供: B5101様）

特送の目的地は船の科学館だったが、目的地へ移動中、水道橋交差点を右折する姿を捉えた。

水道橋交差点
（画像提供：練馬急行様）

臨海副都心に現れたB3008。ビーナスフォートと関東バスが同じファインダーに納まること自体が、違和感ありありである。青海一丁目交差点（画像提供:C5151様）
青海一丁目交差点を右折すると、目的地である船の科学館はもうすぐだ。青海一丁目交差点（画像提供:練馬急行様）

船の科学館に到着したB3008。ここでは昼食のため休憩時間が設けられた。

船の科学館駐車場
（画像提供：練馬急行様）

船の科学館駐車場で撮影された、 B3008の形式写真。

船の科学館駐車場
（画像提供：２０１系試作車様）

帰路はレインボーブリッジを経由、ゆりかもめと並走する一般道を通過した。レインボーブリッジ（画像提供:練馬急行様）
レインボーブリッジのループ線に差し掛かるB3008。東海道新幹線700系とのコラボレーションも新鮮だ。レインボーブリッジ（画像提供:練馬急行様）

帰路に就く途中、新宿駅西口ロータリーにもB3008は姿を見せた。
武蔵野に所属する車両はもちろん新宿駅には姿を見せないが、かつて3扉車が活躍していた頃の雰囲気を彷彿とさせた。

新宿駅西口
（画像提供:練馬急行様）

■特別企画のページは続々追加です。

→特別企画のトップページへ戻る